午前6時40分の気温はプラス18度。
曇り空で少し風がありますが、雨は降っておりません。
予報によると午後からは雨だそうですけどね。
ところで、
おとといから我が家に来ておる旧友ふたりですけど、身動き取れずにいまも滞在中だ。
JRは開通の見通しがない。
札幌行きの2系統(小樽経由と中山峠経由)のバスも、札幌までの区間で信号機が点いておらず、運行を見合わせておる。
最終的には、国土交通省の判断で運行しないことになったそうだ。
鉄道もバスも動かないという、北海道にとっては、開びゃく以来の異常事態でござる。
そこで、これはもう「レンタカーで札幌に行くしかない!」ってことになった。
けど、ふたりともここ数年運転さっぱりしておらんのだという。
とはいえ、ここは、レンタカーしか選択の余地がないってことで、朝一で近くのレンタカー会社へ。
オープン前に駆けつけたけど、車はご希望の小さいのがない。
ドでかい車しかなく、これには「運転できない!」「ムリ!!」だとか、なんだとか、面倒なことをうだうだ申しておった。
それでも、そこをなだめつつ、諭しつつ、なんとか、かんとか、ふたりは札幌へ向かったのでした。
我が家に戻って、ようやくホッとしたのもつかの間、その旧友Iから電話が入った。
「もしもし~ 札幌のレンタカー会社が閉鎖してるから、戻ってこいとニセコのレンタカー会社から電話きてさぁ。これから戻るわ!!」
ってことで、こっちに戻ってくるというのです。
「えぇ~!!」って話ですわ。
いやはやどうしたもんか、いくら旧友とはいえ、むさ苦しいじーさん二人が我が家に長期滞在とは…
ふと、途方に暮れたおぢでした。
写真は、旧友Iがこのほど始めたという、サックス風の楽器「ヴェノーヴァ カジュアル管楽器」で行なった演奏会。
聞くに堪えない音で、クラッといたしました。
リードを使う楽器で、音を出すのがそもそも難しいのだ。
だから音を出したのは褒めてやっていいけど、人に聞かせてはいけないと思ったね。
普段は札幌の河川敷で練習しておるというけど、おぢはカラオケ店でひとり練習するのがいいと思ったのでした。
チャレンジ精神は大評価だけど、聞くのは辛かったぁ~
ところで話は戻りますが、旧友二人は戻ってきたら、どうするんだろ?
タクシーか、はたまたヒッチハイクか、奥の手はハニーさんの運転で札幌か?
ハニーさんは「タクシー代わりに2万円で行こうかな?」と中国人並みの「違法白タク」も視野なのだった。
いずれにせよ難儀なことなのです。
いやはやの大停電でござります!!
…とここまで書いたら、旧友からまたまた電話が来た。
「今ニセコに着いてさ、レンタカー会社に契約違反だと厳しく抗議したんだ~」「そしたらさぁ~ レンタカー会社の人が運転して札幌まで行ってくれることになったのさ~」という。
往年のサヨクじーさん、恐るべし!!
人生いろんなことがあるのですなぁ~