おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「北方領土棚上げ」お粗末に過ぎる安倍外交

2018年09月13日 | Weblog

きょうも寝坊いたしました。

午前7時の気温はプラス11度。

お天気はスカッと晴れており、あちこちにサーッとすじ雲が走っております。

予報によるときょうのご当地、最高気温は22度、曇り時々晴れのお天気だ。

秋らしい、いい陽気の一日になりそうです。

さて、

ロシアのプーチン大統領は年内に日露平和条約を締結することを、安倍総理に提案したそうだ。

「平和条約」なんかいい感じじゃん!!

…などとノー天気では困ります。

思い起こしてくださいな。

2016年、安倍総理の地元山口県で開かれた日露首脳会談ですわ。

待ち合わせに2時間40分も遅れてやってきたのがプーチン大統領だ。

安倍さん、申し訳ないけどハナっから舐められておりました。

山口での首脳会談の前には、「プーチン訪日で北方領土返還」な~んてことまで言われ、ニッポン国民こぞって期待感でパンパンでした。

ところが実際には「歯舞群島、色丹島の2島引き渡し」にトーンダウン。

気が付けば「北方4島の共同経済活動」になって、今回はとうとう、ゼロ回答のまんまで平和条約ですか!?

プーチンさんと安倍総理、大の仲良しのはずだ。

強権的なところもよく似ておる。

その成果がこれなのだから、「外交の安倍」が聞いて呆れるのです。

ロシアにとっては「領土問題が解決しない状態での平和条約締結は国益に合致している」とか。

そりゃそうだろうけど、ニッポンの立場はあくまで、ニッポンの固有の領土である北方領土を返還してから、平和条約締結だ。

これまでプーチンさんと22回も会っているという安倍総理だけど、「日露の懸案」は何一つ解決してないのが現状だ。

また、8月28日付のワシントンポストは、トランプ大統領が安倍総理に「真珠湾を忘れない」と述べて対日貿易に不満を示したそうだ。

いやはや、親密なはずの日米関係にあって、真珠湾をいまさら持ち出す「友好関係」ってなんじゃらほい!?

あっちでもこっちでも、どこが「外交の安倍」なのか、はなはだ疑問なのでござる。

こんな総理の下で、この先3年のニッポン危うい気がするのはおぢだけでしょうかねぇ~???


あれれ???「京極水力発電所」動いてなかったって…

2018年09月12日 | Weblog

寝坊いたしました。

午前7時30分の気温は、きょうも一桁のプラス5度だ。

寒くてストーブに火を入れておりまする。

きのう、「こんなもんか?」と書きました今回の冷え込みですが、稚内で記録したマイナス0.9度は、なんと130年ぶりだそうだ。

ようはこの時期道内でマイナスの気温を記録したのは130年前1度あっただけって話なのだ。

そんなことで、冷静に考えても考えなくても、きのうきょうは、異常な寒さなのですわ。

そのおかげでしょうか? 昨夜午後9時半ごろに帰宅して、パッと空を眺めたら「満天の星空」です。

驚きました。

無数の星がブワーっと空から落ちてきそうなのですわ。

いやぁ~ 星空はこんなにも美しいのかと改めて感じ入ったのです。

灯りのない昔は、こんな星空をいつも見ることができたのでしょう。

無料の天体ショーに夫婦して大感激いたしました。

ところで、

苫東厚真火力発電所の故障によって、節電が続く北海道でござる。

今朝のNHKニュースによると「政府と北海道電力は、道内の電力需給について、今月14日までに京極水力発電所の1号機と2号機が稼働し、あわせて40万キロワットが供給されるという見通しを明らかにしました」そうだ。

おぢはなんでこの「京極揚水発電所」を使っていなかったのかが分かりません。

ご当地の隣り京極町にある京極水力発電所はいわゆる「揚水発電所」です。

電気で水をくみ上げておいて、必要に応じてその水を落下させ、発電するシステムです。

深夜でもフル稼働している原発で発電される電気は、ほとんど使い道がない余剰電力になっておった。

この余剰電力を使って水をくみ上げ、必要なときに水を落として発電するのが「揚水発電所」だ。

泊原発が止まっておるから使い道がないかというと、そうではないのよん。

昼間に、風力発電や太陽光発電でつくられた電気を使って、水をくみ上げて、電気が最も必要な夕方から夜にかけて発電することが可能なのだ。

つまり、以前も書きましたけど、揚水発電所とはどでかい「蓄電池」なのだ。

風力発電や太陽光発電など不安定とされる電気は、大手電力会社としては受け入れたくないのが本音。

苫東厚真火力発電所や泊原発のように、一極集中の大規模発電所から一斉に電力を送るのが、ビジネスモデルだからだ。

再生可能エネルギーなんぞ、あっては困るエネルギーシステムなのです。

ちなみに苫東厚真火力発電所は、海外の石炭を使って発電しております。

重油など輸入した石油で発電しているわけではないので、そこんとこよろしくね。

またヨーロッパでは、建設コストの安い、洋上風力発電がドンドコつくられておる。

先日は三菱重工が9500キロワットの風力発電設備を90基受注したそうだ。

産経新聞はなぜか触れていませんけど、原発1基の発電能力は100万キロワット。

ってことで、この洋上風力発電で原発1基分には少々足りないけどいいい線いく電力なのだ。

しかし建設コストは原発よりはるかに安いし、安全だ。

今回北海道で発生した前代未聞のブラックアウトは、大手電力会社のビジネスモデルである「一極集中型発電」がもう時代に合わないことを満天下に晒しちゃった出来事ですわ。

これを教訓にニッポンも、大規模な一極集中型発電から、再エネ中心の小型で分散型の発電システムに移行するチャンスだと思いますけど、あの総理ではどもこもなりませんって話でもある。


「災害ユートピア」

2018年09月11日 | Weblog

午前6時の気温ですが、な、な、なんとプラス6度しかない。

寒くてビックリ仰天、驚きました。

冷静に考えたら、9月も中旬ですから、そんなもんか?

お天気はというと、青空が広がっており、写真のニセコアンヌプリにも秋の気配が漂っております。

冷えたのは、いわゆる「放射冷却現象」の影響でしょうか?

予報によると、きょうは降水確率ゼロ、終日晴れのお天気だ。

そんなこんなで、まことに気持ちのいい朝を迎えております。

晴れるだけのことで、心までパァ~明るくなるという「お天気屋」のサンプルが本品の特徴でござる。

ところで、

きのうは当ブログの更新をいたしませんで、数少ない読者の皆さん、スマンことでした。

いつも申しておりますが、目指すところは「テキトー男、高田純次」さんですのでしょうがない。

懲りずに見に来てくださいね。

さて、北海道を襲った地震ですわ。

被災地や札幌市では、いまだに避難所暮らしの方がいて、これが合わせて2000人近いのだという。

震源に近い厚真町と安平町では今も停電だ。

お見舞いを申し上げます。

我が家はというと、計画停電もあるというので、こまめに電気を消すなど節電に協力中だ。

ですが実生活はというと、すっかり平常運転。

節電以外、何事もなかったかのような生活をしております。

ただし、スーパーやコンビニでは、冷凍食品や冷蔵品が姿を消して、ガランとしておる。

牛乳など乳製品も、札幌ではきょうあたりからスーパーなどにお目見えするらしいけど、ご当地はどうだ?

きのう買い物に出かけたハニーさんは「サツラク牛乳だけ売っていた」そうで1リットル入り1本買ってまいりました。

札幌東区に工場があるので、生産も配送も容易なのかもしれません。

この3日ほど冷蔵庫から牛乳が消えてましたので、これはなんだか嬉しい。

午前8時前のTBSテレビ「朝チャン」では、札幌に滞在中の外国人が地震で困っておったけど、これらの皆さんをボランティアが支えて、感謝されたと放送しておりました。

異国で途方に暮れたフランス人やタイ人などなどは札幌の場合、ススキノに近い中島公園内にある体育館で対応したそうだ。

そこには英語からフランス語、イタリア語、中国語などのボランティアが集まって、諸外国の皆さんに対応しておりました。

近くのジャスマックホテルでは、温泉を無料開放しておったり。

生まれも育ちも札幌のおぢ、なんだか誇らしくもなる。

こういう災害時、突如として「ユートピア」が出現する。

これ「災害ユートピア」というそうです。

レベッカ・ソルニットというアメリカの作家が、サンフランシスコ大地震や3.11を例に表した著書でもある。

大規模な災害が発生すると、被災者や関係者に連帯感が生まれ、一時的に高いモラルの理想郷(ユートピア)が出現するそうだ。

残念なことにこれは短期間しか継続しないそうですけどね。

それでも、「困った時に助け合う」のがニッポン人、「情けは人のためならず」と、災害時に親切にするのがニッポンだ。

庶民の親切の積み重ねが、国民どうし、国どうしの理解を深め、世界のあちこちも平和になるんでないかとおぢなんか思っちゃう。

総裁選で有力とされる安倍さんは、憲法改正に血道を上げておるけれど、いまそんなもんに何んの意味があるんだろ?

今のニッポンには、もっと大事なことがあるんでないの?

とりあえず、ニッポンも国レベルで「目指せユートピア!!」と願うおぢでござる。


北海道の大停電は人災だ

2018年09月09日 | Weblog

曇り空で無風の朝でござる。

eテレ朝の体操が終わった午前6時40分の気温はプラス13度。

風がないので寒くは感じません。

予報によると、きょうのご当地は曇りで雨の降るところもあるそうだ。

最高気温は20度の予想、あたりはすっかり秋の気配ですわ。

ところで、

ついいましがたの情報ですけど、テニスの4大大会とされる全米オープンで大阪なおみさんが優勝だそうな。

ニッポン人初の快挙です。

ユニークな会見で、国内外で人気という大阪さん、20歳にして世界のトップとは驚いた。

嬉しいニュースでもありまする。

話は変わりますが、

今回北海道を襲った大地震ですわ。

おぢが住む羊蹄山麓から120キロほど離れた安平町が震源地でした。

震度7という北海道民にとっては初体験の巨大地震でもありました。

いまだに行方不明の方も大勢いらっしゃるようで、被災地は大変な状況だ。

深くお見舞いを申し上げます。

一方、ご当地は、台風による影響も少なく、地震の影響も停電だけだった。

それも15時間ほどで早々と回復。

大都市札幌でも、きのうようやく通電したところもあるというのに、なんともありがたい。

いずれにせよ、被災地ではまだ復旧どころの話ではないようだ。

おぢの気持ちをザワッつかせたのは、今回の地震が「未知の断層」で起きたということ。

地震学者も知らない断層があって、そこで地震が起きたという現実ですわ。

原子力発電所を立地する場合、「直下に断層がない」ことが大事な要件のひとつですが、地震学者も知らんような断層があるのでは、どもこもならん。

そもそもニッポン国内で、原発立地の要件を満たすところなど、ホントにあるんだろか? などと疑いたくもなる。

ましてご当地の30キロ圏内にある泊原発の場合は、地震学者が近くに活断層の存在を認めておるけど、北電は認めないという妙ちくりんな事態が進行中だ。

断層などないとされたところでさえ大地震が起きたというのに、泊原発の近くには断層があると地震学者は断言しておるのです。

これでは安心などできません。

停電が長引くことについては、ホリエモンが「泊原発を動かせばいい」みたいな極めて乱暴なこと言ってますけど、冗談ではない。

今回の地震では、泊原発にある3つの原子炉で、すべての電源が喪失するというビックリ仰天の事態も発生しておるのです。

原発における全電源喪失は福島の事故に続いて、国内で2例しかない異常事態だ。

しかも、泊村は震度2で停電ですわ。

全電源喪失状態が続けば、福島第一原発の二の舞になるところだった。

実際には、福島の事故以降に設置された「ジーゼル発電機」が作動し、電源が確保されたから大事には至らなかった。

もっともジーゼル発電機ですから燃料が途切れてしまったら、これまたアジャパーになるところ。

ですがその前になんとか電気は回復させたのですけどね。

そして今回の最大の問題は、北海道全体がいわゆる「ブラックアウト」したこと。

つまり北海道の295万戸すべてが停電する前代未聞の異常事態に。

原因は苫東厚真火力発電所の停止が急だったからというのが北電の説明だ。

だけど、道内の半分の電力がここ1か所で賄われておったというのも、変な話だ。

実際、ここは今も停止中ですけど、これまで停止中だった火力発電所があちこちにあって、これが再稼働し、さらに水力発電も稼働して9割を超える家庭で電気が回復しておる。

はじめっから分散発電をしておったら、こうはならんかったのではないかという気にもなる。

本州に比べてだだっ広い北海道ですから、いくつかのブロックに分かれた送電網にでもなっておると思っておりましたけど、違ったのだ。

また、福島の事故をきっかけに、都道府県をまたいで電力を融通し合うシステムがすっかり出来上がっているもんだと思ってた。

ようは津軽海峡線を通じて、本州から電気を融通してもらい、大停電など起きない仕組みかと思ってた。

これも機能しなかった。

3.11があったのは2011年で、いまは2018年ですぞ!!

7年間も何してたんだろ北電は!! って話にもなる。

福島の教訓はまったく生かされんかったのです。

またニッポンの送電網は、北海道から 九州の電力系統がだんごをくし刺ししたように見える「串だんご型」だそうな。

エリアごとに管理するこの方法では、電気の流れを管理しやすいそうですが、再生可能エネルギーの制約は大きいのだという。

ようはあんまり再エネが使えないシステムらしい。

そんなこんなの状況ですから、我が家含めた一般家庭も、電力会社に頼らない方策を探らねばなりません。

もっとも良さげなのは、EV(電気自動車)の活用だ。

まずはこのEVがないと、どうにもならんけど、普段はこのEVに充電して、万一の際はこれを蓄電池として、家庭で使うのがいい。

これだと特に設備も不要だし、電気の利活用が容易だ。

これに太陽光発電など自家発電を組み合わせて、日中は太陽光で家庭の電気を賄い、余った電力はEVに充電する。

夜間はEVに充電された電気を使う。

電力会社の電気は最低限の使用に抑えれば、電気代の節約にもなるし、停電も恐れるに足らずとなる。

「家庭用蓄電池」としても、EVは有効な気がします。

いずれにせよ、どこに活断層があるのか分かんない時代だ。

危険極まりない上に、建設コストはいまや再エネの3倍にもなる原発は、20世紀の遺物と化したのだと申しておきましょう。


埼玉のおばちゃん、おぢに合掌のてん末とは…

2018年09月08日 | Weblog

午前6時の気温はプラス17度。

お天気はというと、パッと空を見上げたところ、晴れ間もありますが、薄曇りのところもある。

予報によると、これから高気圧が張り出して、ご当地は晴れ時々曇りのお天気になるそうだ。

最高気温は22度。

過ごしやすい一日になりそうです。

そんなこんな、

台風に大地震のダブルパンチの真っ最中に、旧友二人が訪問しておって大騒ぎでしたけど、いまはようやく静かな夫婦二人の生活が戻っております。

穏やかだなぁ~

そんなおとといの夕方ですけど、けっこう派手な服装のおばちゃん二人が、我が家の前をJR比羅夫駅に向かって歩いて行きました。

中国人女性にも見えたけど、ハニーさんは「ニッポン人よ!」と申しておりました。

地震でJRは止まっておりますから、すぐ戻って来るだろうと思ったら案の定、足を引きずりながら戻ってきたのです。

あまりに疲れた様子なので、ちょいと声をかけてみた。

なんでも埼玉県からやってきて、お隣ニセコ町にある「ボンゴ広場」に滞在中だという。

地震でどうしていいか分からず、そこから軽く10キロはあろうかという道のりをとぼとぼ歩いて、駅まで来たのだという。

駅があまりにちっちゃいので驚いたとも。

ハイ、そうなのよ。

無人駅ですから小さいのは当然で、JRは運行してませんから、駅に来る意味が分かんない。

「駅に行けば何とかなる」は本州の人の発想か!?

なにより驚いたのは、借りていたレンタカーをこの日の朝、返却してしまったというのです。

バスもJRも、公共交通機関が全て止まっておる真っ最中に、唯一の移動手段であるレンタカーを手放したというから口あんぐり。

話を聞いておると、なんだかかわいそうになってきて、とりあえず宿泊中のボンゴ広場まで車で連れて行くことに。

車に乗ったとたん、饒舌になったおばちゃんたちあれこれ話してくれました。

とにもかくにも駅に行こうと、スマホのマップでみると、すぐ近所のようだったので、ふたりして歩いてきたのだそうな。

本州の人が北海道で犯す典型的な過ちのひとつがこれですわ。

以前も書いたけど、夕方函館に到着した本州の人から「今夜は札幌ススキノで呑みたいけど、どうやって行ったらいいの?」と聞かれたことがありました。

「飛行機なら可能です」と答えたら、「………」絶句しておりました。

札幌⇄函館間は距離にして300キロを超えるのです。

東京から300キロだと、西方面は名古屋を超える。

東方面だと仙台や山形の距離が、札幌函館間ですわ。

もっというと、札幌から東の根室なら430キロにもなる。

東京から400キロ西方面は大阪を過ぎて兵庫県なのだ。

北海道の広さをさっぱり理解しておらんのですわ。

そんなこんなで、すっかり「足が棒になった」とべそかきそうな埼玉のおばちゃんを宿泊場所まで届けたのでした。

「1000円あるけど、ガソリン代の足しにして」と言われましたけど、丁重にお断りしいたしました。

帰り際、バックミラーを見ると、中国人風のおばちゃんが、おぢの車に向かって手を合わせておりました。

人に親切にしたので「免疫力がたいした上がった」感じがした出来事なのでした。

災害時に唯一の移動手段であるレンタカーを手放す暴挙に出た埼玉のおばちゃんですけど、なんだか憎めないのでした。

札幌や新千歳空港までの足はいまもないけど、どうしておるんだろねぇ~ 埼玉のおばちゃんふたり…


北海道大停電その2

2018年09月07日 | Weblog

午前6時40分の気温はプラス18度。

曇り空で少し風がありますが、雨は降っておりません。

予報によると午後からは雨だそうですけどね。

ところで、

おとといから我が家に来ておる旧友ふたりですけど、身動き取れずにいまも滞在中だ。

JRは開通の見通しがない。

札幌行きの2系統(小樽経由と中山峠経由)のバスも、札幌までの区間で信号機が点いておらず、運行を見合わせておる。

最終的には、国土交通省の判断で運行しないことになったそうだ。

鉄道もバスも動かないという、北海道にとっては、開びゃく以来の異常事態でござる。

そこで、これはもう「レンタカーで札幌に行くしかない!」ってことになった。

けど、ふたりともここ数年運転さっぱりしておらんのだという。

とはいえ、ここは、レンタカーしか選択の余地がないってことで、朝一で近くのレンタカー会社へ。

オープン前に駆けつけたけど、車はご希望の小さいのがない。

ドでかい車しかなく、これには「運転できない!」「ムリ!!」だとか、なんだとか、面倒なことをうだうだ申しておった。

それでも、そこをなだめつつ、諭しつつ、なんとか、かんとか、ふたりは札幌へ向かったのでした。

我が家に戻って、ようやくホッとしたのもつかの間、その旧友Iから電話が入った。

「もしもし~ 札幌のレンタカー会社が閉鎖してるから、戻ってこいとニセコのレンタカー会社から電話きてさぁ。これから戻るわ!!」

ってことで、こっちに戻ってくるというのです。

「えぇ~!!」って話ですわ。

いやはやどうしたもんか、いくら旧友とはいえ、むさ苦しいじーさん二人が我が家に長期滞在とは…

ふと、途方に暮れたおぢでした。

写真は、旧友Iがこのほど始めたという、サックス風の楽器「ヴェノーヴァ カジュアル管楽器」で行なった演奏会。

聞くに堪えない音で、クラッといたしました。

リードを使う楽器で、音を出すのがそもそも難しいのだ。

だから音を出したのは褒めてやっていいけど、人に聞かせてはいけないと思ったね。

普段は札幌の河川敷で練習しておるというけど、おぢはカラオケ店でひとり練習するのがいいと思ったのでした。

チャレンジ精神は大評価だけど、聞くのは辛かったぁ~

ところで話は戻りますが、旧友二人は戻ってきたら、どうするんだろ?

タクシーか、はたまたヒッチハイクか、奥の手はハニーさんの運転で札幌か?

ハニーさんは「タクシー代わりに2万円で行こうかな?」と中国人並みの「違法白タク」も視野なのだった。

いずれにせよ難儀なことなのです。

いやはやの大停電でござります!!

…とここまで書いたら、旧友からまたまた電話が来た。

「今ニセコに着いてさ、レンタカー会社に契約違反だと厳しく抗議したんだ~」「そしたらさぁ~ レンタカー会社の人が運転して札幌まで行ってくれることになったのさ~」という。

往年のサヨクじーさん、恐るべし!!

人生いろんなことがあるのですなぁ~


北海道大停電

2018年09月06日 | Weblog

午後6時です。

つい先ほど電気が通じました。

北海道内298万戸すべてが停電という前代未聞の出来事なのでした。

そんなきのうから、札幌の旧友Iとやはり東京の旧友Sが台風の中やってきておりました。

いまもしっかり左翼しておるふたりと、雨の中、タープの下でジンギスカンですわ。

あれやこれや楽しく呑んだのではあります。

でもって、すっかり酔っぱらって寝ておった午前3時過ぎに地震速報だ。

ビックリ仰天、どうしたもこうしたもなく、まもなく大揺れ。

感覚的には3.11の東日本大震災レベルの揺れでしたから、こりゃ本州はたいへんなことに…

と思ってテレビをつけたら、どうやら北海道内が震源と判って、ひぇ~となった。

そして、そこから間もなく停電ですわ。

真っ暗闇で、酔っ払いですから、そのままバタンキュー。

今朝、二日酔いのゲロゲロで目覚めました。

ウニ頭で、あれこれどうなったか探ったら、とりあえず水は出るし、プロパンガスは着く。

…ってことで、おいしく朝食をいただいてから、さてどうしたもんかと悩んだ末、2人を車に乗せて周辺を観光案内いたしました。

で、さすがにそろそろ電気がつくだろうと思ったら、菅官房長官の記者会見は「今日中に…」みたいな話であ然呆然。

JRは止まるし、バスは動かないもんだから、旧友二人は身動き取れないまま。

そして先ほど、ビール飲みながら早めの夕食をいただいたところで、電気が通じたのでした。

写真は午前9時40分ごろのニセコの給油所。

ざっと100台の車が列をつくっておりました。

こんな光景は見たことないです。

スーパーも、ドラッグストアも大行列でした。

田舎で大行列を見たのはこれが初めてです。

いやぁ~電気がついて良かったけど、バスは明日にも動くのか?

あすはなんとか2人が札幌に戻れるのかどうかがポイントのようなのだ。

北海道で震度7の地震は初めてのこと。

しかも震源地が予想外の場所でしたから二度びっくりなのでした。

とにもかくにも、ニセコのおぢとその友人はたいした元気で~す!!


台風被害はどうよ!?

2018年09月05日 | Weblog

午前6時30分の気温はプラス20度。

台風一過ですっかり晴れのお天気…

な~んてなことになっておりません。

とりあえず雨は止んでおりますが、雲が低く垂れこめ、風もまだ強く吹いておる。

きょうのご当地、雨のち曇りのお天気です。

気になる外の様子ですが、つい先ほど家の周りを見て回りましたが、我が家周辺に異常はないような。

午前0時ごろからかなり強烈な雨と風、心配しておりましたが、大事に至りませんでした。

ですが、近隣の農家はどうだろ?

トウキビはあれだけ強風が吹けば、すっかり倒れておるのでしょう。

収穫できるのか?

もう少し時間が経たないと被害状況などは入ってこないようですが、心配なのは果樹農家。

リンゴとかナシとか、ブドウとかは大丈夫か?

たいしたことがないといいのですが…

電子版のNHKニュースによれば、午前4時現在、北海道内では4万戸が停電だそうな。

札幌では、倉庫のトタン屋根が剥れたり、電柱が倒れるなどの被害もあるそうだ。

本州ほどではないでけれど、北海道でも少なからず影響があるようです。

ご当地倶知安町では42メートルの風速を観測したそうだ。

北海道でもっとも強烈な風だったという。

おぢはまもなく出かけなければならんので、きょうはこれまで。

せっかく来ていただいた皆さん、スマンこってす!!

 


「サンマ苦いか塩っぱいか」by佐藤春夫

2018年09月04日 | Weblog

かなり寝坊した午前7時40分の気温はプラス20度。

曇り空で、そこそこ強い風が吹いております。

午前0時ごろ、屋根に激しく叩きつける雨音と強風で目覚めてしまいました。

そこからまもなく寝たのですが、起床はなんと午前7時過ぎ。

午前5時半ごろにちゃんと目が覚めないときは、たいてい夫婦して風邪っぴきというのが我が家の常識。

きのう小樽にロングドライブし、魚を買ってきたのですがそれで疲れたか?

そんなこんな、

写真は我が家の朝食でござる。

ご飯とみそ汁が乗ってませんし、きょうは副菜がありませんが、毎朝こんなパターン。

今朝はなんといっても、きのう小樽で買い求めたサンマさんだ。

テレビ界に君臨する明石家さんのさんまではなく、正真正銘の根室産なのだ。

市場の中ではあちこちで売っておりましたが、4匹600円と少し高めではありますが大ぶり、新鮮なのを買い求めました。

ホントのサンマファンには叱られそうですが、おぢは苦いはらわたが苦手ってってことで、アタマとお腹は抜いてあります。

ハニーさんにはメンドウかけておるのです。

「サンマ苦いか塩っぱいか」は、佐藤春夫さんの「秋刀魚の歌」からで、大正12年の詩だそうです。

不倫関係にある人妻とその娘と一緒にサンマの食卓を囲むという壮絶な詩なのです。

詳しくは「ググって」いただきたい。

そんなげに恐ろしき食卓とは全く違うのがラブラブ我が家なんですけどね。

どうでもいい食卓の説明を続けますと、サラダは、ミニトマトが3つでスプラウトとレタスです。

ここに日替わりのドレッシングと、過日の「丸ごとにんにくオイル」をかけていただきます。

納豆は「ミツカン黒酢納豆」、これに自宅で採れた大葉と長ネギ、鰹節が入ってます。

そこにさらに「丸ごとにんにくオイル」のニンニクと、アマニ油に焼きしょうがまで入っておる。

おぢは「最強の納豆」と自画自賛しておるけど、世間的にはアホか? って話かもしらん。

このサラダと納豆で、「長生きしてやるぅ~」とおぢは思っておるのです。

世間的には「憎まれっ子世に憚る」ともいいます。

ほかには、キムチ少々と梅干ですわ。

みそ汁も野菜の具だくさんで、おコメはゆめぴりか。

いつもはそこに副菜として、ほうれんそうのおひたしとか、キノコ炒めなんかでがあるのです。

あくまで我が家はメインが朝食ってこと。

で、夕食は枝豆にビール、サバの缶詰なんてこともフツーです。

休肝日以外、夕食ではご飯は食べません。

こんな食卓を長々続けてますけど、風邪だけは引くんだよなぁ~

どっかに間違いがあるかしらんけど、「虚仮(こけ)の一念岩をも通す」ってことですわ。

ついでながら、虚仮とはバカのことですからまさにおぢのこと、スマンね!!


体操パワハラ問題、どうやら元凶が見えてきた!

2018年09月03日 | Weblog

午前6時の気温はプラス10度。

かろうじて気温二桁の朝でござる。

西の空は曇っておりますが、ほかは晴れのお天気じゃ。

予報によると、きょうは曇りのち晴れのお天気で、最高気温は23度になる。

過ごしやすい初秋の一日になりそうです。

きのうも、朝方は一桁の気温で寒かったけど、その後はぽかぽか陽気。

ちょっと汗ばむような、いわゆる「インデアンサマー」、ニッポンで言うところの「小春日和」でした。

こんないい陽気も、どうやら長続きしないようなのだ。

5日には北海道にも台風が上陸するらしく、この先のお天気、大きく崩れることになる。

しかも今回は、非常に強い台風21号の東側になりそうで、久々にご当地も台風直撃ですわ。

夫婦して心配しておるところです。

ところで、

18歳の若い体操選手、宮川紗江さんが記者会見し、パワハラを訴えた問題だ。

勇気を振り絞って奮闘する18歳、見上げたもんだとおぢは思ったね。

日大アメラグ問題で、加害者学生が立派に会見した際も、おぢは心を動かされました。

いまどきの勇気ある若者たちに大拍手です。

「関係していたら政治家も辞めます」などと大ウソを平気で言い放つ輩とは大違いとも申しておきましょう。

立派な若者たちがあっちにもこっちもおって、ニッポンの将来、けっして暗くないのだ感じます。

一方、パワハラをしたとされる塚原夫妻ですわ。

当初は宮川さんの発言を「全部ウソ」とウソつき呼ばわりするから、そもそもハァ? って話だった。

パワハラを完全否定し、18歳の若い女子選手を貶めようとしているかのように見えたね。

ですが、きのうになって一転、塚原夫妻は宮川選手へは謝罪した。

パワハラについては依然として否定しておりますけどね。

今回の問題、そもそもはコーチが宮川さんに暴力を振るったとして処分されたことが発端だ。

確かにコーチによる暴力、いまどきはまったく許せません。

暴力は許せませんけど、古い話をいきなり持ち出して、ソッコーアウトで退場ってのはどうだったのか?

サッカーだって、最初はイエローカードからじゃん。

コーチの暴力が確認できた時点で、体操協会まずはイエローカードを出すべきでした。

それでも放置できない状況が続けば、そこでアウトの宣告でしょう。

今回は、いきなりコーチをアウトにしちゃったから、まずはおかしなことになりました。

宮川さんでなくても「背景に何かある」と、うがった見方をしちゃいます。

もちろん、「コーチは選手が選ぶもの」で、誰彼が口出すことではございません。

実際には、宮川選手とコーチを引き離し、自分たちが率いる「朝日生命体操クラブ」に宮川選手を引っ張りたかったのが塚原夫妻らしい。

ついこのあいだまで、塚原夫妻は選手の引き抜きを完全否定しておったけどね。

だけど宮川さんのコーチは、「引き抜きの動き」を危惧しておったとも伝えられる。

しかも塚原夫妻さん、宮川選手とのやりとりを録音していたというから、ちょいと尋常でない。

フツー被害にあう可能性のある方が、万が一に備えてひそかに会話を録音するケースはある。

だけど、パワハラしてる方が録音するってことは、もちろん録音を意識しながら喋るだろうし、何かあったときのための準備とみるのが正しい。

いわば「万全の態勢」を整えて、パワハラしておったということにもなる。

かなり悪質な気がします。

塚原夫妻といえば、ご主人は「塚原飛び」とか「ムーンサルト」とか、世界の体操界に名を残した人物ですわ。

おくさんも、女子体操選手として活躍したという。

つい先ほどTBS「朝ちゃん」で、元体操五輪選手の池谷幸雄さんが申しておりましたけど、「女子体操2020東京五輪強化選手」には、現在ランク6位の宮川さんは入らなかったけど、50位台の朝日生命の選手は入っておるという。

ようは、偏った選考が行われておるというのです。

そもそも「女子体操2020東京五輪強化選手」という制度が明確ではないようなのです。

トップ20選手をまんま、強化選手に知ればいいようなもんですけど、そこに妙な力が働いているのかもしれません。

「朝日生命体操クラブ」だけが優遇されるのでは、どもこもならん。

何かに似てると思ったら、お友だち優遇の加計学園ですわ。

いやはや…

いずれにせよ、ここで体操界の膿をしっかり出さないと、東京五輪でのニッポン体操、しかるべき結果が出ないのではないかと心配されるきょうこのごろだ。

この際、第三者委員会の調査を待たずして、塚原夫妻には、きれいさっぱり体操界から身を引いていただくのがよろしいような。

体操界の有名夫婦、晩節をこれ以上汚すのはどうよ。

この際、夫婦ともども、ビシッとフィニッシュを決めてはいかがか?


9月2日に気温一桁のビックリ仰天!!

2018年09月02日 | Weblog

午前6時の気温は、な、な、なんとプラス8度。

9月もまだ2日というのに、気温が一桁とはビックリです。

お天気はというと、雲一つないいわゆるピーカン!!

青空がどこまでも広がっております。

そんなことですから、いわゆる放射冷却現象ってことでしょうか?

それにしても、9月になったばかりで一桁とは、涼しいにもほどがある。

クソ暑い本州の皆さん、寒くてスマンね!!

そんな今朝、体調も絶好調のおぢは、いきなり全長30センチはあろうかという大物をスルスル生み落しました。

感じとしては「凄いぜ!! ハズキルーペ!!」の謙さんの心境でしょうか!?

そういえばきのう朝、NHKテレビ「チコちゃんに叱られる」は観ました?

子どもが〝うんち〟を好きなのは、なんと「うんちを自分の子どもと思っている」からだそうなのです。

実際、幼稚園の子どもに絵を描いてもらうと、およそ4人に1人の子どもが、無意識のうちに、うんちに顔を描いたそうだ。

顔を描いていない子でも「さん、くん」なんかをつけていたそうだからびっくりです。

そういえば「うんこ漢字ドリル」も大ヒットしたなぁ~

齢67歳のじーさんも〝うんち〟は嫌いでないわけで、そうなるとおぢも幼稚園児並みってことだろか。

とはいえ、ウンは掴みたいけど、うんちだけは掴みたくないおぢ、きょうは朝から忙しいのでこれまでじゃ。

朝から尾籠な話でスマンね。

懲りずにまた来てねぇ~

 


「腓骨神経麻痺」治っちゃったぁ~

2018年09月01日 | Weblog

寝坊いたしました。

午前7時の気温はプラス16度。

お天気はここんとこ毎日のように曇り空でスカッといたしません。

空気も湿っぽく、地面も濡れておって、なんとも北海道らしくない。

予報では、きょうはこれから晴れて、あすも晴れだそうだけど、そのあとはまたまた台風の影響で崩れるとか。

きのうは突如ゲリラ豪雨に見舞われましたし、あれもこれも地球温暖化の影響なのでしょう。

調子こいて化石エネルギーをボカスカ使ってる場合ではないような気もしますです。

そんなこんなではありますが、けさのおぢたいしたスッキリしております。

都合3日にわたっておぢを苦しめた「腓骨神経麻痺」ですが、いまは痛みもすっかり消えて、すこぶる快調なのよ。

いきなりの激痛で、ほぼ歩けなくなるというトホホな事態でしたけど、いまは元通り。

100キロマラソンも可能なような… ってこれはウソピョン!!

つい先ほどもバンテリンを塗ったりしたわけで、ムリはしません。

原因ですけど、「アールプラティックセンター」というホームページに書かれておった内容から推察できました。

「そんなことで、こんなことになるだぁ~」 って話なのです。

おぢはソファに座るとき、時々ですが、低いテーブルの上に足を投げ出しておった。

まことに行儀の悪いことですが、テーブルをオットマン(足置き)代わりにしておった。

そこまではいいのですが、その際に右足の上に左足を乗せておったわけ。

この状態を長時間続けると、左足のすねの外側の腱が異常に伸びてしまう。

っていうか、伸びきってしまったらしいのです。

これが原因で腓骨が炎症を起こし、痛くて歩けなくなったようなのだ。

ま、シロウト診断ですけどね。

なので、きのうはテーブルに足を投げ出すなんてことは一切せず、ソファでは姿勢を正して座っておった。

おかげさんで、きょうは痛みも消えて、フツーに歩くことができておる。

あちこちの筋肉の衰えもあるのでしょうし、老化もあるのでしょう。

ですがトットと治っていがったなぁ~

人間生きておれば、いろんなことがあるようです。

きょうもきょうとて、しょうもない話でスマンね!!