おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「災害ユートピア」

2018年09月11日 | Weblog

午前6時の気温ですが、な、な、なんとプラス6度しかない。

寒くてビックリ仰天、驚きました。

冷静に考えたら、9月も中旬ですから、そんなもんか?

お天気はというと、青空が広がっており、写真のニセコアンヌプリにも秋の気配が漂っております。

冷えたのは、いわゆる「放射冷却現象」の影響でしょうか?

予報によると、きょうは降水確率ゼロ、終日晴れのお天気だ。

そんなこんなで、まことに気持ちのいい朝を迎えております。

晴れるだけのことで、心までパァ~明るくなるという「お天気屋」のサンプルが本品の特徴でござる。

ところで、

きのうは当ブログの更新をいたしませんで、数少ない読者の皆さん、スマンことでした。

いつも申しておりますが、目指すところは「テキトー男、高田純次」さんですのでしょうがない。

懲りずに見に来てくださいね。

さて、北海道を襲った地震ですわ。

被災地や札幌市では、いまだに避難所暮らしの方がいて、これが合わせて2000人近いのだという。

震源に近い厚真町と安平町では今も停電だ。

お見舞いを申し上げます。

我が家はというと、計画停電もあるというので、こまめに電気を消すなど節電に協力中だ。

ですが実生活はというと、すっかり平常運転。

節電以外、何事もなかったかのような生活をしております。

ただし、スーパーやコンビニでは、冷凍食品や冷蔵品が姿を消して、ガランとしておる。

牛乳など乳製品も、札幌ではきょうあたりからスーパーなどにお目見えするらしいけど、ご当地はどうだ?

きのう買い物に出かけたハニーさんは「サツラク牛乳だけ売っていた」そうで1リットル入り1本買ってまいりました。

札幌東区に工場があるので、生産も配送も容易なのかもしれません。

この3日ほど冷蔵庫から牛乳が消えてましたので、これはなんだか嬉しい。

午前8時前のTBSテレビ「朝チャン」では、札幌に滞在中の外国人が地震で困っておったけど、これらの皆さんをボランティアが支えて、感謝されたと放送しておりました。

異国で途方に暮れたフランス人やタイ人などなどは札幌の場合、ススキノに近い中島公園内にある体育館で対応したそうだ。

そこには英語からフランス語、イタリア語、中国語などのボランティアが集まって、諸外国の皆さんに対応しておりました。

近くのジャスマックホテルでは、温泉を無料開放しておったり。

生まれも育ちも札幌のおぢ、なんだか誇らしくもなる。

こういう災害時、突如として「ユートピア」が出現する。

これ「災害ユートピア」というそうです。

レベッカ・ソルニットというアメリカの作家が、サンフランシスコ大地震や3.11を例に表した著書でもある。

大規模な災害が発生すると、被災者や関係者に連帯感が生まれ、一時的に高いモラルの理想郷(ユートピア)が出現するそうだ。

残念なことにこれは短期間しか継続しないそうですけどね。

それでも、「困った時に助け合う」のがニッポン人、「情けは人のためならず」と、災害時に親切にするのがニッポンだ。

庶民の親切の積み重ねが、国民どうし、国どうしの理解を深め、世界のあちこちも平和になるんでないかとおぢなんか思っちゃう。

総裁選で有力とされる安倍さんは、憲法改正に血道を上げておるけれど、いまそんなもんに何んの意味があるんだろ?

今のニッポンには、もっと大事なことがあるんでないの?

とりあえず、ニッポンも国レベルで「目指せユートピア!!」と願うおぢでござる。