午前6時の気温はプラス11度。細かな雨が横殴りに降っておって、家の周囲のにある木々も揺れてます。
嵐のような天気でござる。
きのう日中、ストーブを焚きましたです。
室温23度、湿度が70%を超えて、なんともスカッとしないもんだから、太い薪を2本燃やしたのです。
そしたら、室温は26度にまで上がり、湿気も飛んで、すこぶる快調に。
ジメッとした空気は、どうにもこうにも苦手なおぢです。
きょうもこれからストーブを焚くことにいたします。
それにしても、スカッとしない天気です。6月の北海道は天国に近いといわれるほど、よい気候だったはずですけど、、、
さて、
NHKニュースによると、作家の保坂正康さんがきのう都内で講演し、政府の集団的自衛権行使容認について「憲法と自衛隊の活動を調和させてきた戦後の歴代政権の英知を捨て去ることにならないか」と述べた。
さらに「海外での自衛隊の活動について歴代の自民党政権は憲法との関係に悩みながら何とか調和させてきた。今回の動きは、積み重ねられたその英知を捨て去ることにならないか」
また、「満州事変の時、国民に戦争の具体的なイメージはなかったが、14年後の昭和20年には多くの都市ががれきの山になっていた。その歴史を繰り返さないよう、私たちは今こそ歴史の教訓に学ぶべきだ」とも述べておる。
戦争も戦闘も、相手のあることだ。
こっちが止めたいと思っても、相手が攻撃してくれば、反撃することになる。
やったら、やり返すわけですから、延々これを繰り返す。
たいていは、どっちかが参ったというまで続くわけですが、この間、どっちも多数が死んでおるから、おいそれと止められない。
「味方にここまで犠牲が出たからには、勝つまでやる!!」ってことになる。
かくして、我がニッポン国は昭和20年8月に泥沼の敗戦を迎えるのです。
今回の集団的自衛権を巡るお話の原点はというと、あの「湾岸戦争」だ。
この戦争でニッポンは、1兆1000億円ものカネを出したのにさっぱり感謝されなかった。
「血を流さなかったため」というのがその論理。
集団的自衛権を容認するということは、言葉を変えれば「自衛隊が血を流す」ってことにほかならん。
だから保坂さんは「憲法と自衛隊の活動を調和させてきた戦後の歴代政権の英知を捨て去ることにならないか」と述べておる。
そして「歴代の自民党政権は憲法との関係に悩みながら何とか調和させてきた」のに今回は「積み重ねられたその英知を捨て去」ろうとしておるのです。
集団的自衛権の容認を推し進めるのはニッポンの二世議員にして革命家の安倍だ。
そして中国の習近平も、韓国のパク・クネも、二世でござる。
揃いも揃って世間知らずの坊ちゃんとお嬢ちゃんが大国を担って、角突き合わせておる。
当世の世界情勢、まことに嫌な感じでござる。