17日介護給付費分科会提出資料「短期入所生活介護の基準・報酬について」の「基準該当サービスの活用について」に論点2に「基準該当短期入所生活介護の基準は、指定短期入所生活介護に比してほとんど緩和されていないことから、基準を緩和してはどうか」という提示は「お泊りディ」に配慮したものと解していいのか、迷っている。
サ責についてリハ職と共同でアセスメントを行い訪問介護計画作成を評価すること、ヘルパー2級資格者はサ責を段階的に廃止、利用者数による配置基準への変更という案が第82回介護給付費分科会に提示された。非常勤サ責の取扱については言及がない。これに関連し民間介護事業者推進委員会では所属会員にアンケートを実施して非常勤ヘルパーから非常勤サ責へのキャリアアップにつながっていること、常勤での勤務が困難な人材の勤務確保、非常勤サ責でもケアマネジャーからの不便はないことを主張している。厚生労働省からの提出資料からサ責の重要性が指摘され分科会で非常勤サ責のあり方が議論されることを予想される。これに反論し非常勤サ責を守ったこの団体のあり方が職能団体の本来の機能だろう。ましてこのアンケートの実施時期は9月始めから行われている。まさに非常勤サ責を守るための行動といってよい。
引き換えケアマネジャーの職能団体は定期巡回・随時対応訪問介護・看護でのケアマネジメント、小規模多機能型居宅介護でのアセスメントでの指摘、ケアマネジメントに関する実態調査の回収率の低さからの批判などに対応しただろうか。ケアプラン有料化の反対キャンペーンでは全国600もの回答を得たほどの実力がありながら、分科会での審議でケアマネジメントに関しての反論をしない職能団体はその機能を果たしていないのではか。
ケアマネジャーの地位を確たるするためは、まずはこうした指摘によって担当者の注意喚起から始まるのだろう。
引き換えケアマネジャーの職能団体は定期巡回・随時対応訪問介護・看護でのケアマネジメント、小規模多機能型居宅介護でのアセスメントでの指摘、ケアマネジメントに関する実態調査の回収率の低さからの批判などに対応しただろうか。ケアプラン有料化の反対キャンペーンでは全国600もの回答を得たほどの実力がありながら、分科会での審議でケアマネジメントに関しての反論をしない職能団体はその機能を果たしていないのではか。
ケアマネジャーの地位を確たるするためは、まずはこうした指摘によって担当者の注意喚起から始まるのだろう。
17日の介護給付費分科会の資料が公開され報酬に踏み込んだ議論になってきた。いくつか注目点があるが、たとえば、訪問介護でいままで提供時間30分からとなっていたものが40分未満、45分以上とでどうかと。訪問看護でのターミナル加算要件は2回以上の訪問が2日以上の訪問を提案している。かりに報酬単価が据え置きのままこの通りの要件となると報酬は実質引き下げとなる。
この真意をくんで事業者としてはどうするか、たとえば、要件を容認する条件として単価の引き上げを求めるということになる。
こうした議論はケアマネジャーにとってはどうかという議論は欠かせない。30分で住んでいた介護を45分とすることの是非、30分では不十分であったのかどうかの問題を提起せず、この改定案を飲んだとしたらケアマネジャーの存在意味が問わえる。訪問看護のターミナルケアも同様、2回以上からの算定から2日以上の訪問となることでのターミナルケアが充実するのか、家族への安心につながるのか、これもケアマネジャーから是非について発言があってしかるべきで、こうした発言がケアマネジャーの存在価値を高める。
この真意をくんで事業者としてはどうするか、たとえば、要件を容認する条件として単価の引き上げを求めるということになる。
こうした議論はケアマネジャーにとってはどうかという議論は欠かせない。30分で住んでいた介護を45分とすることの是非、30分では不十分であったのかどうかの問題を提起せず、この改定案を飲んだとしたらケアマネジャーの存在意味が問わえる。訪問看護のターミナルケアも同様、2回以上からの算定から2日以上の訪問となることでのターミナルケアが充実するのか、家族への安心につながるのか、これもケアマネジャーから是非について発言があってしかるべきで、こうした発言がケアマネジャーの存在価値を高める。
ケアマネジャー向け創業セミナーを行なったところ27名の方に参加していただいた。その多くのケアマネジャーが将来の職制に不安を抱いており、今後の居宅介護支援事業所の存続に自信がもてないようであった。このような不安定な状態で将来への希望もなければ仕事ができるはずがなく、こうした不安を払拭するために活動し発言をするために職能団体はある。職能団体は有資格者で」構成される団体だから、その職制が脅かされる事態に自衛しなければ団体も消滅することになる。
続いて北海道の人口6000ほどの田舎町の駐在が主人公の「制服捜査」。駐在している町に起こる事件を駐在警官の情報収集とこだわりから解決していく短編の組み合わせで構成されて1つの作品になっている。
こうした一所を守る無名の人がいまの日本にこそ大事。こうした人物が日本を支えていることを忘れない。
こうした一所を守る無名の人がいまの日本にこそ大事。こうした人物が日本を支えていることを忘れない。
この一週間で数冊を読了。まず「はやぶさ新八御用旅」はトラベルミステリー時代小説。町奉行の内与力である隼新八郎がある藩の姫様を陰ながらまもって東海道を京へ上るというもの。
その旅立ちの風景
「御番所の外は、まだ暗かった。
大名小路を霞が流れていた。
幕閣の諸侯の屋敷も、まだひっそりとしている。
数寄屋橋を渡って、新八郎と治助は白い影のように江戸を発った。」
と描く。
密かな護衛という雰囲気と見通しの立たない旅の様子が感じられる。文体もリズムがあり読んでいて心地いい。
その旅立ちの風景
「御番所の外は、まだ暗かった。
大名小路を霞が流れていた。
幕閣の諸侯の屋敷も、まだひっそりとしている。
数寄屋橋を渡って、新八郎と治助は白い影のように江戸を発った。」
と描く。
密かな護衛という雰囲気と見通しの立たない旅の様子が感じられる。文体もリズムがあり読んでいて心地いい。
医師でも病を治すのが前提だが、患者の希望通りに薬を出すのがいいのか、話を聞いてくれるのがいいのか、高度な技術を持っているのがいいのか、すぐに駆けつけてくれるのがいいのか、医師でも何がよい医師かは議論が分かれる。
まして歴史の浅いケアマネジャーにとって何がよいケアマネジャーなのか、利用者からは役所でも病院でもなんでもやってくるケアマネジャーがいいのか、希望通りのサービスにするのがいいのか、介護状態をすこしでも改善するケアマネジャーがいいのか、定まっていない。
ただ、言えることはブログを見ている、ブログを書いているケアマネジャーは自分が評価されたいと思っている、ということだ。その評価に見合う報酬を希望しているということだ。
まして歴史の浅いケアマネジャーにとって何がよいケアマネジャーなのか、利用者からは役所でも病院でもなんでもやってくるケアマネジャーがいいのか、希望通りのサービスにするのがいいのか、介護状態をすこしでも改善するケアマネジャーがいいのか、定まっていない。
ただ、言えることはブログを見ている、ブログを書いているケアマネジャーは自分が評価されたいと思っている、ということだ。その評価に見合う報酬を希望しているということだ。
明日13日は介護保険部会が開かれる。昨年12月に意見書を取りまとめ法改正を行い、今回の改定作業が終了した介護保険部会がこの時期に開かれるのは何か重要な意味があるのかもしれない。厚生労働省の発表によるとテーマは税と社会保障の一体改革となっているが、このターまで何かを審議するのだろうか。
17日には介護給付費分科会が次いで21日には中央社会医療協議会と介護給付費分科会の非公式な打ち合わせ会と予定されている。
改定作業が本格化している。
17日には介護給付費分科会が次いで21日には中央社会医療協議会と介護給付費分科会の非公式な打ち合わせ会と予定されている。
改定作業が本格化している。
沢木耕太郎「チェーン・スモーキング」を読了。
コラムというべきかエッセーというべきか、原稿用紙10枚前後の小品を集めたもの。扱っているテーマは市中の何気ない出来事から有名人にまつわる話題とさまざま。彼の作品を読んで、彼沢木氏は何を書いているのかよくわからなかった。それが数冊読了して彼は今という世界の出来事をスナップ写真のように描いているのだと気がついた。
読み手はその時の気分によって読み取るものが違うのだろう、そんな色合いを持っている作品だ。
コラムというべきかエッセーというべきか、原稿用紙10枚前後の小品を集めたもの。扱っているテーマは市中の何気ない出来事から有名人にまつわる話題とさまざま。彼の作品を読んで、彼沢木氏は何を書いているのかよくわからなかった。それが数冊読了して彼は今という世界の出来事をスナップ写真のように描いているのだと気がついた。
読み手はその時の気分によって読み取るものが違うのだろう、そんな色合いを持っている作品だ。
冒頭に
「どんな仕事にも慣れはある。端から見ればどれほど大変なことでも、何年も浸っているうちに、当人にとっては単なる日常になってしまうものだ。」
しかし、刑事として慣れた事件とは桁ちがいの幼児にまつわる事件がテーマ。
刑事の仕事は事件の解決だから犯人を逮捕すればいいが、ケアマネの仕事は支援対象は十人十色、すべてが真新しい。そこに慣れが忍び込むことがある、慣れでしていると能力の限界は超えられない。対象となる人に注目し、その人の人生への関わりを考えることで限界をこえるきっかけにしたい。
同じく「相手の顔色を見てばかりで思い切って一歩を踏み出さないのは馬鹿みたいよ。うじうじしてたら、傷つくことないかもしれないけれど、幸せにもなれない」
一歩を踏み出すことから全てが始まる。
・。 ・。 。・ ・。
。 。・ ☆☆彡。・ ケアマネジメントに寄与するケアマネ経営研究会・。☆ミ・☆
。・
http://caremanager.jimdo.com
「どんな仕事にも慣れはある。端から見ればどれほど大変なことでも、何年も浸っているうちに、当人にとっては単なる日常になってしまうものだ。」
しかし、刑事として慣れた事件とは桁ちがいの幼児にまつわる事件がテーマ。
刑事の仕事は事件の解決だから犯人を逮捕すればいいが、ケアマネの仕事は支援対象は十人十色、すべてが真新しい。そこに慣れが忍び込むことがある、慣れでしていると能力の限界は超えられない。対象となる人に注目し、その人の人生への関わりを考えることで限界をこえるきっかけにしたい。
同じく「相手の顔色を見てばかりで思い切って一歩を踏み出さないのは馬鹿みたいよ。うじうじしてたら、傷つくことないかもしれないけれど、幸せにもなれない」
一歩を踏み出すことから全てが始まる。
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