午前6時を回りました。
しらしらと夜が明けてきたところ。
夜に降り出した雨は上がったようだ。
ただいまの気温プラス1度。
きょうは曇りのお天気で夜に晴れ。
最高気温プラス8度の予想だ。
そんなこんな、
昨夜は休肝日でした。
基本、週に1度お酒を休むけど、10日になることもある。
それでも、お酒をまったく口にしない日を必ず設ける。
40代、γ‐GTP(ガンマージィーティーピー)が跳ね上がったことがあるからだ。
当時は結構な量の酒を毎日呑んでいた。
これが原因だ。
その際、旧友歯医者に教えていただき、肝臓の名医がいる大病院へしっかり通った。
お医者の言葉に従って、週2日の休肝日にして薬もきちんと服用した。
γ‐GTPは、胆道が胆石やがんなどによって詰まると上昇する数値。
大きく上昇していたら、一般には、アルコールが原因の「肝障害」「すい炎」「すい臓がん」だと思った方がいいらしい。
名医は、おぢの胆のうについて「ヒコーしています」とのたまった。
「胆のうが飛行ですかぁ?」と一瞬思ったけど、もちろん口には出さず、後で調べた。
ヒコーは「肥厚」だった。
ようするに「腫れて厚くなっていた」わけ。
肝障害でも膵炎でも、すい臓がんでもなかった。
早期の治療が功を奏したのだ。
おぢの従弟は50代で肝臓がんで亡くなった。
酒は飲まなかったけど、かつて行われていた注射器の使いまわしによる例のB型肝炎だったようだ。
彼のGOTの数値は数年にわたって延々上昇を続けていたけど、まるきり放置していたらしく、いきなり肝臓がんの末期。
痛くも痒くもなかったからだと推察される。
入院してあっという間、1か月だった。
残念だったのは彼が道庁職員で札幌医大に出向していたこと。
大病院にいて自身の健康について顧みていなかったわけ。
これがおぢの強烈なご教訓となり、これ以降、血液検査の数値をしっかり意識するようになった。
血液検査を毎年ほぼ100点でキープしているのは、ある意味亡くなった従弟のおかげなのだ。
胆のうの肥厚が完治してから数年は、お酒の完全週休2日を堅持した。
調子こいて、昨今は1日だけのお休みだけど、お酒の量も減っており、肝機能にいまんとこ異常はない。
酒呑みは、手のひらを見るといい。
赤い斑点が手のひらにあるのを「手掌紅斑(しゅしょうこうはん)」といいます。
肝臓疾患や肝硬変に見られる所見のひとつだ。
当時のおぢの手のひらにもぽつぽつ赤い斑点があった。
いまはない。
気になる読者は手のひらをよく見て、トットとお医者に行くことをお勧めします。
しっかり薬を服用し、休肝日を続ければ1年で完治する。
程度にもよるでしょうけどね。
きょうは酒呑みの悲しい性で病気になるということについて、健康のためなら死んでもいいおぢがご説明いたしました。
偉そうでスマン!!