グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

将来は研究者?

2022年08月24日 | ツアー
昨日は、昆虫の研究者のお母さんと、中学生男子、小学生男子&女子の4名の皆さんと、裏砂漠に行って来ました。


歩き初めてまもなく、お母さんがシオヤアブのペア発見!

「いつも交尾しながら飛んでるアブだ!」と子どもたちに説明していました。

足元に転がっているスジコガネの死骸が、綺麗な状態で体が残っていることを「不思議だ」と、しきりにおっしゃっていました。

皆さんの地元では、あっという間にアリなどに食べられて、このような形では残っていないのだそうです。(とても興味深いです)
シーズンが終わり、めっきり数が減った「生きているスジコガネ」は、子どもたちが発見してくれました。


他にも「菌に取り憑かれて死んでいるセミ」も発見。

お母さんの、虫専門家らしい「虫を見つける目」と、「知識を元にした考察」が楽しかったです😊

お母さんの「観察力」は、子どもたちにしっかり受け継がれているようで、中学生のお兄ちゃんは溶岩の隙間にアリが出入りしているのを発見!

「巣があるのではないか?」と言っていました。(これも興味深い!)

小学生も負けてはいません。
溶岩に開いている穴を、「何かいるかも?」と言って観察したり

「スズメバチの顔の石がある!」という発見には、本当にそっくりでビックリしました!!


「鉱物好き」のお兄ちゃんは、黄色い塊がついている石を見つけて見せてくれました(けっこう珍しいです!)

全員で「キラキラの石」を探して、写真を撮りまくりました。

上の写真は、この日見つけた中で一番キレイだった石です💖

子どもたちは、雨が削った裏砂漠の凹みを、「すごいよ〜」と言いながら観察に行き

ハチジョウイタドリの根っこを長さを教えてくれました!!

観察は続く〜😊


葉っぱの隙間にあった1mmもないような粒々も、教えてくれたのですが…

残念ながら、私の視力ではピントが合いませんでした〜😅
(白いのは虫かな?)

最後に立ち寄った森で、皆さんが熱心に観察されていたのは…

青緑色の小さなキノコ!
私の写真は、完全にピンボケでしたが💦

お兄ちゃんは、しっかり写真を撮ってくれていて、お母さんが送ってくれました!

素晴らし〜!!
子どもたち、将来は何かを研究して発見する人たちになるのかも!!

ということで、とても楽しい裏砂漠ツアーでした😊
みなさま、ありがとうございました!!

(かな)
コメント (2)
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