今朝も寝坊いたしました。
夫婦して体調が悪いのかしらん。
午前7時の気温はプラス13度。
あたりは霧に覆われております。
きょうはいい天気に恵まれるのでしょう。
きのうも最高気温は25度の夏日でした。
写真は、そんなきのう夕方に行ってまいりましたご当地で開催中の催し「オータムフードフェスティバル」だ。
スキー場周辺の人気レストランや移動販売車が集まり、ジャズなどの生演奏ともに飲食を楽しむ催しなのだ。
おとといが初日で16日まで開催中だそうで、今回が初開催なのだ。
ビックリ仰天ですが、札幌大通公園で開催中の「さっぽろオータムフェスト」の会場との間で、無料バスが運行されておるとか。
冬や夏はともかく、春と秋の集客に課題のあるご当地が、なんとか人を集めたいと始めたイベントですわ。
札幌から無料のバスに乗ってきて、ご当地のホテルやコンドミニアムに宿泊してもらう算段らしい。
ですが今回は北海道内を襲った地震の影響でキャンセルも出ておるようだ。
札幌の皆さんも無料バスが出るからといって、ノー天気に出かける気分にはならんのでしょう。
地震の余波はご当地の観光にも少なからず影響を与えておるようです。
このオータムフェスティバル、今日もあすも午後3時からヒラフ第3駐車場で開催される。
各種ビールにワイン、地元の食材を使ったフードや音楽も楽しめます。
おヒマな方はぜひお出かけ下さいな。
ところで、
北海道内で続いておった「20%の節電目標」ですが、14日に終了したそうな。
引き続き節電は必要だけど、電力は一定量の確保ができたためだ。
13日に揚水式の京極発電所1号機、14日に2号機が再稼働し、計40万キロワットの供給力を上積みできたからだという。
京極の揚水発電所については、当ブログでも書きました。
あまった電気で水をくみ上げ、いわば電気をためておく蓄電池として有効な発電所でもあります。
北電のホームページによると、京極発電所は2014年10月1日に20万KWの1号機が運転を開始し、翌年11月に2号機20万KWが運転を開始しておる。
ようはできたばっかの新しい揚水発電所なのだ。
北電は「故障していた」というけど、2014年と15年に運転開始したばかり。
「出来たてホヤホヤの発電所」なんだけどなぁ???
この揚水発電所を動かすということは、水をくみ上げるときに余計な電力がいるということ。
実は、再生可能エネルギーを効率的に使うのに有効だ。
ですが、現状では電力の使用料が少ないときに、電気を使って水をくみ上げ、電気の使用量多いときに使うわけ。
ですから北電にとってはコスト増になるのが揚水発電所だ。
北海道がブラックアウトになるという前代未聞の事故を引き起きこしたわけですから、その程度のことはしてもらわんと、どもこもならんという、経産省の方針なのでしょう。
北海道道民の生活やホテルなどの観光に大きな影響を与えたのが今回の停電ですわ。
さらにはスーパーやコンビニで冷凍食品、冷蔵食品などに大量の廃棄が出た。
皆さんたいへんな損害を被ったのだ。
北電にも血を出してもらわなあかん、ということだろうと推察いたします。
北海道で必要な電力の半分を担っていた苫東厚真発電所の復旧は11月にずれ込むそうな。
今回の停電は未知の活断層で起きた直下型地震という不測の事態が原因だ。
とはいえ、苫東厚真の完全停止を全く想定していなかった北電は、見通しが甘いといわれてもしょうがない。
北電さんに、北海道の電力を任せておいていいのか、危機管理はできるのか、はなはだ疑問になってきたのが、今回の事故の結論でござる。