おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

とうとうEV電池も世界に遅れたか…

2022年11月16日 | Weblog

午前5時半になるところ。

早々と目覚めました。

まだ真っ暗で気温はただいまマイナス3度。

予報では曇り時々雨か雪。

日中の最高気温もプラス4度だそうな。

ふと外を見たら、デッキに雪だ。

いよいよ冬将軍の到来、「タイヤ交換しておいて」いがったぁ~

さて、

EV(電気自動車)で先進各国から遅れてしまった我がニッポン国だ。

優位なのは、そのEVに搭載する「電池ぐらい」

「EV用電池は世界の先頭を走っている」はずだった。

ところが気が付けばそこもアカンそうだ。

元経産官僚の古賀茂明さんが指摘しております。

パナソニックの車載用電池市場での世界シェアは、2015年には37%とニッポンが断トツ1位だった。

ツイッター買収で話題のイーロン・マスクさん率いる世界最大手「テスラ」のEVを支えていたのはパナソニックの電池だ。

「やっぱモノづくりはニッポン!!」と思っていた。

それが去年、世界のEV電池シェアは、中国のCATLが39%、韓国のLGエナジーソリューションが19%。

そして我がパナソニックはなんと12%に急落し、しかもその差は拡大しつつあるというのだから情けない。

世界市場では、覇権を争う米中に欧州と韓国のメーカーも交えて、激しい競争中だそうな。

ところがニッポンではさっぱりEVの普及が進まない。

大規模な先行投資するにもパナソニックにはカネがなかった。

頼みのトヨタはEV化に抵抗し、経済産業省もそれに同調したという。

トヨタの社長さんがテレビCMで「ガソリン車も、EVも…」とか言う時点でEVに後ろ向きだったってことだ。

古賀さんはこう締めくくっております。

「『下請け日本』の最重要産業である車載用電池でも中韓勢に敗北すれば、日本経済没落の象徴として歴史に記されるだろう」

古臭い原発にしがみつき、ガソリン車にもしがみつく経産省、どこか間違っているような気がします。

残念だなぁ~