おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

資産の海外逃避が波及中

2011年11月07日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス6度。今朝もどんより曇り空でござる。室温は23度。その温度を支える薪ストーブは、連日しょぼしょぼ運転中でござる。

昨夜も寝る前に太めの薪を放り込んでおきましたです。そこへ、朝方もう1本入れると、ほどなく、ほやほや燃えてまいりましたです。

鋳物のストーブは、40度前後の温かさが昨夜から今朝まで、ずーっとキープされておったです。完全に冷えてしまうと温めるのに時間がかかりますけど、この程度の温度なら、すぐに部屋の温度も上がってくる。

長々使っておっていうのもなんですが、しみじみ「いいなぁ、薪ストーブ」と思うのでござる。しばらくは、このまま朝から晩までしょぼしょぼ燃やすのでござる。

昨年、しっかりした薪小屋を造ったせいか、薪はすっかり乾燥しておって、よく燃えまする。薪小屋を造っていただいたニセコのKさんに感謝でござる。

そういえば、外国映画、とりわけアメリカ映画では、男女の語らいはパチパチ燃える暖炉の前というのが通り相場。それも夏冬を問わずでござる。

冬は当然としても、夏でも薪を燃やすのが、いかにもアメリカ人でございます。そこで、くんずほぐれつのレスリングですから、AVでなくても汗まみれ。肉食アメリカ人、お好きにしたらいい。すっかり草食動物と化したおぢにはもはや無関係、シクシク。

さて、11月10日号の週刊文春に「日本人の『資産フライト』恐るべき実態!」とありましたです。ようは、「キャピタルフライト」(資産の海外逃避)だそうな。

ニッポン人が資産を「より安全な場所を求めて海外に」移しておるってことじゃ。おぢのように地味に豪ドル預金してるとかいうレベルではござりませぬ。

なんでも「中小企業のオーナーや、大手商社の30代、エリート霞が関官僚、個人資産を10億円以上もっている日本人の99%は、資産を海外に移していると思います」というのじゃ。

で共通点は「海外に資産を移すことで儲けてやろうという気持ちが希薄なこと。投資ではなく、資産をなんとか守るためのリスクヘッジなんです」という。

つまりは「日本人は、そこまで追い詰められている」そうな。ま、おぢと似たりゴンベのお方が、ニッポンにごっちゃりおったということでござる。

ただし、記事に書かれておるのは、数百万円の現金をスーツケースに入れて、海外に持ち出し、中国などの銀行に直接口座を開くケース。

シンガポールやタイ、中国などなど、海外へ資産を移しておるのだそうな。「ニッポンの銀行金利が低すぎることに加えて、日本経済の先行き不安、国家財政破たんのリスクが高まれば、円安やインフレ懸念も出てくる。そういった動きに敏感な一部の個人がすでに資産を海外に移している」ということだそうな。

いずれもニッポン国の国家財政の先行きに不安ってことでござる。ギリシャにイタリアときて、いよいよニッポンにも危機が迫っておるってことかねぇ。円高の今、資産の海外移転は、チャンスでもありまする。

ネット銀行の手数料をあれこれ比較して、海外預金もよろしいかと思いますです。豪ドル預金は、今も1年物は4.25%(住信SBI銀行)もありますぞぉ!!