午前7時になりました。
ただいまの気温マイナス16度。
雪も降っておらず、この冬一番の冷え込みです。
薪をジャンジャン燃やしていますが、なかなか室温が上がりません。
考えてみたら築30年のオンボロ家なのだ。
「さもありなん」ってこと。
世間でいまどき、ログハウスなんぞありがたいと思う人はおりません。
外国人もニッポンの若者も、さっぱりログハウスに興味などないようだ。
ご当地に建つ新築豪邸はほぼ外国人が所有していますが、とにかく大きな窓が特徴だ。
土地代は別にして、たいてい2~3億円が相場らしい。
眺望にこだわりますから、ご当地ならエゾ富士ともいわれる羊蹄山の借景は必須。
極寒の地ですから、どでかい窓は北欧などなら避けるところですがほぼ断熱3重ガラスで羊蹄山がはっきりくっきり。
居間やベッドルームの窓から羊蹄山を望むわけ。
たいてい有名建築家によるデザイナーハウスなのだ。
おぢ世代「夢の丸太小屋に暮らす」なんて雑誌が大流行した時代もありましたが、ここ10年は新築ログハウスなんぞ、ご当地では見たこともない。
昔は流行ったけど、いまは見向きもされなくなり、陳腐化したのがログハウスの実態ですかね。
演歌に歌謡曲が廃れたように、ログハウスもそのうち姿を消すのでしょう。
残念だけど、時代とともに人の嗜好も大きく変わるようです…