おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

秋深し…

2010年10月22日 | Weblog
気持ちの良い青空が広がってます。
でも、朝7時の気温は、マイナス2度でござった。
ニセコの空気は、初冬の趣なのでござります。

絶不調を脱したおぢ、薄皮をむくように日に日に回復しておりまする。
完治まであと少しでござろうか。
それにしても、長い風邪でござりました。

こんな酷いの生まれてはじめて、丸々初体験でござります。
辛かったぁ、ぐすん!!

きのうは、ご近所Sさんから、カレイをいただきました。
なんでも、船釣りに行ったそうな。
で、レシピを見ながら、から揚げにいたしました。

出刃包丁でヌメリを取って、背骨に沿って両面十字に切れ目を入れて、はらわた出して。
さらには、両面とも観音開きにして、軽く塩して、片栗粉を全体にまぶして、5分揚げましたです。
こうすると、骨まで柔らかく食べられる、ってことでレシピどおりにやりましたら、これがチョー美味!!

美味しいものは人を元気にいたします。
ってことで、回復へ向けて一歩一歩のおぢなのでござります。

さて、
大阪地検特捜部の大でっち上げ事件で、検事総長が記者会見したそうな。
検事総長ってお方が、記者会見するのを見たのは、初めてでござる。
TVにもさっぱり出てこない存在ってのも、考えてみればまことに異様でござった。

戦後の天皇が、神ではないですよ、とのたまった「人間宣言」みたいなもんか?
いずれにせよ、今回の事件は検察そのものが問われる前代未聞の大事件じゃ。
あるヤメ検が言っておったけど、「消防があちこちに火をつけて回ったような事件」なわけ。

こりゃもう、根本的に組織がおかしいってことだろう。
ここは、取調べの可視化、大阪地検、名古屋地検の廃止に加えて、検察を監視する組織が必要だってことだ。
一般人とはかけ離れた組織で、しかも極めて閉鎖的な社会、加えてとんでもない権限を持っておるわけで、チェック機能がなければ、今回のように無実の人を陥れる大暴走をしかねない。

ここは、大改革ってもんが必要だろうけど、たぶんムニャムニャじゃ。
この国では、「最後の勝者はお役人」というトンでもシステムがすっかり定着しておるしねぇ。
なんか変な国になっておりますなぁ、ニッポンというお国は。