午前6時の気温は15度。デッキは濡れておって、ときおり小雨が降っております。
ニャンコは玄関横に置いた台の上で6匹が団子になっておって、見た目なにがなんだか分かんない状態でござる。
きのうも寒い一日で、W杯を目前にしたサッカー男子のザンビア戦も、いきなり2点も取られる寒い展開でござった。
でもって、その時点で出かけねばならず「今回は負けか…」とがっかり。
仕事を終えて帰宅後にチェックしたらなんと、4対3の逆転勝利だもねぇ。
なんだか凄いです、ニッポンサッカー。
でもって、昨夜放送されたNHKスペシャルを観て、ニッポンの攻撃的サッカーがどんなものかよくわかりました。
日本チームは、フォワードとディフェンスの距離をわずか20メートル前後に保ちながら、コンパクトにパスをつないでゴール周辺に大人数で攻め込んでおったのです。
その代わり、相手チームにがら空きの「裏」を取られることも多く、そこがリスキーといえばリスキーだ。
ではありますが「取られたら取り返せばいい」という、まことに攻撃的でアグレッシブなニッポンチームとザッケローニに大拍手でござる。
ザッケローニさんが言うように、ブラジルのネイマール選手やドイツのゴメス、アルゼンチンのメッシなど天才がいるわけではない。
ってことで、チームが一丸となって、しかも献身的に走って、走って、また走って戦わないことには、勝てないわけ。
でもそこがニッポンらしくて、たいしたよろしい。
かつてはディフェンスがドン引きし、守りに守って、少ないチャンスにカウンター攻撃という「非力なチーム」の戦術でしたけど、いまはチョー攻撃的で観ておってまことに頼もしいし、面白い。
試合のあと、必ず言われた「決定力不足」という言葉が、いまはまるで出てこないのです。
きのうだって、2点ビハインドからの逆転だもねぇ。
日本チームを大変身させたザッケローニさん、大変な人ですなぁ。
それもこれも、監督の戦術を支えるニッポン選手のレベルが確実に上がってきておるからでしょう。
なにせ、あっちにもこっちにも、海外のチームで活躍する選手がいるのです。
かつて、中田英寿選手がイタリアのペルージャ、ローマと渡り歩く姿にビックリ仰天でしたけど、いまでは海外移籍など当たり前田のクラッカーじゃ。
一体全体、何人の日本選手が世界で活躍しておるのか?
そこらあたりさっぱり判りませんけど、こうした選手が増えれば増えるほど、世界とのレベルが確実に縮むはずでござる。
それにしても、いよいよやってまいります今回のW杯、チョー楽しみなのでござる。
そんなこんなで、頑張れニッポン!! と申しておきましょう。