おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

本国で「大ピンチ」のトランプを厚遇してる場合か?

2017年11月06日 | Weblog

午前5時30分の気温は零度。

外はまだ真っ暗ですが、無風の静かな朝でござる。

今年最後の3連休も終わって、いよいよ北海道は本格的な雪の季節を迎えます。

さて、

トランプ大統領が来日し、テレビも新聞も大騒ぎでござる。

「国難」と申しておる現状にもかかわらず、日米首脳はノー天気にゴルフを楽しんだそうだ。

いまんとこ、北朝鮮がこの機会に何らかのロケットを発射する確率は50%あるそうだ。

国難を招いておるのはこの二人だろって話なのだ。

トランプさんもニッポンで楽しくゴルフに興じておるようにみえるけど、実際には本国でケツに火がついておるそうだ。

例の「ロシアゲート問題」だ。

東京新聞・中日新聞の論説委員で、右の論客である長谷川幸洋さんが今年5月の段階で、この問題は深刻だとしておる。

ってことで、本来なら東南アジア歴訪してる場合ではないのがトランプさんなのだ。

長谷川さん曰く、問題は4つある。

(1)大統領選でのロシアによる選挙妨害にトランプ陣営が関与したか

(2)フリン前大統領補佐官が、対ロシア制裁緩和で密約したのか

(3)FBIに対する捜査妨害(コミー前FBI長官に捜査中止を求めたか)

(4)大統領が、テロ関連情報の機密をロシアに漏らしたか

これだけで、ニクソン大統領が辞任に追い込まれたあのウオーターゲート事件を上回るという。

長谷川さんは、「内部からの情報漏れが止まらない」としておるけど、ついこの間は情報をリークした人物も浮かび上がっておる。

そこへもってきて、

ニューズウイーク日本版によると、ブッシュ元大統領にオバマ前大統領まで加わって、「トランプおろし」というから穏やかでない。

ブッシュにとってトランプ大統領は同じ共和党。

しかもブッシュは、民主党のオバマさえ批判したことがなかったというのにだ。

ここへきて、トランプ政権に異議を唱えただけではなく、「トランプ主義は打倒すべき」と明言したというから穏やかでない。

これをオバマが援護射撃しているというから、まさに超党派のレベルでトランプ批判が米国内で沸き起こっておる。

そんなことで、

自民党の石破茂さんが「トランプ政権は必ずしも全幅の信頼を得ていない」はまことにごもっとも。

こうして見てくると、アメリカ大統領と親密さを強調しておる安倍総理、娘のイバンカ含めてノー天気にトランプ一家を厚遇してる様子はたいしたオマヌケに見えてくる。

国会も開かずに、落ち目の三度笠の大統領とゴルフして、なにかニッポンにいいことあるのか?

…と思うのはおぢだけか!?