おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ああ株主総会

2014年06月27日 | Weblog

 

きょうも霧の立ち込める朝でござる。午前6時の気温はプラス15度と涼しいです。

ではありますが、きのうも日中の最高気温は日陰でほぼ30度。

日向だと、日差しはチリチリ痛いほど、山の中は紫外線が強いのです。

もっとも、湿度がそう高くないのと、そよそよと風があったので、日陰に居ればそう暑くは感じない、さわやかな一日でもありました。

そんな陽気の中、おぢとハニーさんはせっせと薪の取り込み作業に励みました。

ではありますが、そんな陽気なものですから、午前中で中止。

それでもこの冬焚く薪の半分以上は、ようやく取り込み終えております。

 

「年寄り半日仕事」に加えて、おぢの仕事もあるわけで、なかなかスムーズに進みません。

作業は7月にずれ込む見通しでござる。

シクシク、、、

さて、

きのうは電力9社の株主総会が一斉に開かれましたです。

原発を持たない沖縄電力を除く電力各社はどこも赤字でござる。

沖縄電力の定時株主総会は、きょう開かれるそうですが、「営業外損益を含めた経常利益は10%増加して69億3600万円、当期純利益も9.5%増の47億3100万円」だそうな。

原発を持たない沖電、黒字でござる。

関西電力の株主総会には大株主である大阪市の橋本市長が出席、同じく大株主の京都市長も出席した。

「脱原発」など事業形態の変更を求めたけれど、経営陣はこれを無視しておる。

資本主義において、株式会社の経営者が「大株主」、しかも「筆頭株主」の意向を無視するって、おかしくはないかね?

だれの会社だ関電は???

橋下市長は原発に頼り切った経営を厳しく批判したけど、馬の耳に念仏。

朝日新聞によると「ほかにも神戸市長ら9人が原発依存の姿勢を批判。(原発の安全性を)世界最高水準というが株主を欺いている」「脱原発への方針をなぜ位置づけられないのか」などと訴えたそうだ。

しつこいようですが「世界最高水準の安全性」が大ウソってことは、ヨーロッパの最新原発がメルトダウンしないように「コアキャッチャー」を設備しておるのに、ニッポンの原発には「これがひとつもない」ことでも明らかだ。

ニッポンの原発が一旦事故を起こせば、核燃料は地中深くメルトスルーしてまうのです。

ニッポンの原発、最新ではありません。

一方、赤字で経営不振が続く北電と九電は、日本政策投資銀行を引受先とする優先株をそれぞれ500億円、1000億円発行することを株主総会で承認したそうな。

元経産官僚の古賀茂明さんではないが、ちゃんとした経営ができないのだから、ごくフツーに経営破たんさせるのがよろしい。

「北電を破たんさせたら電気が止まる」と大ウソこいちゃうお方がおりますが、日本航空の飛行機は破たん後もちゃんと飛んでおりました。

北電、九電ともに原発停止による燃料費の急増で赤字が膨らんだとしておるが、そもそも赤字の原因は原発に頼り切った経営をしてきたからに他ならない。

現に原発のない沖電は黒字だと上記しましたです。

北電は「赤字だから値上げ」する予定だそうだけど、赤字を招いた経営責任はどうなるね?

経産省の顔色だけ窺ってきた電力会社の経営者の皆さんは、この先「水素を燃料」とした発電も視野に入ってくるけれど、しっかり対応できるとは到底思えません。

味噌汁で顔洗って出直してこいと思いますです、ハイ!!