nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
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独立ケアマネへの思い

2011-11-17 16:34:53 | 独立ケアマネ
1年前までは併設型居宅介護支援事業所には特性があり、かならずしも単独型の居宅介護支援事業所である必要はないと見ていました。むしろ併設型で苦労しつつケアマネジメントの確立に頑張っているケアマネジャーに同情しつつよく頑張っているなぁと評価していました。
ですが、「認知症の人と家族の会」が2009年で提言したケアマネジャーの公平中立性(私の見解では公平中立とは違いますが)を求めていること、厚生労働省がおこなった「国民の声」によせられた意見で一番多かった独立した居宅介護支援事業所への要望、居宅介護支援事業に寄せる新聞各紙の論調を見て、いまや居宅介護支援事業所は単独であるべきで、併設型では国民の納得を得られないと考えるようになりました。
でも、いまの制度で単独型居宅介護支援事業を行うには工夫をしなければ成り立たないのも事実です。ましてケアマネジャーが1人で居宅介護支援事業所を開設、運営していくためには、今まで以上の能力が要求されます。
ケアマネジャーが独立して居宅介護支援事業所を開設し運営するのは理想ですが、それを実現するためにはさまざまな工夫と努力が要ります。ケアマネジャーが自分の思いを実現するために独立すると思いますが、途中でやめていった独立ケアマネが何人もいます。途中でやめることになるはケアマネジャーにとっても不幸な出来事ですが、何よりもそのケアマネジャーに信頼を寄せたお客様を裏切ることが残念です。ですから、一度始めたら最後まで行うという覚悟が、まずは持って欲しい。この覚悟さえあらば、たとえ壁にぶつかったとしても(必ず壁に突き当たります)、かならず打ち破り、次の大きなステージに進むことが出来ます。
つぎには事前の準備が欠かせません。いままでの勤務先で気軽に話していた人たちとはそれまでと同じような付き合いができなくなりますから、ケアマネジャーが独立して困ることの1つは相談相手がいなくなることです。そこで、独立したいと思ったときから、周囲の人に「私は将来独立したな」と漏らすことです。この言葉で周りの人たちはいろんな意見や考えを言ってくるようになるでしょう。なかには反対の意見もあります、難しいという人もいます。でも、なかにはあの人も独立したよとか、こんなセミナーがあるよ、とか、なかには「私も独立したいんだよね」と行ってくる人もいます。さらには独立した応援するよ、という人も必ず見つかります。
この最初の一言から独立への道が開けます。
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過激発言の池田委員の真意はどこに

2011-11-17 14:10:50 | ケアマネジメント
またまたケアマネジメントオンラインの記事から引用です。
http://www.caremanagement.jp/
前に引用した同じ記事・(できないケアマネは加算ゼロ?――83回社保審分科会レポ(2))。にケアマネジャーから蛇蜴如く嫌われている池田委員の発言です。
いわく
『「ケアマネはオーケストラのなかのいわばコンサートマスターの仕事を担っていて、マネジメント能力が重要。アセスメント、連携はもちろんのこと、家族の合意形成を引き出せないケアマネは(報酬を)ゼロにするぐらいの厳しさが必要」と持論を展開』と。
これだけを読むと拒否反応をしそうな、とんでもない発言となる。
しかし、この発言は勝田登志子氏のケアマネ擁護発言に池田氏が反論したもの。彼と勝田氏との間では感情的な発言が目立つようでこのような表現をする池田氏の本意がどこにあるか、見極めることは難しい。
一方で彼は、「自立支援型のケアマネジャーが少数いるのはわかる。その人たちのプランは1万3,000円では安い。しかし家族の要望に対応するだけの人には1万3,000円払うことはない。ちゃんとマネジメントできるケアマネとできていないケアマネを区分する方法の開発が必要」「金は出したくないがサービスは受けたいなどという家族は介護保険からはずしたらどうか。家族は自分がラクになるという立場で考えるが、まず介護保険の本質を家族に理解してもらう必要がある」とも言っており、むしろケアマネジャーに期待しているが故のケアマネへの反撃ではないかと理解している。
いままでの彼の発言を読むと、どうも彼は憎まれ役を買って出ているような気がする。それは厚生労働省の意向に沿っているのだとも受け取れるので、彼の独特の表現に惑わされることなく真意をつかみたい。
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佐々木譲「巡査の休日」読了

2011-11-17 10:17:00 | Weblog
北海道警察を舞台にした作品だが、巡査の休日とあるように大した事件ではない。
おもな事件はストーカー逃亡犯の逮捕とその対象者警固、白骨死体の事件、これらはお互いに絡み合い終焉に向かう。背景にはソーランよさこい祭りが進行して緊張感を増している。それに引き続き解決していない根っこの事件である警察トップの不正をめぐる佐伯の動き、これらを同時に描き、あわせて祭りの進行と事件の成り行きを描く力量は、事件が大したことでないこともあり、さすがと言うべき。
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