おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ヘリで運べるりゅう弾砲で「東部戦線異状あり」

2022年05月14日 | Weblog

午前6時を回っております。

きょうもどんより曇り空ですが、気温プラス13度と暖かい。

でも日中は最高気温17度までしか上がらない、残念な予想だ。

パッとしないお天気が続きます。

さて、

ウクライナ東部では連日のように激しい戦闘が続いておるようで、一連のニュースを見聞きするたびに心がどんよりしたします。

CNNは包囲下のマリウポリ製鉄所内で結婚した男女兵士の写真を掲載しておった。

しかし3日後に男性兵士は死亡したそうだ。

戦火の中、わずか3日間の新婚生活です。

何とも言葉がありません。

一方、毎日新聞電子版は米ロの国防相が電話協議したと伝えております。

ロシアのウクライナ侵攻後初めての協議だそうです。

短い記事ですが、双方がしっかり窓口を確保しておくことがいま最も重要だ。

核の使用など、あってはならんことを避けるためにも、意思の疎通は必須です。

そんなこんなですが、

アメリカがウクライナに供与したという「M777」という155ミリりゅう弾砲について「乗り物ニュース」の記事が興味深い。

このりゅう弾砲、チタン合金を大量に使用することで軽量化。

ヘリコプターで輸送が可能だそうな。

フツーのりゅう弾砲は7~8トンと重いそうだけど、これは4トンほど。

だから中型ヘリに吊り下げて、時速200キロで目的地に運べるという。

山を越え、川を越え、地雷原もスルーして最前線に運ぶことができるのが最大の強み。

具体的には、敵の地上部隊の数10キロ前方へ瞬時に空輸して布陣、速攻で砲撃する。

敵が反撃に転じる前にすぐさまヘリに吊り下げて撤収。

今度は側面に移動して攻撃するそうだ。

ヒット&アウエーってこと。

ヘリと機動的な共同作戦を取ることができるりゅう弾砲、なんだか凄い。

そんなことで、自由と民主主義を守るためにも、なんとかウクライナに勝利してほしいとは思う。

さりとて、プーチンのおかげで死に至るロシア軍兵士を思うとこっちも心が痛む。

どう考えても国家間の問題解決は、戦争ではなく「外交」だ。

我がニッポン国も「外交力の強化」が必須とは思うけど、プーチンにコロッとやられたニッポン外交、どうなんだろ???

表題の「東部戦線異常あり」は、ご承知のように、レマルクの小説で映画にもなった「西部戦線異状なし」のパクリだ。

スマンね!!