おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

2110年ニッポンの人口は5300万人にまで減少で急がれる対策

2022年05月20日 | Weblog

寝坊してただいまちょうど午前7時。

薄曇りのお天気で気温はプラス13度だ。

きょう日中は21度にもなって、あすは22度の予想だ。

ニセコは初夏の趣です。

さて、

きのうの羽鳥モーニングショー「そもそも総研」は、対ロシアを睨んで囁かれる防衛費1%から2%への動きがある中、GDP1%でできることについてあれこれ解説しておりました。

GDP1%とは5兆4200億円だという。

防衛費をGDP2%、つまりは約2倍にしようというのが自民党案。

ロシアによるウクライナ侵攻を発端に人々の不安に乗じる動きだ。

台湾をめぐる問題もある。

とはいえ、そもそも総研でも説明していたように、我がニッポン国の人口はこのままだと2110年には5334万人にまで減少する。

現在の半分以下だから、ただでもダダ下がりのニッポン経済含めた国力は惨憺たる状況になる。

そのための少子化対策としてくだんの5兆4200億円を使ってはどうかという話だ。

京大准教授の柴田悠さんによれば、「少子化対策で成功したフランスやスウェーデンは「児童手当」や「保育園への公的支出」などがGDP比で3%以上あるとか。

翻って、我がニッポン国はGDP比1.79%しかない。

現在のままの対策では90年後、ニッポン国の人口は半減する。

これはいかにもヤバい。

この1.79%に1%を加えて2.79%、なんとか先進国並みに近い少子化対策となる。

それでも足りないけど、人口半減が避けられる可能性もないわけではない。

ほかにも医療費負担を窓口負担ゼロにするには5兆円、保育士の年収アップなどに4兆円強などなど。

急がれる対策は多い。

防衛費の倍増か、それとも人口対策か。

実効性のある5兆円の使い方を考えたい。