おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「日本と原発」は、原発の大ウソを暴く映画だった

2015年08月29日 | Weblog

 

きょうも寝坊いたしましたです。

午前7時の気温はプラス15度。

晴れの静かな朝でござる。

予報では今年は秋が長いのだそうです。

夏はとっくに終わり、このまま冬まで少しづつ気温を下げていくのでしょう。

なんだかんだいいつつも、今年は短い夏でござった。

さて、

今朝寝坊したのにはわけがあるのです。

昨夜はお隣ニセコ町で、ドキュメンタリー映画「日本と原発」を観てきたためじゃ。

映画の終了は午後9時を過ぎておって、なんだかんだ就寝は午後10時を回っておりました。

この手の映画、構成がまぁへたくそで、長くてケツが痛くなるのが一般的ですが、この作品は、長いのは長いですが、よくできたドキュメンタリー映画でした。

弁護士さんが監督しておるためでしょうか、きわめて論理的に原発の矛盾、でたらめを、しっかり突いておるのです。

そしてなにより、がんじがらめの「利権構造」が、しっかり描かれておりました。

原発交付金として地元に投入され続ける税金、経産省の役人は天下り先の確保ため電力会社の温存を図る実態。

原発はコストがかかればかかるほど、電力会社は儲かり、関連会社も、出入り業者も、言い値で仕事が受けられる仕組み。

国民を除いて、原発にかかわる誰もが儲かる仕組みは、当ブログでも何度も書いておりますが、ほとほと呆れましたです。

いずれにしろ、機会があればぜひともご覧くださいな、原発とは一体全体何なのか、よーくわかることになっておる。

原発推進派が、ごたくをいくら並べたところで、完全に論破だわ。

この作品、DVDをなんとか大量にコピーして、だれもが自宅で見ることができるようになれば、5割を大きく超える国民の脱原発の想いはさらに増え、原子力ムラを追い詰める手立てになりそうだと思いましたです。

数千枚のDVDを作って、国民にばらまく、なにかうまい手立てはないものだろか…

写真は昨日午前中に行ってきた「五色温泉」でござる。

我が家からみて、ニセコアンヌプリのちょうど反対側にあるひなびた温泉です。

ハニーさんとのんびり、朝湯をしてまいりました。

客も少なく、ゆったりいい時間を過ごしたのでした。