おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

膨張主義の中国、だから安保法案???

2015年08月10日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度、ジメジメしております。

いまは曇り空のお天気ですが、午後からは弱い雨だそうな。

これからさらに湿っぽくなりそうじゃ。

ここんとこの疲れもあって、湿っぽいのはなんだかしんどいおぢでござる。

スカッと晴れてくれると、元気モリモリって気にもなるけれど、なかなかそうはイカキンじゃね。

ってことで、きょうは薪運びで活躍したキャリアーのオイル交換や、薪割りの後片付けなどを、ウダウダ、ダラダラすることにしておりまする。

さて、

ここんとこ、南沙諸島や西沙諸島で中国が領有権を主張するなど、日増しに緊張が高まっておるとテレビや新聞が大きく扱っておる。

中国の動きを封じるには「安保法制が必要」とする安倍政権に、すっかり寄り添った御用報道でござる。

確かに中国の領土拡大主義、膨張主義は目に余る。

なんとかせねばならんとは思いますけど、だから安保法制が必要だという論理が、おぢにはさっぱり理解できませぬ。

中国が、日本の領土に対し、武力で何らかの具体的な動きをするのなら、それこそ個別的自衛権を行使すればよいだけの話でござる。

中国の膨張主義に対抗するのに、集団的自衛権の行使がどうして必要なのか、わけわからん。

ほかにも、外交という平和的手段だって、ちゃんとある。

自分の身は安全なところに置いておいて、「力には力」と威勢のいいことをいう連中が、おぢはたいした気に入らんね。

双方が血を流す危険がさらに高まることにほかならんわけで、自衛隊員の命が危険に晒されるじゃんか。

そんな中、壇蜜さんが陸海空自衛官募集のTVコマーシャルにご出演中だ。

いよいよ自衛隊員のなり手もなくなってきたか!?

くどいようですが憲法9条の解釈を簡単に変更できるなら、徴兵制を禁止した憲法18条の解釈変更など簡単でござる。

そして、それでもなお、ニッポン国の安全にとって、安保法制が必要だのというのなら、安倍政権は憲法改正を発議すべきだろう。

そんな動きをしないまま、解釈で事実上の改憲をしようというからトンデモナイと申しておるのです。

そもそも憲法とは権力者に縛りをかけるもの。

その解釈を、権力者が勝手に変更してしまっては、法治国家が成り立たない。

総理補佐官は「法的安定性は関係ない」って申してますから、当然総理もそう思っているわけで、そりゃメチャクチャだろうって話だ。

中国の脅威があるからといって、法的安定性は重要であり、憲法の解釈を勝手に変更していいわけがない。

だけど、参院でも与党が多数を占めておるから、ムチャクチャな法案でも、通る可能性は大きい。

平和の党を標榜する公明党が、連立を解消するのなら、この法案だって廃案だ。

公明党、このままでは「戦争への道を開いた政党」として将来に名を遺す。

ここは、連立から外れて、原点である「平和の党に戻りなさい!」と申しておましょう。