おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

徘徊老人と出会ったら、さてどうする???

2014年06月06日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス17度、天気は曇り。

その日の体調は、起床するときに分かるようですが、今朝はいつもの午前5時半に目覚めません。

風邪でも引いたかしらん。

少し体がだるいようです。

3~4日も続いた30度を超える気温のせいでしょうか?

それとも、この間慣れないエアコンを使ったからか?

いずれにせよ、急激な温度変化はじーさんにあんまりよろしくない。

天気予報によると、今日のご当地は終日曇り空で、最高気温も22度の予想だ。

ようやく元の6月気候に戻るらしいです。

そんなことで、今朝は長そでTシャツに足首までのパンツ。

あっ!! じーさんらしく長ズボンと書いた方がしっくりですか。

そうなると「短パン」ってのも死語かね???

とにもかくにも、涼しいイゴゴチのよろしい北海道に戻るようです。

ホッとしますなぁ、、、

さて、

先月放送されたNHKスペシャル「"認知症800万人"時代 行方不明者1万人」以降、行方不明のお年寄りについての報道が相次いでおる。

実はつい先日、我が家の前で、お年寄りの男性がウロウロしておりましたです。

話を聞いたところ、年齢は91歳。恵庭からやって来て、自衛隊のスキー場に友人がいるから訪ねるというのです。

蘭越町のチセヌプリにある自衛隊の施設のことか?

ではありますが、無人駅であるJR比羅夫駅で下車、我が家まで歩いてきたけど、急な坂道なので、もうこれ以上歩けない。

車が止まっていたので「次の駅まで連れてって欲しい」というのです。

しっかりしておるようですが、91歳がそんなしっかりしておるはずがない。

そこで、まことに失礼ながら所持しているものをみせていただいた。

そしたら財布に2万円ちょっとと、銀行のキャッシュカードがありました。

カードにはカタカナで名前がありますので、名前は分かりました。でもって財布にはワープロ打ちの住所が張り付けてありましたです。

ただし、連絡先の電話番号などはありません。

警察でも呼ぼうかと思いましたが、「駅まで連れてってくれ」と懇願するもんだから、比羅夫駅まで車で送りました。

その後、30分か1時間後か、列車(電車ではありません、ジーゼルです)が来たのでそれに乗ってどこぞへ行ったのです。

ご本人には大変感謝されましたけど、よく考えたら、そのまま「行方不明」になったのかもしれないわけで、深く反省をしておりまする。

しかし、こんな場合、どうしたらいいものか?

警察なのか、役場なのか???

警察が突然通報を受けたとしても、事件でもないわけでまことに迷惑。役場はもっと迷惑か、、、

こういう場合、ここに電話したらいい、ここに連絡するといった全国レベルの対処方法を、早急に作っていただきたいです。

ハニーさんは、「体にICチップを埋め込んでおけばいい」と申しましたけど、それだと家族は居所の把握できるだけ。

突然出会ったおぢなんか、どうしてよいものか、さっぱり分かりません。

住所、氏名、連絡先などを書いたものでも首から下げておればいいかもしらん、だけど、これだと無くしてしまうこともある。

そこでちょいと考えた。

生まれた直後の新生児が足首につけるIDようなものを、お年寄りの手首にでも付けておくなどするとよいような。

どうだろか???

つい先ほどもテレ朝モーニングバードで、鎌倉の老人ホームで暮らす上品な「記憶喪失の女性」について放送しておりました。

60代後半とおぼしきこの女性、鎌倉さんと名乗っておりますが、本人は自分の名前も含めて記憶がないのだそうな。

こんな女性に突然出会ったら、誰もが頭を抱えます。

徘徊というのか、目的地も定かでないまま旅する老人に出会ったとき、どうしたらいいものか、通報先など統一したマニュアルなどをトットと作ってほしいです。

あすは我が身でもありまする、、、