おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

酒呑みは手のひらの「赤いぽつぽつ」にご注意を!!

2022年11月19日 | Weblog

午前6時を回りました。

しらしらと夜が明けてきたところ。

夜に降り出した雨は上がったようだ。

ただいまの気温プラス1度。

きょうは曇りのお天気で夜に晴れ。

最高気温プラス8度の予想だ。

そんなこんな、

昨夜は休肝日でした。

基本、週に1度お酒を休むけど、10日になることもある。

それでも、お酒をまったく口にしない日を必ず設ける。

40代、γ‐GTP(ガンマージィーティーピー)が跳ね上がったことがあるからだ。

当時は結構な量の酒を毎日呑んでいた。

これが原因だ。

その際、旧友歯医者に教えていただき、肝臓の名医がいる大病院へしっかり通った。

お医者の言葉に従って、週2日の休肝日にして薬もきちんと服用した。

γ‐GTPは、胆道が胆石やがんなどによって詰まると上昇する数値。

大きく上昇していたら、一般には、アルコールが原因の「肝障害」「すい炎」「すい臓がん」だと思った方がいいらしい。

名医は、おぢの胆のうについて「ヒコーしています」とのたまった。

「胆のうが飛行ですかぁ?」と一瞬思ったけど、もちろん口には出さず、後で調べた。

ヒコーは「肥厚」だった。

ようするに「腫れて厚くなっていた」わけ。

肝障害でも膵炎でも、すい臓がんでもなかった。

早期の治療が功を奏したのだ。

おぢの従弟は50代で肝臓がんで亡くなった。

酒は飲まなかったけど、かつて行われていた注射器の使いまわしによる例のB型肝炎だったようだ。

彼のGOTの数値は数年にわたって延々上昇を続けていたけど、まるきり放置していたらしく、いきなり肝臓がんの末期。

痛くも痒くもなかったからだと推察される。

入院してあっという間、1か月だった。

残念だったのは彼が道庁職員で札幌医大に出向していたこと。

大病院にいて自身の健康について顧みていなかったわけ。

これがおぢの強烈なご教訓となり、これ以降、血液検査の数値をしっかり意識するようになった。

血液検査を毎年ほぼ100点でキープしているのは、ある意味亡くなった従弟のおかげなのだ。

胆のうの肥厚が完治してから数年は、お酒の完全週休2日を堅持した。

調子こいて、昨今は1日だけのお休みだけど、お酒の量も減っており、肝機能にいまんとこ異常はない。

酒呑みは、手のひらを見るといい。

赤い斑点が手のひらにあるのを「手掌紅斑(しゅしょうこうはん)」といいます。

肝臓疾患や肝硬変に見られる所見のひとつだ。

当時のおぢの手のひらにもぽつぽつ赤い斑点があった。

いまはない。

気になる読者は手のひらをよく見て、トットとお医者に行くことをお勧めします。

しっかり薬を服用し、休肝日を続ければ1年で完治する。

程度にもよるでしょうけどね。

きょうは酒呑みの悲しい性で病気になるということについて、健康のためなら死んでもいいおぢがご説明いたしました。

偉そうでスマン!!