寺院に行くと、ボクは必ずお線香を買う。何時の頃からか、お線香の香りが好きになった。
今回の旅行で、二つの寺を訪れた。ひとつは中尊寺、もうひとつは瑞巌寺である。中尊寺のお線香は「関山香」といい、瑞巌寺は「青龍」という。
両者を比べてみた。中尊寺のお線香は、深い香りが漂い、瑞巌寺のお線香は香りというより香りが付着した煙が漂うという感じであった。
瑞巌寺のお線香は、京都の松栄堂製作であった。松栄堂は、京都奈良の寺院のお線香を多数手がけていて、ボクもたくさんもっている。松栄堂製作のものすべてが悪いわけではなく、瑞巌寺のそれはどうもいただけないということだ。
ボクがもっているお線香、曹洞宗の寺院のものはない。自分の先祖の菩提寺が曹洞宗であるが、その曹洞宗寺院から何かあるたびに、カネ、カネ、カネ・・・・と要求され、曹洞宗寺院の「寺」という字には、かねへんがついているのではないかと思っている。
そういう宗派のお線香には、カネを出させる麻薬めいたものが入れられているのではないかと心配なのである。
道元さんの「只管打坐」。「無」ではなく、「金」を思いながらやっていたのだろうか。曹洞宗のお線香の煙はいったい何色だろうか。黄金色かもしれない。あ~いやだいやだ。
今回の旅行で、二つの寺を訪れた。ひとつは中尊寺、もうひとつは瑞巌寺である。中尊寺のお線香は「関山香」といい、瑞巌寺は「青龍」という。
両者を比べてみた。中尊寺のお線香は、深い香りが漂い、瑞巌寺のお線香は香りというより香りが付着した煙が漂うという感じであった。
瑞巌寺のお線香は、京都の松栄堂製作であった。松栄堂は、京都奈良の寺院のお線香を多数手がけていて、ボクもたくさんもっている。松栄堂製作のものすべてが悪いわけではなく、瑞巌寺のそれはどうもいただけないということだ。
ボクがもっているお線香、曹洞宗の寺院のものはない。自分の先祖の菩提寺が曹洞宗であるが、その曹洞宗寺院から何かあるたびに、カネ、カネ、カネ・・・・と要求され、曹洞宗寺院の「寺」という字には、かねへんがついているのではないかと思っている。
そういう宗派のお線香には、カネを出させる麻薬めいたものが入れられているのではないかと心配なのである。
道元さんの「只管打坐」。「無」ではなく、「金」を思いながらやっていたのだろうか。曹洞宗のお線香の煙はいったい何色だろうか。黄金色かもしれない。あ~いやだいやだ。