今月26日に“海のふるさと村”主催の“伊豆大島ジオパークツアー”が計画されています。
“海のふるさと村”は島の東側に位置する、キャンプ場、ロッジ、などを併設する施設です。
この機会に“海のふるさと村”周辺のジオ素材を探そうと、昨日の午後、柳場とリサーチに行ってきました。
空は快晴!

目の前の“ミミズ浜”の海岸左手には、壁一面に横縞がはいっているのが見えました。
「あそこ、どうなっているんだろうね?」ということで、さっそく行ってみることにしました。
海岸のコンクリートの隙間から、小さなクロマツが伸びていました。

まだ膝丈ぐらいの高さなのに、一人前に花をつけています。
頑張れ~!
海の中では警戒心が強くて、あまり近くで見ることができないアオブダイが打ち上がっていました。
60cmぐらいあります!

白い歯が、目だってますね。
歯磨き粉の宣伝に、出られそうです(^O^)
…とまあ、こんな感じで寄り道をしながら、壁の下までやってきました。

近づくにつれ、壁は迫力を増してきます。
「すごい~!」

そういえば伊豆大島の火山地質図の作者、川辺禎久氏が「溶岩流が何層も重なっているので、この辺りはカルデラの底だったのではないか?」と、語られていたような気が…。

ここの事なのでしょうか?
火山灰がギュッと固まったように見えるので、違う場所のかも?(今度聞いてみます)
壁の下には、四角い岩がいくつも落ちています。

白っぽい四角い岩を黒い岩にぶつけると、簡単に割れてしまいます。
(やっぱり、火山灰っぽい…)
「ずいぶんいっぱい、崩れて落ちてるね~。」

(パラパラ落ちてきたら逃げなきゃ…)
「昔、何があったの?」

岩に質問中(^_^;)
寝心地の良い、スベスベの岩も発見!

頭を載せるのにちょうどよい、枕もついてます(^^)v
壁の下で「スゴイ~!」を10回以上連発し、今度は浜の右手のリサーチに入りました。
歩きだしてすぐに目についたのが、この看板です。

「Easy Walk 歩きやすい道」という看板に誘われて、沢に降りました。
倒木をまたぎつつ…

ちょっと冒険気分になってきました!
ただ…コレって歩きやすいの?(笑)
森が溶岩流の上に乗っかっていることが、良くわかる風景。
土はずいぶん薄いのですね。

この辺りは地質図上では、西暦1684年か西暦400~600年に溶岩が流れた場所のようです。
目の前の溶岩流は、どちらの時代のものなのでしょう?
クロマツの根が溶岩の隙間を突き破り、下に向かって伸びていました。

たくまし~。
足元には、こんな形状の枯れ葉。

妙に整然と重なっていて、面白かったです。
雨が少しずつ、枯れ葉を集めたのでしょうね。
大きな岩がゴロゴロ転がっている地帯を抜けると…

ちゃんと看板がありました!

看板の向かいの壁は、こんなに真っ赤でした!

昔近くで、激しい噴火があったのでしょうか?
カルデラの中の樹海とは生えている木が違いますが、とても素敵な溶岩の森です。

溶岩を巻き込むように、根を伸ばした木…。

たくまし~!(本日2回目・笑)
沢の上に生える木に、たくさんのモリアオガエルの卵が産みつけられていました。

落差10m以上ありそうだし、沢、の水も日照りが続けば枯れてしまいそうな場所です。
こんなに高いところから、水があると信じて落ちるんだ…(^_^;)
オタマジャクシって、卵から出てきた途端に命がけの大冒険をするんですね…。
すごい~(本日10数回目・笑)
最後に…昨日の帰りがけに眺めた景色です。
小さなトンネルや、避難桟橋の一部(写真右下のコンクリート)が見えるでしょうか?

この辺りは25年前の噴火の時、スコリア(溶岩のしぶき)が降り積もり、厚い所では1m近くあったそうです。
南西の風の風下にあたるこの場所は、噴火のたびに灰や礫などの溶岩が降り積もる可能性があります。
トンネルや桟橋は噴火の時の避難用に、25年前の噴火後に作られたそうです。木やカエルと同じように、人間の暮らしも火山と共にある…山肌の小さなトンネルを見ながら、そのことを肌で感じました。
さて“海のふるさと村主催、伊豆大島ジオパークツアー”は、島外の方も参加できます。
なんと¥8,000で1泊4食、ジオパークツアー付き!
島内の方は大人¥2,000、子ども¥1,600で昼食付きです。
午前中に三原山を、午後は“海ふる周辺”を歩いて火山と、森と、海でワクワクしたいと計画中です(^O^)
皆さま、ふるってご参加ください~(^^)v
(申し込みは“海のふるさと村”04992-4-1137へ)
(カナ)
“海のふるさと村”は島の東側に位置する、キャンプ場、ロッジ、などを併設する施設です。
この機会に“海のふるさと村”周辺のジオ素材を探そうと、昨日の午後、柳場とリサーチに行ってきました。
空は快晴!

目の前の“ミミズ浜”の海岸左手には、壁一面に横縞がはいっているのが見えました。
「あそこ、どうなっているんだろうね?」ということで、さっそく行ってみることにしました。
海岸のコンクリートの隙間から、小さなクロマツが伸びていました。

まだ膝丈ぐらいの高さなのに、一人前に花をつけています。
頑張れ~!
海の中では警戒心が強くて、あまり近くで見ることができないアオブダイが打ち上がっていました。
60cmぐらいあります!

白い歯が、目だってますね。
歯磨き粉の宣伝に、出られそうです(^O^)
…とまあ、こんな感じで寄り道をしながら、壁の下までやってきました。

近づくにつれ、壁は迫力を増してきます。
「すごい~!」

そういえば伊豆大島の火山地質図の作者、川辺禎久氏が「溶岩流が何層も重なっているので、この辺りはカルデラの底だったのではないか?」と、語られていたような気が…。

ここの事なのでしょうか?
火山灰がギュッと固まったように見えるので、違う場所のかも?(今度聞いてみます)
壁の下には、四角い岩がいくつも落ちています。

白っぽい四角い岩を黒い岩にぶつけると、簡単に割れてしまいます。
(やっぱり、火山灰っぽい…)
「ずいぶんいっぱい、崩れて落ちてるね~。」

(パラパラ落ちてきたら逃げなきゃ…)
「昔、何があったの?」

岩に質問中(^_^;)
寝心地の良い、スベスベの岩も発見!

頭を載せるのにちょうどよい、枕もついてます(^^)v
壁の下で「スゴイ~!」を10回以上連発し、今度は浜の右手のリサーチに入りました。
歩きだしてすぐに目についたのが、この看板です。

「Easy Walk 歩きやすい道」という看板に誘われて、沢に降りました。
倒木をまたぎつつ…

ちょっと冒険気分になってきました!
ただ…コレって歩きやすいの?(笑)
森が溶岩流の上に乗っかっていることが、良くわかる風景。
土はずいぶん薄いのですね。

この辺りは地質図上では、西暦1684年か西暦400~600年に溶岩が流れた場所のようです。
目の前の溶岩流は、どちらの時代のものなのでしょう?
クロマツの根が溶岩の隙間を突き破り、下に向かって伸びていました。

たくまし~。
足元には、こんな形状の枯れ葉。

妙に整然と重なっていて、面白かったです。
雨が少しずつ、枯れ葉を集めたのでしょうね。
大きな岩がゴロゴロ転がっている地帯を抜けると…

ちゃんと看板がありました!

看板の向かいの壁は、こんなに真っ赤でした!

昔近くで、激しい噴火があったのでしょうか?
カルデラの中の樹海とは生えている木が違いますが、とても素敵な溶岩の森です。

溶岩を巻き込むように、根を伸ばした木…。

たくまし~!(本日2回目・笑)
沢の上に生える木に、たくさんのモリアオガエルの卵が産みつけられていました。

落差10m以上ありそうだし、沢、の水も日照りが続けば枯れてしまいそうな場所です。
こんなに高いところから、水があると信じて落ちるんだ…(^_^;)
オタマジャクシって、卵から出てきた途端に命がけの大冒険をするんですね…。
すごい~(本日10数回目・笑)
最後に…昨日の帰りがけに眺めた景色です。
小さなトンネルや、避難桟橋の一部(写真右下のコンクリート)が見えるでしょうか?

この辺りは25年前の噴火の時、スコリア(溶岩のしぶき)が降り積もり、厚い所では1m近くあったそうです。
南西の風の風下にあたるこの場所は、噴火のたびに灰や礫などの溶岩が降り積もる可能性があります。
トンネルや桟橋は噴火の時の避難用に、25年前の噴火後に作られたそうです。木やカエルと同じように、人間の暮らしも火山と共にある…山肌の小さなトンネルを見ながら、そのことを肌で感じました。
さて“海のふるさと村主催、伊豆大島ジオパークツアー”は、島外の方も参加できます。
なんと¥8,000で1泊4食、ジオパークツアー付き!
島内の方は大人¥2,000、子ども¥1,600で昼食付きです。
午前中に三原山を、午後は“海ふる周辺”を歩いて火山と、森と、海でワクワクしたいと計画中です(^O^)
皆さま、ふるってご参加ください~(^^)v
(申し込みは“海のふるさと村”04992-4-1137へ)
(カナ)