おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

安倍政権「終わりの始まり」

2018年09月21日 | Weblog

寝坊です。

昨夜は午後9時すぎに就寝しました。

午前4時半ごろに目覚めて、そこから寝ちゃったのが大間違い。

二度寝は禁物です。

そんなこんな午前7時の気温は一桁のプラス8度。

秋色は日に日に濃くなってまいりました。

さて、

安倍さんが総裁選で勝ちました。

あれこれ言われておりますが、まぁ圧勝と申していいでしょう。

ですが、これが最後ですから、なんだかんだ、どうのこうの言ったところで「安倍政権の終わりの始まり」でもあります。

石破さんは国会議員票の2割しか取れませんでした。

自民党の国会議員の皆さんは、3年間干されるより、3年間のうちに「可能なら大臣にでも…」と算段したってこと。

ですが、安倍さんの党員票は5割5分程度に止まった。

上記の表は、どこぞの方がつくったものを勝手にいただいてきたしたです。

つくった方、勝手に使ってごめんなさい。

これは2014年の参院選で自民党に投票した人の数と、選挙に行かなかった人の数です。

今年9月現在のニッポンの総人口は1億2600万人で、有権者(去年10月)は1億609万人だ。

そんなこんな、ニッポン国には「1億人を超える有権者」がいて、そのうち自民党に投票した人は2000万人に満たない。

そこからさらに4割強は石破さん支持だ。

したがって、安倍さん支持者といっても、自民党支持者2000万人弱の5割5分ですから、たったの1100万人だ。

東京都民は2015年に973万人だそうですから、都民より少々多いのが安倍支持者ですわ。

1億人を超える有権者がいて、支持者が1100万人ですから「勝った、勝った」で浮かれるほどのもんではございません。

自民党の総裁選は、世論を反映したものとはほど遠いのが実情です。

加えて支持者1100万人で、憲法改正など、「んなアホなこと言ってもらっては困ります!!」って話でもある。

今回の総裁選で石破さんは、「自民党にも様々な意見がある」ことを満天下に示しました。

一方、評価を落としたのは小泉進次郎さんでしょう。

投票日まで石破支持を明らかにしなかったことで、安倍さんに恩を売った。

旗色を鮮明にせず、事実上の安倍応援団に成り下がり、いわば男を下げたと感じたのはおぢだけか?

ドン・キホーテ(セルバンテスの方)じゃないけれど、風車を巨人と思って突撃する気概が欲しかった。

いずれせよ、あと3年ですわ。

来年の消費増税で景気は落ち込むでしょうし、2020年になればもう「レイムダック」だ。

庶民が景気を実感する日なんぞ、果たして来るんだろか??? 

ニッポン国の将来がパッと明るくなる気はしませんが、お天気はスカッと晴れたニセコの朝なのでござる。