午前6時の気温は零度。
しらしらと夜が明けてまいりました。
デッキが白くなってますから、雪が降っておるのでしょう。
積雪というほどの量ではありません。
外に出てみたら、湿った重い雪が1センチほど積もっておりました。
風もありますが、そう寒くも感じません。
街灯はまだ点いたまま。
薄暗い日曜の朝、ご当地はいよいよ雪の季節を迎えております。
ところできのう、
お隣のニセコ町曽我地区に、日本海側の港町、寿都町の「アンテナショップ」が開店いたしました。
日本海の新鮮魚介の販売と、それにレストランが併設しておるのです。
嬉しいのはなんといっても鮮魚販売だ。
活ホタテに活アワビ、アンコウにカレイなどなど、ざっと16種類の魚介類が販売されておる。
これらを買い求めると、無料で三枚にさばいてくれたり、刺身にしてくれるというからたいした嬉しい。
なんといっても産地直送、しかも町のアンテナショップですから怪しい魚なんぞあるはずない。
さらに、夏は「海鮮バーベキューセット」なども、希望に応じてつくってくれるというのです。
山の中で、新鮮な刺身はたいした嬉しいし、夏のバーベキューも新鮮魚介ですからこれまた嬉しい。
値段もリーズナブルですわ。
またこちらは併設するレストラン。
元はラーメン店でしたが、ニシン番屋をイメージしたという店内は80席もあって団体にも対応できそうだ。
ランチは刺身や焼き魚の定食があって、値段も1000円前後と地元民としても嬉しい。
夜のメニューも拝見しましたが、こちらもリーズナブル。
「海鮮しゃぶしゃぶ」2人前2300円、「晩酌セット」は珍味3点にビールまたはお酒1杯で1100円はお安いです。
ここんとこは外国人客が増えて、スキー場周辺の居酒屋などはずいぶんと値段も高い。
ですから、都会の居酒屋並みの値段はなんとも嬉しい。
また、我が倶知安町(くっちゃんちょうと読みますけど)も、お隣ニセコ町も、どちらも海のない町ですから、このお店は大助かり。
これまで新鮮な魚介類は、車で1時間かかる小樽で買い求めることも多かった。
それが車で10分足らずで活きのいい魚が買えるわけで、この先頻繁にここを訪れることになりそうです。
今回の寿都町の三セクによる出店は、田舎町に田舎町のアンテナショップができたことになる。
ただし、ご当地周辺はというと、同じ田舎でも少々違う。
夏はお金持ちの避暑、冬は外国人客で大賑わいするわけで、これに便乗しようというのが港町、寿都町だ。
なかなかしたたかな町の戦略なのです。