今日は、福島県いわき市からのお客様をお迎えし、シーサウンドの小川氏とうちのガイド3名で4チームに分けて、1日島を案内しました。お子様連れのお客様が多かったのですが、私は大人チームの担当で3人のご家族と島を回りました。
午前中は強風のなか三原山へ。

時々風の音で声が聞こえないほど吹いてましたが、天気が良かったので景色を堪能しながら歩けました。
昼食後は、まず桜っ株へ。
桜株の枝先には、新緑の葉が伸びはじめていました!

満開の白い桜はとても素敵ですが、こんなふうに枝先の明るい元気色の葉を見た時の気分も、また格別です。
ホノボノしました~(^。^)
そして裏砂漠は…予想通りの強風でした(^_^;)

ゴォ~っという風に向かって、その強さを体感中。
皆さん、果敢にも風上に向かって歩いていきます。

正面からは、唸るような風が吹きつけてきます。
「キャア~!」「ウワ~!」

全員、大いに盛り上がりました!(笑)
みんなで風の強さを楽しんだ後は、筆島海岸へ。お客様に誘導され(?)普段歩かない場所(と、言っても数mずれているだけなのですが(^_^;))を歩いてみました。

そうしたら…
なんと壁面には“火山豆石”と思われるものが、たくさんあるではありませんか!!
こんなに綺麗な豆粒がいっぱい~!(^O^)

この豆石は、噴火の際に火山灰が水でくっついてできるそうです。
大量の火山灰を噴き出すような激しい噴火が、以前この場所の近くで起きていたのですね。
強い南西風を避けられるこの場所には、釣り人もたくさん集まっていました。
釣り人が立っているのは、大昔に流れた溶岩流の上。

その上に火山灰が降り積もり、爆発で飛んできた岩がめり込み、それを雨や波が削り、そしてそこに植物が生えて、今の風景ができています。
火山、海、雨(たぶん風も)、植物、人間、鳥(釣りの成果を狙って飛び回っているようでした)という様々なものが一度に見える目の前の景色に、しばらくボ~っと見とれてしまいました。
さて、このあと「クサヤ汁を見てみたい」というお客様のリクエストを受け、クサヤの製造、販売の藤文さんへ。
お店のご主人は私達の突然の訪問にもかかわらず、クサヤについて詳しく説明をしてくれました。

5代目とおっしゃるご主人は、地域によってクサヤ汁の中の細菌の種類が違うことも、本から説明してくれました。
魚醤の大会でも何度も発表されているとのこと。
説明が理論的で、そこに島の歴史が積み上げられている…コレってまさにジオパークではないですか!
「クサヤもジオだ~。」と思っていたら、そこに登場した島の方が「波浮を案内してあげる」と言ってくれました。
その方は元波浮小学校(中学校だったかも…)で教員をされていた方で、50年前の波浮の光景を(栄えた理由も含めて)鮮やかに再現して教えてくれました。

「この通りは、すれ違う人の肩が触れ合うくらいに混んでいたのですよ。私が来たころはその少し後でしたけれど。」
すごくリアルでわかりやすい(^O^)
伊豆大島のジオを語れる人ってこんなにたくさんいるんだ…そのことを再認識して、とてもうれしかったです。
火山と風と島の歴史と…いわき市からいらっしゃったご家族の方達と一緒に、私自身も“伊豆大島ジオパークの旅”を、心から楽しんだ一日でした。
(カナ)
午前中は強風のなか三原山へ。

時々風の音で声が聞こえないほど吹いてましたが、天気が良かったので景色を堪能しながら歩けました。
昼食後は、まず桜っ株へ。
桜株の枝先には、新緑の葉が伸びはじめていました!

満開の白い桜はとても素敵ですが、こんなふうに枝先の明るい元気色の葉を見た時の気分も、また格別です。
ホノボノしました~(^。^)
そして裏砂漠は…予想通りの強風でした(^_^;)

ゴォ~っという風に向かって、その強さを体感中。
皆さん、果敢にも風上に向かって歩いていきます。

正面からは、唸るような風が吹きつけてきます。
「キャア~!」「ウワ~!」

全員、大いに盛り上がりました!(笑)
みんなで風の強さを楽しんだ後は、筆島海岸へ。お客様に誘導され(?)普段歩かない場所(と、言っても数mずれているだけなのですが(^_^;))を歩いてみました。

そうしたら…
なんと壁面には“火山豆石”と思われるものが、たくさんあるではありませんか!!
こんなに綺麗な豆粒がいっぱい~!(^O^)

この豆石は、噴火の際に火山灰が水でくっついてできるそうです。
大量の火山灰を噴き出すような激しい噴火が、以前この場所の近くで起きていたのですね。
強い南西風を避けられるこの場所には、釣り人もたくさん集まっていました。
釣り人が立っているのは、大昔に流れた溶岩流の上。

その上に火山灰が降り積もり、爆発で飛んできた岩がめり込み、それを雨や波が削り、そしてそこに植物が生えて、今の風景ができています。
火山、海、雨(たぶん風も)、植物、人間、鳥(釣りの成果を狙って飛び回っているようでした)という様々なものが一度に見える目の前の景色に、しばらくボ~っと見とれてしまいました。
さて、このあと「クサヤ汁を見てみたい」というお客様のリクエストを受け、クサヤの製造、販売の藤文さんへ。
お店のご主人は私達の突然の訪問にもかかわらず、クサヤについて詳しく説明をしてくれました。

5代目とおっしゃるご主人は、地域によってクサヤ汁の中の細菌の種類が違うことも、本から説明してくれました。
魚醤の大会でも何度も発表されているとのこと。
説明が理論的で、そこに島の歴史が積み上げられている…コレってまさにジオパークではないですか!
「クサヤもジオだ~。」と思っていたら、そこに登場した島の方が「波浮を案内してあげる」と言ってくれました。
その方は元波浮小学校(中学校だったかも…)で教員をされていた方で、50年前の波浮の光景を(栄えた理由も含めて)鮮やかに再現して教えてくれました。

「この通りは、すれ違う人の肩が触れ合うくらいに混んでいたのですよ。私が来たころはその少し後でしたけれど。」
すごくリアルでわかりやすい(^O^)
伊豆大島のジオを語れる人ってこんなにたくさんいるんだ…そのことを再認識して、とてもうれしかったです。
火山と風と島の歴史と…いわき市からいらっしゃったご家族の方達と一緒に、私自身も“伊豆大島ジオパークの旅”を、心から楽しんだ一日でした。
(カナ)