おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「ログハウス」が流行った時代もあったけど… 今は昔

2022年02月01日 | Weblog

午前7時になりました。

ただいまの気温マイナス16度。

雪も降っておらず、この冬一番の冷え込みです。

薪をジャンジャン燃やしていますが、なかなか室温が上がりません。

考えてみたら築30年のオンボロ家なのだ。

「さもありなん」ってこと。

世間でいまどき、ログハウスなんぞありがたいと思う人はおりません。

外国人もニッポンの若者も、さっぱりログハウスに興味などないようだ。

ご当地に建つ新築豪邸はほぼ外国人が所有していますが、とにかく大きな窓が特徴だ。

土地代は別にして、たいてい2~3億円が相場らしい。

眺望にこだわりますから、ご当地ならエゾ富士ともいわれる羊蹄山の借景は必須。

極寒の地ですから、どでかい窓は北欧などなら避けるところですがほぼ断熱3重ガラスで羊蹄山がはっきりくっきり。

居間やベッドルームの窓から羊蹄山を望むわけ。

たいてい有名建築家によるデザイナーハウスなのだ。

おぢ世代「夢の丸太小屋に暮らす」なんて雑誌が大流行した時代もありましたが、ここ10年は新築ログハウスなんぞ、ご当地では見たこともない。

昔は流行ったけど、いまは見向きもされなくなり、陳腐化したのがログハウスの実態ですかね。

演歌に歌謡曲が廃れたように、ログハウスもそのうち姿を消すのでしょう。

残念だけど、時代とともに人の嗜好も大きく変わるようです…