おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

日本の軍事ランキングは世界第5位、それでも防衛費2%は必要か???

2022年05月03日 | Weblog

午前5時半になるところ。

曇り空で雨が降ったり止んだりだ。

ただいまの気温はプラス3度、きょう日中の最高気温は11度の予想だ。

連休前半はポカポカ陽気でしたが、その後はしとしと冷たい雨が降ったり止んだりのお天気。

肌寒い日々がだらだら続く。

毎年書いておりますが、「北海道のゴールデンウイークは6月にしてほしい!!」と思う朝でした。

さて、

ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに「北海道が危ない!!」いや「ニッポンが危ない!!」と世間が大騒ぎしております。

よく考えてみればわかることですが、ロシアの戦車や装甲車、戦闘機は西側から供与された武器でボカスカやられておる真っ最中。

ウクライナに勝てるかどうかもわからんとも伝えられる。

カネも軍事力も消耗しており、北海道に侵攻する余力など、いま現在、あるわけがない。

そんなことで、どこぞの軍事評論家も申しておりましたけど、「防衛費2%」なんぞ、悪いけど「火事場泥棒」だ。

「いやいやニッポンの防衛力の強化がいまこそ必要だ!!」と吠えているのは、ウラジミールのお友だち安倍晋三さんら極右の皆々さま。

シンゾーさんよ、そんなこと言う前にロシアに出向いてウラジミールを諫めるのが先決だろう!! とおぢなんか思うけどね。

なにせ27回も会談した外国人首脳といえば「外交の安倍」を置いてほかにない。

しかも北方4島のうち2島は、国民の預かり知らぬところでプーチンに差し上げていたのだ。

領土2島をタダで差し上げるとは、ちゃんとした国賊ですから、ここは世界平和のため命がけでウラジミールに会いに行くべきところなのだ。

グローバル・ファイヤーパワー誌が発表した番付によると、2022年の日本の軍事ランキングは世界第5位だ。

ちなみに1位アメリカ、2位ロシア、3位中国、4位インドで5位ニッポン。

ついでに6位フランス、7位がイギリス、8位韓国で、9位にパキスタン、栄えある10位はブラジルだ。

自衛隊を戦力としてみると、フランスやイギリス、韓国を凌ぐのだからたいしたもんだ。

同じ第2次大戦の敗戦国ドイツは16位というから、ロシアによる今回の侵攻で防衛費の増額はわからんではない。

ですが2位のロシアはいまやウクライナでアップアップ、北海道を攻める軍事力もカネも人材も、スッカラカンだ。

もしウクライナに勝ったとして、軍事的にも経済的にも疲弊しきったロシアが「よし!! これで次は日本。まずは北海道を攻め落とす」って話になるとは、到底思えません。

北海道に石油資源が無尽蔵に眠っているとか、天然ガスの宝庫だとか、はたまたウランが大量に産出されるならわからんでもない。

ろくな産業も育っておらず、ほぼ農業と観光しかないこの北海道を、いま攻め落とす理由がアルカイダ、元へ、あるかいな???

それでも地政学的に見てロシアによる北海道侵攻はありえるとされる。

だから備えは必要だ。

親鸞も「あすありと思う心の仇櫻 夜半に嵐の吹かぬものかは」と申したそうな。

とはいえ、

防衛費を倍増するようなカネがあるのなら、きのうも書いたけど、急がば回れってことで、「教育費」こそ倍増して、国力を高めるのが近道だ。

さすればGDPも急増して、勝手に防衛費も大幅増となる。

まずはバブル崩壊から30年、延々と賃金は伸び悩み、不況下で物価高という情けない我がニッポン国をまずは何とかしないとダメだ。

防衛費2%なんぞにする前に、ニッポン国の経済力と国力を復活させないでどうする!! って話だ。 

地を這うような情けないニッポン経済をどう浮揚させて国民生活を豊かにするのか、そっちが最優先だと思うワン!!