おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

トランプ訪日、訪韓で、ウハウハの米軍需産業

2017年11月08日 | Weblog

今日も寝坊いたしました。

午前9時の気温はプラス11度、雨がジャンジャン降ってまいりました。

きのう、物置小屋の屋根の塗装をしたり、あれやこれやの片づけ作業を終えました。

数年ぶりに、冬への備えは万全でござる。

これでストレスのない状態でこの冬を迎えることになりました。

たいしたホッとしております。

そんなきのうは、休肝日でお酒を呑まなかったこともあり、ストーブを燃やし過ぎて暑かったりで、なかなか寝付けませんでした。

寝たのは午前零時半ごろでしょうか。

でもって、午前3時にまたまた目が覚めて、結局起床は午前8時前。

ここんとこ、なかなかいい睡眠がとれておりません。

これも歳ってことでしょうか?

さて、

トランプ大統領が離日し、韓国を訪問いたしました。

でもって、そこで供された料理が「独島エビ」だとか。

ご存知のように、韓国名の独島はニッポンの竹島でござる。

トランプに日韓に横たわる「領土問題」をお教えしようとしたのかも知らん。

だけど、ニッポンからは当然のことながら大反発がある。

ニッポン人にとっては不快の一言でござる。

こういう場での韓国の対応、とても「大人」のすることとは思えません。

しかも元従軍慰安婦まで招いて、トランプにアピールですわ。

韓国政府、日韓関係をどうしようというのか、なんとも、お子ちゃまな対応でござる。

当然のことながらニッポンの極右の皆さんをたいした刺激する。

めんどくさい国だなぁ、、、

しかし、こんなことばかりに目を奪われておっては、トランプ訪日の本質が見えなくなってくる。

今回、アメリカン・ファーストのトップセールスマンは、ニッポンに武器の大量購入を約束させておる。

なにせトランプ就任以来、アメリカの軍需産業の株価は30%も上昇しておるという。

米国投資家も米軍需産業も、トランプへの期待がパンパンに膨れておるのです。

実際トランプは6日の記者会見で「日本が大量の防衛装備を買うことが好ましい。そうすべきだ」と申したそうな。

で、お得意のツイッターでは「訪日と安倍首相との友情が、我々の偉大な国に多くの利益をもたらす。軍事とエネルギーで莫大な発注があるだろう」と書き込んだ。

ニッポン政府、どんだけ買ったというのだろう?

米国製の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」は1基800億円が2基だ。

しかも相手の言い値で買うという、国費を投じたおバカ購入でござる。

当然のことながら、会計検査院もプンプン怒っておる。

「米国は日本との間に年約8兆円もの貿易赤字を抱えている。対日貿易は公正ではなく、開かれてもいない」というから、今後は毎年8兆円も米国製の兵器を買いつづけるのか?

日米の自動車問題で、貿易不均衡を訴えたトランプへの見返りは、莫大な税金を使って米軍需産業を潤すことになるらしい。

加えて今回はエネルギー分野での協力がある。

新興国へのエネルギーインフラ輸出で協力する覚書を締結し、1兆円規模を拠出するそうだ。

つまり「新興国が、米国からシェールガスを輸入する〝地ならし〟のために、1兆円を差し出す」のがニッポン政府なのだ。

本国で窮地に立つトランプに、大きな「手土産」を渡して、大アシストしたのが安倍政権ってことになる。

ロシアゲートで、明日をも知れぬトランプべったりでは、「ニッポンの国益」にかなうとは思えない。

米国追随もいい加減にせんかい!! 

ニッポンの国益を損なってどうする!!

…と思うおぢでござる。