午前7時の気温は、マイナス10度。ニセコ界隈は連日、冷凍庫でござる。外はキンキンに冷えてます。我が家はじゃんじゃか、じゃんじゃか、惜しげもなく薪を燃やしてますから、いいようなもんですけど…
灯油を焚いておるご家庭は、節約せねばならんでしょうから、「どないな室温?」。などと思いを巡らせながら、半袖Tシャツでアイスをいただいたりする今日この頃でございます。スマン!!
昨夜は、リチャード・トネッティ氏が率いるオーストラリア室内管弦楽団の演奏会「ニセコ冬の音楽祭」を、初めて聞きに行ったのでござる。
ここんとこ毎年この時季、高名なバイオリニストにして、当該室内管弦楽団の芸術監督であるトネッティさんが、ご当地で公演をしておる。
11日は、ヒルトン、12日はHANAZONO308、そして昨夜はヒラフ・マウンテンセンターでござった。本格的なクラシックコンサートを拝聴するのは久々のこと。
たまには、こういうの、いいのよねぇ。聞き覚えのある曲といえば、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲ホ短調作品64ぐらいでしたけど…
それにしても、トネッティさん、たいへんな演奏家だなぁと、サル並みのおぢでもわかるほど。そんなお方がニセコを気に入って毎年来ていただけるって、まことに結構。
ニセコを侮ってはいけませんぞ!! 単なる田舎ではござりません、高名な音楽家も魅了するニセコの雪、恐るべし!!ってことでござる。
このほかに、大萩康司さんという、ニッポンの若手ナンバーワンギタリストが出演したり、津軽三味線の竹内獅士丸さんが出演したり。
なかでも大萩さんは、ハバナ国際ギター・コンクールという、ギターコンクールの最高峰で2位に輝いた実力の持ち主。その技量は大変なものでした。ニッポンには、凄い若者がいるのですなぁ。
ということで、豊富なバリエーションで楽しませていただきましたです。観客は、6、7割が外国人で、ニッポン人の方が少なかったようですが、それでも130席ほどが満席でござった。
都会と違って、クラシックもお気軽に拝聴できるご当地、やっぱ凄いです。今夜は、ハーフノートでジャズを聞こうかしらん。
外は冷凍庫ですけど、中はほんわか温かい、冬本番のニセコでございます、ハイ!!