グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

スタンプ・ラリーの風景

2012年03月16日 | 歴史・文化
今年の第57回椿まつりは、この土日までですが、
観光協会主催のスタンプ・ラリーは、4月1日(日)まで続きます。

島内10ヶ所の内、3ヶ所以上を巡ってスタンプを集めると、
抽選が1回できて、ステキな賞品が当たります!

抽選でもれた方にも「深層海塩飴」がもらえます。
当日、大島の出帆港船客待合所が抽選場所で、
船の始発から最終便出帆までが抽選時間だそうです。


でも、今回初めて集めたスタンプは、こちら↓

島内6つの地域にある郵便局の、
風景入りスタンプです。

これ↑は、波浮港局のスタンプです。

小学生の頃、趣味に「切手集め」もあったけど、
記念切手を1枚ずつ買うくらいの小遣いしかなく(笑)
風景スタンプは集められませんでした。

島の南部の差木地(さしきじ)地区に住んでいるので、
波浮港と差木地の郵便局の利用が多く、

この↑2つのスタンプは見たことがありました。
魚はブダイでしょうか?
神ノ根の磯と、水平線に利島と新島ですね。

今回、島内の他の全ての局に風景スタンプがある、と聞いて、
集めてみました。


美しい富士山が見える野増(のまし)局の印影には、
遠景の伊豆半島に富士が入っていました!

右は大宮の松原の「大島節発祥地の石碑」です。

こちら↓は、元町の大島局。

絣の着物に前垂れ着けて、水桶を頭に載せたあんこ姿でした。
つばきの花と、遠景は三原山の噴煙です。

やはり岡田(おかた)↓は、港と富士山です!

港の正面に、白い富士がよく見える季節です。
「港の見える丘」付近からの眺めでしょうか。


泉津(せんづ)も大島伝統のあんこ姿と
つばきの花に定期船でした!

泉津局では、こんな↓年代物のミニアルバムを頂きました!

郵便番号が、まだ5桁の頃のものです。
風景スタンプは「風景入通信日付印」というのが正式名称のようです。

裏面には↓。

1954(昭和29)年7月1日から使われて来たのですね!
図案者のお名前までキチンと残っていました!!

風景スタンプのルーツについて解説が記されています。

1931(昭6)年4月1日に、
当時の関東庁管内(大連ほか11局所)で使用されたのが始まり。
本州ではやや遅れて同年7月10日から、
静岡県富士山、山梨県富士山北の両局で
『名勝史跡等ニ因メル図案ヲ挿入シタル通信日付印』
として使用したのが最初です。

戦後は、1948(昭23)年1月1日から、
東京中央局ほか23局で使用を再開し、
現在(この当時)では全国で1800余局で使用し、
年々人気が高まっています。

・・・とのことです。
マニアは全て集めていたりするのでしょうね!?

この風景スタンプは、官製はがき、郵便書簡、
または○○円以上の切手に押してもらえます。

皆さんも最寄の郵便局で試してみては?!

(なるせ)
コメント
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