更新が遅れました。
ごめんなさい。
さて、
菅総理はきのう、インターネット番組「ニコニコ動画」に出演、これをテレビ各社が中継した。
不思議な時代になったものです。
一国の代表がネット番組に真っ先に出演してあれこれ喋って、これをテレビが放映するわけで、これをどう言ったらいいのか…
この中で菅さんは「Go To」の一時停止について問われると、「まだそこは考えていません」と答えた。
その根拠は、菅さんが以前から申している「移動して感染が広がるエビデンスはない」というもの。
悪いけど、この前提がそもそもおかしい。
太平洋戦争の前夜、大本営は「大きい絵を間違って描いた」ため、ニッポン国民350万人もの犠牲者を出した。
「前提」をしっかり「チェック」しないと、ニッポンは「コロナ敗戦」につながりかねないと思う。
先日、録画していたNHK「英雄たちの選択、昭和の選択『太平洋戦争 東條英機開戦への煩悶』」を拝見いたしました。
昭和16年10月、東條が陸軍大臣と総理大臣を兼ねたことで、世間も陸軍も対米戦争に前のめりになっていったという。
しかし東條はこの時点で「対米戦争回避」を考えていた。
その後開催された「大本営政府連絡会議」では、戦争に必要な「主要物資の需給見通し」「開戦した場合の国家財政」などが議論された。
この中で海軍は、「南方の資源が確保されても長期戦には耐えられない」とした。
これは「船舶の生産より沈没させられる方が多い」ため。
「開戦できない」しっかりした「前提」を示したのだ。
ようするに、日本海軍は「戦争すれば負けるからやめた方がいい」と申したわけ。
ところが1週間後に「南方を占領できれば船舶の被害より造船が上回る」との新たな経済予想が出た。
これで開戦反対派は言葉を失ったという。
実態は、開戦派がエンピツなめなめ捏造した経済予想だと推察できる。
実際、戦争中に南方へ向かった船も、南方からの船も、ほぼほぼ米軍に沈没されられ、日本海軍の予想通りとなった。
しかし、この「前提」の前に戦争反対派は抵抗できなくなった。
これ以降、東條を含め帝国日本は戦争へと雪崩を打っていく。
実際には、アメリカとの戦争について「国力の差」あまりに大きく、無謀な戦いだという正しい経済予想もあったにもかかわらずだ。
南方を占領できれば船舶の被害より造船が上回るという、誤った「前提」を基に、戦争に突っ走ってしまったのが大本営だった
翻って令和2年のニッポン国、「移動して感染が広がるエビデンスはない」という前提、果たして正しいか?
「経済のため」として、都合よく改変されてはいないかね?
「前提」を間違えると、国の行方を危うくしかねないのだと申しておきましょう。