おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

北海道大停電その2

2018年09月07日 | Weblog

午前6時40分の気温はプラス18度。

曇り空で少し風がありますが、雨は降っておりません。

予報によると午後からは雨だそうですけどね。

ところで、

おとといから我が家に来ておる旧友ふたりですけど、身動き取れずにいまも滞在中だ。

JRは開通の見通しがない。

札幌行きの2系統(小樽経由と中山峠経由)のバスも、札幌までの区間で信号機が点いておらず、運行を見合わせておる。

最終的には、国土交通省の判断で運行しないことになったそうだ。

鉄道もバスも動かないという、北海道にとっては、開びゃく以来の異常事態でござる。

そこで、これはもう「レンタカーで札幌に行くしかない!」ってことになった。

けど、ふたりともここ数年運転さっぱりしておらんのだという。

とはいえ、ここは、レンタカーしか選択の余地がないってことで、朝一で近くのレンタカー会社へ。

オープン前に駆けつけたけど、車はご希望の小さいのがない。

ドでかい車しかなく、これには「運転できない!」「ムリ!!」だとか、なんだとか、面倒なことをうだうだ申しておった。

それでも、そこをなだめつつ、諭しつつ、なんとか、かんとか、ふたりは札幌へ向かったのでした。

我が家に戻って、ようやくホッとしたのもつかの間、その旧友Iから電話が入った。

「もしもし~ 札幌のレンタカー会社が閉鎖してるから、戻ってこいとニセコのレンタカー会社から電話きてさぁ。これから戻るわ!!」

ってことで、こっちに戻ってくるというのです。

「えぇ~!!」って話ですわ。

いやはやどうしたもんか、いくら旧友とはいえ、むさ苦しいじーさん二人が我が家に長期滞在とは…

ふと、途方に暮れたおぢでした。

写真は、旧友Iがこのほど始めたという、サックス風の楽器「ヴェノーヴァ カジュアル管楽器」で行なった演奏会。

聞くに堪えない音で、クラッといたしました。

リードを使う楽器で、音を出すのがそもそも難しいのだ。

だから音を出したのは褒めてやっていいけど、人に聞かせてはいけないと思ったね。

普段は札幌の河川敷で練習しておるというけど、おぢはカラオケ店でひとり練習するのがいいと思ったのでした。

チャレンジ精神は大評価だけど、聞くのは辛かったぁ~

ところで話は戻りますが、旧友二人は戻ってきたら、どうするんだろ?

タクシーか、はたまたヒッチハイクか、奥の手はハニーさんの運転で札幌か?

ハニーさんは「タクシー代わりに2万円で行こうかな?」と中国人並みの「違法白タク」も視野なのだった。

いずれにせよ難儀なことなのです。

いやはやの大停電でござります!!

…とここまで書いたら、旧友からまたまた電話が来た。

「今ニセコに着いてさ、レンタカー会社に契約違反だと厳しく抗議したんだ~」「そしたらさぁ~ レンタカー会社の人が運転して札幌まで行ってくれることになったのさ~」という。

往年のサヨクじーさん、恐るべし!!

人生いろんなことがあるのですなぁ~