おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

デッキでジンギスカン

2022年05月11日 | Weblog

午前7時になるところです。

きょうもスカッと晴れのお天気、ですがただいま気温はプラス2度しかない。

きのう日中は20度を超えたというのに、朝はすこぶる寒いニセコの朝です。

そんなきのう夕方、久々にデッキでジンギスカンを楽しんだ。

過日ネットで購入した岩手県の「遠野ジンギスカン」をいただいたのだ。

風が強いので、タープを張って、ウインドストッパーの上にカッパを着込んで、ふたりで今年初のジンギスカンでした。

きちんと処理された「遠野ジンギスカン」は個人的な感想ではありますがすこぶる旨い!!

道内ではすっかり一般的となった「タレ付きジンギスカン」だけど、おぢはあれが苦手。

そもそも、タレに漬かった肉はどんなものかもよくわからん状態。

加えてタレは甘くてありゃお子ちゃま向けでしょう。

ってことで寒さにもめげず、ビールたくさんとジンギスカンをいただいて満足至極の夕食なのでした。

それにしても、

この時期は新緑が目にまぶしいほどの美しさだ。

日差しにキラキラ輝く緑はいい。

真夏の疲れたような緑とは大違い。

一方サクラはというと、あっという間に散って寂しい限り。

「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と詠ったのは在原業平でした。

世の中にサクラというものがなかったなら、春を過ごす人の心はのどかなのにねぇ、、、という意味だそう。

確かにサクラはきれいだけど、きれいな時間が短すぎ。

これに倣ってか旧日本軍の予科練生は「パッと咲いてパッと散る」のがよしとされ、特攻隊は「散華(さんげ)」などと美化された。

こういうのおぢは大嫌い。

71歳にもなったけど、この先もしぶとく「生きてやる!!」とも思う朝だった。