午前7時の気温は零度。
きのうから降り続いた雨も今は止んでおります。
深夜から未明にかけては、激しい雨音で目も覚めたり。
おかげでデッキや屋根の雪はすっかり消えておる。
予報によると、きょうは雨か雪のお天気だ。
行きつ戻りつしながら、季節は本格的な冬に向かっているようです。
さて、
会計検査院が、国有地の8億円値引きは「十分な根拠が確認できない」としたこと。
おぢは久々にスカッとした気分にもなりましたわ。
若い人は知らんだろうけど、「月光仮面」や「ナショナルキッド」はたまた「怪傑ハリマオ」を、白黒画面で食い入るように観ておったお子ちゃまおぢは、すっかり溜飲を下げた。
ちなみに「溜飲」とは、「胃液がのどに上がってくる」ことだそうで、いうところの「逆流性食道炎」だそうです。
胃液が下がって、スキッとするのが溜飲を下げるだってさ。
そんなこんな、月光仮面で育ったおぢは、こんな歳になっても「正義は必ず勝つ」と信じておる。
っていうか、正義が勝つことを信じないで何が人生かとも思う。
昨夜の報道ステーションを観ておったら、かつて国会で安倍総理も麻生副総理も一貫して「値引きは適正だった」と繰り返し説明しておったのには、心底呆れましたわ。
テレビは「過去の発言が映像」として、ちゃんと残るから始末に悪い。
おぢだったら、こんな過去映像を放送されたら、恥ずかしくて街をあることなどできないけど、安倍晋三さまは堂々と一国の総理と続けているから、厚顔もこれ極まりって感じだ。
しかも国会で「会計検査院が判断すること」とまで申しておった。
その会計検査院の河戸光彦院長は今回のケースについて聞かれると「こういうケースは極めて異例だ」と答えておる。
安倍総理を筆頭に、政府の大ウソが会計検査院の報告で明らかになっちゃった。
いやはやですわ。
この森友学園問題、8億円の値引きを含めて、すいすい事が運んだのは、どうやら安倍昭恵夫人が学園の名誉校長になってからだという。
なるほどねぇ、、、、
そういえば、籠池さんはいまだ保釈もされない異常事態が続いておる。
ニッポン国は、総理大臣に逆らうと「監獄にぶち込まれて出てこれない」国にとうとうなり下がったか…
民主主義も、三権分立も、無くなって、いよいよ戦前回帰ですか。
安倍さんの目指すところへ向かってまっしぐらだ。
ってことで、会計検査院が矜持を保ったことで、土俵際でかろうじて踏ん張っておるのがただいま現在のニッポン民主主義。
この先はなんとかこの問題が安倍総理の「地獄の1丁目」となるよう祈るばかりです。