おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

市長を査定する東村山市

2011年11月24日 | Weblog

午前8時の気温は、プラス3度と温かでござる。空も晴れ渡っておりまする。ではありますが、明け方にはざぁざぁ雨が降って、ここ数日で降り積もった雪も、すっかり融けておる。

本格的な冬へ向けて、いまは一進一退の状態でござる。身体がまだ冬に慣れてはいないせいか、これぐらい温かいと、ちょいとホッとしたりもいたします。このあたりが歳ってことなのでしょう。

きのうは夕方に温泉に行ったっきり、ほぼ丸一日、床に就いておりましたです。胃は痛いは、吐き気はするは、ようするに酒の呑み過ぎ。意地汚く呑んでしまって、酷いことになってました。

休肝日明けは、どうしても深酒になるんだわなぁ。困ったじいさんでござる。

さて、日本初「市長の査定」を市民が行うという、東村山市が大注目でござる。東京の東村山市で、「株主総会」が開かれ、市長のボーナスを市民の代表が査定したそうな

きのうの勤労感謝の日におこなった、というものなんかよろしい。加えて、市民が市長の市政運営を評価してボーナスの支給額を決めるというものいい。

それを株主総会と呼ぶのもいいね。市民は株主、その株主のために市長は頑張る、って発想、素晴らしいと思いますです。

その東村山市の渡部市長、「市民の皆さまに経営情報をきちんとお知らせして、ボーナスに、業績評価が反映させられる」と述べたとか。

ことと次第によっては、ボーナスが減ってしまうかもしれない渡部市長、たいそう勇気がありまする。やってきたことに自信がないと、こうはいきませぬ。

全国各地の知事やら市長も、こうした方法を導入すれば、のんべんだらりと仕事なんぞしてられません。ちゃんと市民の方を見て、しっかり仕事するに違いない。

ちゃんと経営情報を公開して、市民に仕事を査定してもらう。まことに分かりやすいです。こういうシステム、官僚さまにも導入できないもんかねぇ。

こんないいシステムができる一方、この国には、あまりに旧態然とした仕組みごっちゃり残っておる。それが、非効率、不透明、不可解な行政を生み出しておる。

ニッポン国は、利権に既得権益でカチンカチンのコンクリート状態。なんとかならんのかねぇ…