午前8時の気温は、マイナス4度。天気は写真のように、ほぼピーカンでござる。爽やか穏やかな朝だよねぇ。
おぢの仕事、実はほぼ土、日で決着がつくことが多い。そんなことなもんだから、月曜日は解放感があるのでござる。それに加えて今朝のこの天気、なんかウキウキもしたりしまする。
そんなこんなの月曜朝の話題といえば、そりゃもう大阪市長選に大阪府知事選でござる。しかも、結果は、大阪維新の会の圧勝でござる。
民主党に自民党、さらには共産党という既成政党を敵に回してのこの大勝利。どんだけ大阪もニッポンも閉塞感に満ちておるか、象徴的な出来事と申せましょう。
公務員改革に挑む橋本さん、そりゃ大阪市役所の公務員の皆さんからしたら、とんでもない首長の誕生でござる。
その一方、一般庶民、一般サラリーマンからは拍手喝采でござる。なにせバブル崩壊以降、給料はほぼ下がりっぱなしなのに、その間も給料は増え続けた公務員、これに対する恨みつらみは計り知れませぬ。
公務員の給料が相対的にサラリーマンより高くなって、住民サービスが向上したとか、役所の対応が良くなったとかあるかぁ?
しかも、ここんとこいわれておるように、公務員の年金が3階建てで、加えて税金まで投入されておるとなれば、不公平感は募るばかりじゃ。
さらに、我がニッポン国では、いま入ってくるお金が40兆円しかないのに、借金して90兆円も使うという異常事態。日本一「生活保護」が受けやすいという大阪市なんぞ、似たりゴンベのチョー赤字体質でござる。
さらにさらに、大阪市職員には、関係の別枠入庁なんかがあるそうで、まことに不透明。ま、ヤクザの父がいたくらいの首長でないと、改革などできないとは思いますです。
それにしてもですが、自民党長期政権を倒したころの民主党に、世間はたいそうな期待をしたもんですが、実際は、ご承知ような体たらく。
だからもう、政治への関心を無くしたかというと、どうやら違ったのね。これまでの政治をひっくり返すような大阪維新の会に期待が集まっておるということ。
そんだけ既成政党は、庶民感覚、庶民の気持ちから乖離してしまっておるってことなのだろう。いずれにせよ、我がニッポン国、そう遠くない将来には、ちゃぶ台をひっくり返すような、「強烈な痛みを伴う大改革」をしないと経済破たんは免れない。
ギリシャだ、イタリアだ、スペインだ、そのうちニッポンだと言われる日はそう遠くないと思うけど、どうよ?