久々に早起きしておりまする。といってもまもなく午前6時。外はまだ、真っ暗で、気温はマイナス3度でござる。ちらちら雪も舞ってます。
ぐずぐずしておりました鼻かぜ、ようやく良化の気配でござる。ハニーさんも良くなってまいりましたです。どういうわけか今年の風邪、目の辺りがどうにもこうにも痒い。
おぢだけかと思いましたけど、けっこうあちこちに目が痒いとか申す人がいたりして、今年の風邪の特徴なのかねぇ? なんだかアレルギーみたいな風邪でござる。
さて、ご当地ではきのう発売の週刊現代11月26日号の、後半のグラビア特集、「静かなブーム 中村天風 怒らず 怖れず 悲しまず」を読みましたです。
ちょっとぉ、こういう凄いお方がおったのですなぁ。このお方の考え方というのがまさに「ポジティブ・シンキング」。きょうはこの方の本をお取り寄せして、「読まずにいられるか!」という気分の朝でござる。
この天風さん、「物事を悲観的に考えたり、取り越し苦労をしたりせず、どんな過酷な状況に置かれても、気持ちはつねに溌剌(はつらつ)と保っていることが幸福へ通じる」と考えるのだそうな。
なんともまことに分かりやすい。で、この天風さん、多くの方に影響を与えているそうな。古いところでは、松下幸之助、東郷平八郎、原敬に昭和天皇だそうな。
最近では、稲盛和夫や王貞治、長嶋茂雄から石田純一、松岡修造というから幅広い。ということで、多くの方に影響を与えておる。
曰く「どんなに気持ちが落ち込んでいても、そんなことはおくびにも出さず、明るく元気に振る舞って見せる。つまり『空元気を出す』のも一つの方法です。そんな態度や行動が次第に潜在意識を変えていき、空元気が本当の元気になってくる」
なんともわかりやすいではありませんか。そして、これら実践方法が「心身統一法」というのだそうな。この要点は、「人間の営みを自然の営みに同調させること」だそうな。この辺り、よくわかりませんけどね。
天風さんは「人生はこころ一つの置き場所」と言うそうな。つまりは不安にとらわれない、しなやかな強いこころが、人生を好転させるのだそうな。
そんなことを実践しつつ、92歳まで生きたというから、まさに有言実行の人でもあったのじゃ。
で、こうも言っておるそうな「40や50はもちろん、70、80になっても情熱を燃やさなきゃ。明日死を迎えるとしても、今日から幸福になって遅くない」
「どんな目にあっても、どんな苦しい目、どんな思いがけない大事にあっても、日常と少しも違わない、平然としてこれに対処する。これが私の言う積極的精神なんであります」
まさにポジティブ・シンキングでござる。ということで、これからアマゾンで天風さんの本をお取り寄せいたしまする。「明るく、楽しく、元気に」って単純であるからこそ、大事なことかもしれませぬ。