浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

やはり 農協は 農業者の敵だ

2013-10-08 13:13:14 | 日記
 先日も書いたが、農産物の輸入自由化の問題がでてくると、農民は抗議活動を繰り広げる。しかしその後、政府自民党と裏交渉をして、政府の財政からたくさんのカネを支出させる取引をして鉾を収める。

 今までも、政府は札束で農協の頬をたたくことによって、アメリカの要求を実現してきた。今度のTPPも同じようになると、ボクは予想していた。

 自民党にとって、農協なんかまったく怖くはない。なぜなら、どんな問題が起きようと、農協は自民党を支援してきたからだ。農協は日本農業を守り発展させるなんてことはこれっぽちも考えてはいない。とにかくカネだ、カネだ。政府からカネを引き出すことが農協の使命だ。しかしその裏側で、日本の農業は衰退の一途をたどってきたし、ついに今度のTPPで息の根が止められる。

http://www.amakiblog.com/archives/2013/10/08/#002727

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アングロサクソンの固い団結

2013-10-08 13:05:17 | 日記
 英、米、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは、アングロサクソンの国。それらの国が、共同してスパイ活動を行っていたことは、すでに明らかになっている。

 エシュロンである。

 あまりウィキペディアは使いたくないけど、その説明は下記。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AD%E3%83%B3

 そして今日の『東京新聞』。共同配信だが、重要な記事だ。

カナダがブラジル政府の通信傍受 英米などと共有
2013年10月8日 09時38分

 【リオデジャネイロ共同】米中央情報局(CIA)元職員、スノーデン容疑者の情報に基づく報道で、ブラジル鉱業・エネルギー省の通信をカナダ政府当局が傍受していたことが明らかになり、ブラジル外務省は7日、カナダ大使を呼び出して説明を求めた。英米など5カ国による「五つの目」と名付けられた会合で情報交換していたという。

 7日付のブラジル有力紙グロボによると、カナダ当局者は昨年6月に開いた英米とオーストラリア、ニュージーランドの5カ国会合で、傍受した電話や電子メールの内容を公表。この会合には元職員も米政府の代表として出席していたという。


 これら五カ国は、スパイ活動で共同歩調をとっている。信用できない国家群である。
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読書の秋が来ている

2013-10-08 06:48:03 | 読書
 このコラムは、なかなか刺激的だ。

余録:「あなたはうんと詩を読んだらいいですね」。…

毎日新聞 2013年10月01日 00時22分

 「あなたはうんと詩を読んだらいいですね」。ある女性記者にデスクはこう勧めた。戦後間もない小紙の大阪本社学芸部、デスクは後の作家・井上靖(いのうえ・やすし)、女性記者とは同じく山崎豊子(やまさき・とよこ)さんだった▲後に井上の代表的短編になる「猟銃」の原稿を発表前に読ませてもらい、「詩のような小説ですね」と感想を述べたのも当時の山崎さんだった。いわば新聞社においてはコラム子の大先輩にあたるお二人だが、いやはや身近なところにもすごい時代があったものである▲「あなたはおそらく生涯、原稿用紙と万年筆だけあればいい人なんだ。臆(おく)せず書くことですよ」。こちらは新聞社を離れた山崎さんへの週刊新潮の名編集者、斎藤十一(さいとう・じゅういち)の助言である。そう背中を押された連載「ぼんち」が山崎さんのプロの作家としての出発点となる▲「白い巨塔」「不毛地帯」「大地の子」「運命の人」。常に時代を代表する話題作を世に送り続けた山崎さんが亡くなった。先の斎藤に言われた「芸術家に引退はない。書きながら柩(ひつぎ)に入るのが作家だ」との言葉そのまま、週刊新潮に「約束の海」を連載中の訃報(ふほう)だ▲「小さい山も、大きな山脈も、断崖絶壁もあった」。そう振り返る作家生活の底に流れていたのは、戦争で亡くなった同世代の友への思いだったという。「今も友達の顔が浮かぶ。生き残った者として何をなすべきか。書くものの根幹にはいつもその問いがあった」▲執筆を牢獄(ろうごく)にたとえた山崎さんは長編が仕上がると「完結! 出獄!」と叫んだという。物語でしか描けぬ時代と人間の真実を苦行僧のように書き続けた作家は今、天国の友と何を語らっているのか。


 
 実は、ボクは井上靖を読んだことがない。そうか、井上の作品は、詩のような小説なのか。今まで読んでこなかったことが恥ずかしくなる。いや、待てよ。『氷壁』は読んだことがある。そしてこの本は、夏に読むといいよと薦めたことがある。『氷壁』には「詩のような」という形容はあてはまらないと、振り返って思う。
井上靖は、静岡県に関わる作家だ。「詩のような」作品を読んでみようと思う。

 山崎豊子は、長編ではあるが、『大地の子』、『運命の人』など、すべてではないが読んでいるから、山崎の作品の世界は知っている。
 
 どんな本でもそうだが、何らかのきっかけがないと、読もうという気にならない。新聞の書評は、そういうきっかけをつくりだす広場だ。だが、最近の書評は、それを読んでも触手が伸びない。

 ボクが今まで知らなかった世界を教えてくれる文に出会いたいと思う。

 最近も梯久美子さんの文を読んで、島尾ミホ『海辺の生と死』(中公文庫)を買った。まだ読んではいないが、ボクの人生を豊かにしてくれそうな本だ。

 本のなかに記されている活字によって、今まで本や人との交流の中から創りあげてきた自分自身の知的世界が新たな振動を受け、さらに豊かな新しい自分がつくり出される。活字を追うことは、自分の思想を鍛えることでもあり、思考を豊かにすることでもあり、さらに自分自身が生み出す文に栄養を与えることにもなる。

 また、本には、そこから新たな知識や新しい見方を得ることにより、自らの「武器」(平和や民主主義を維持発展させるための)を鋭利にする砥石の役割もある。そうした「武器」を鋭利にし、より多くの人の心に突き刺さることばを生み出すためには、幅広い教養、広汎な読書体験が背景になければならない。

 本に始まり、本に帰る、そうして、日々、ボクらは自らを鍛え続けるのだ。
  
 「読書の秋」が来ている。
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オリンピックは警察国家への道

2013-10-08 00:17:58 | 日記
 ロンドンオリンピックでもそうだった。テロ警戒ということで、監視カメラが各所に配置され、警察や軍隊が人々を監視する。オリンピックは、そういう体制をつくりだす。

 ソチでも同様な措置がとられるようだ。当然、東京オリンピックでも厳しい監視体制がとられ、その監視体制は、オリンピックが終了しても、なくならない。

 日本でも、政府やメディアに踊らされた人々が、笑顔を振りまきながら、警察国家の構築に手を貸していく。

 以下は、共同配信記事。


選手や観客を監視 英紙報道 ソチ五輪でロシア準備  2013年10月7日 夕刊

 【ロンドン=共同】英紙ガーディアン(電子版)は六日、来年二月に開幕するソチ冬季五輪で、ロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)が外国からの選手や観客を対象に電話や電子メールの内容を傍受する準備を進めていると報じた。テロ対策が主眼とみられるが、選手らのプライバシー侵害として批判も出そうだ。


 報道はロシアの情報機関問題に詳しい調査報道ジャーナリストが集めたロシア政府や企業関連の資料を基にしている。資料によるとFSBは二〇一〇年以来、「Sorm」と呼ばれる通信監視システムをソチで強化、電話やメールに加え、インターネット上のチャットなども傍受できる。特定のキーワードを監視した上で、その単語を使った人物がどこの地域にいるかを割り出すことも可能だという。


 同紙によれば、ロシアでは電話やネットのサービス提供事業者に対し、同システムの機器設置を義務付けており、いったん機器が稼働すれば、FSBは、事業者側が気付かない形で通信の傍受が可能になる。
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