海への流出、「否定できない」。このことば、何度も見ている。東電は、流出に何の痛みも感じていないようだ。こうして、汚染水を流していく。「仕方ない」といいながら、なし崩しで流していく、そういう方針のような気がする。
福島第1原発:排水溝の放射性濃度、5地点で急上昇
毎日新聞 2013年10月17日 19時18分
東京電力は17日、福島第1原発で外洋に通じる排水溝の水を測定した結果、5地点で放射性物質濃度が急上昇し、最大1リットル当たり2300ベクレルとなったと発表した。この地点では9月13日採取分の同860ベクレルを超え過去最高値。東電は、汚染された土砂が台風26号の雨水で洗われ排水溝に流れ込んだと説明し、海への流出も「否定できない」としている。
東電は8月にベータ線などの測定を始めた。排水溝で確認された汚染水は、これまでの測定結果から放射性ストロンチウム90(同原発での国の排出基準は1リットル当たり30ベクレル以下)が半分を占めているとみられる。
東電によると、今回のサンプルは16日に採取。最大値が検出されたのは海まで約500メートルの地点だった。5地点のうち海に最も近い約150メートルの観測地でも過去最高の同1400ベクレルを検出。直近の15日採取分(19ベクレル)の約70倍で、2日に採取した同840ベクレルを上回った。【蓬田正志】.
福島第1原発:排水溝の放射性濃度、5地点で急上昇
毎日新聞 2013年10月17日 19時18分
東京電力は17日、福島第1原発で外洋に通じる排水溝の水を測定した結果、5地点で放射性物質濃度が急上昇し、最大1リットル当たり2300ベクレルとなったと発表した。この地点では9月13日採取分の同860ベクレルを超え過去最高値。東電は、汚染された土砂が台風26号の雨水で洗われ排水溝に流れ込んだと説明し、海への流出も「否定できない」としている。
東電は8月にベータ線などの測定を始めた。排水溝で確認された汚染水は、これまでの測定結果から放射性ストロンチウム90(同原発での国の排出基準は1リットル当たり30ベクレル以下)が半分を占めているとみられる。
東電によると、今回のサンプルは16日に採取。最大値が検出されたのは海まで約500メートルの地点だった。5地点のうち海に最も近い約150メートルの観測地でも過去最高の同1400ベクレルを検出。直近の15日採取分(19ベクレル)の約70倍で、2日に採取した同840ベクレルを上回った。【蓬田正志】.