グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

サルトリイバラ(山帰来)

2012年05月14日 | 植物
裏側ですが柏の葉です
大島には自生していないようで これは公園に植えられていたものです。
五月五日に食べる柏餅はこの葉で包んだものです
しかし、大島で言う柏餅はサルトリイバラの葉で包む『かしゃんば』で、昔から冠婚葬祭に作り(島内のお菓子屋さんでも買えます)食べられています。

全国的に見てみると 西日本がサルトリイバラ、東日本が柏葉ですが、例外も有り 又場所によりどちらも有る地域も有るそうです。大島だって東日本なのにサルトリイバラ。九州でも柏葉も有ります。特に現代では冷凍技術、輸送時間等が良くなっているので地域差が少なくなっているかもしれませんね。

サルトリイバラも柏葉もそれぞれ良い香りがして甲乙つけがたいと思います(ゴク)

去年かしゃんばの作り方を教えてもらったので、山歩きをしているついでにサルトリイバラを捜しますがまだまだ小さい葉なので『一口かしゃんば』しか出来そうに有りません
私の希望の大きさになるまで ちょっとお預け!
そう言えば10日前の節句時食べた葉は大きかったので去年の物を保存しておいた物なのでしょうね?

4日に山歩きをした時にサルトリイバラにズボンを破られてしまいました。トゲの無い物も多いのですがたまたま立派なトゲに絡まれたようでした。そう言えば何処かでは“いばら餅”なんて別名があると聞いたことが有ります。(しま)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする