おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「北方領土棚上げ」お粗末に過ぎる安倍外交

2018年09月13日 | Weblog

きょうも寝坊いたしました。

午前7時の気温はプラス11度。

お天気はスカッと晴れており、あちこちにサーッとすじ雲が走っております。

予報によるときょうのご当地、最高気温は22度、曇り時々晴れのお天気だ。

秋らしい、いい陽気の一日になりそうです。

さて、

ロシアのプーチン大統領は年内に日露平和条約を締結することを、安倍総理に提案したそうだ。

「平和条約」なんかいい感じじゃん!!

…などとノー天気では困ります。

思い起こしてくださいな。

2016年、安倍総理の地元山口県で開かれた日露首脳会談ですわ。

待ち合わせに2時間40分も遅れてやってきたのがプーチン大統領だ。

安倍さん、申し訳ないけどハナっから舐められておりました。

山口での首脳会談の前には、「プーチン訪日で北方領土返還」な~んてことまで言われ、ニッポン国民こぞって期待感でパンパンでした。

ところが実際には「歯舞群島、色丹島の2島引き渡し」にトーンダウン。

気が付けば「北方4島の共同経済活動」になって、今回はとうとう、ゼロ回答のまんまで平和条約ですか!?

プーチンさんと安倍総理、大の仲良しのはずだ。

強権的なところもよく似ておる。

その成果がこれなのだから、「外交の安倍」が聞いて呆れるのです。

ロシアにとっては「領土問題が解決しない状態での平和条約締結は国益に合致している」とか。

そりゃそうだろうけど、ニッポンの立場はあくまで、ニッポンの固有の領土である北方領土を返還してから、平和条約締結だ。

これまでプーチンさんと22回も会っているという安倍総理だけど、「日露の懸案」は何一つ解決してないのが現状だ。

また、8月28日付のワシントンポストは、トランプ大統領が安倍総理に「真珠湾を忘れない」と述べて対日貿易に不満を示したそうだ。

いやはや、親密なはずの日米関係にあって、真珠湾をいまさら持ち出す「友好関係」ってなんじゃらほい!?

あっちでもこっちでも、どこが「外交の安倍」なのか、はなはだ疑問なのでござる。

こんな総理の下で、この先3年のニッポン危うい気がするのはおぢだけでしょうかねぇ~???