畑で雑草を刈り取っていたら、今日もエーワックスが飛んでいた。一機570億円。それが4機。航空自衛隊員は、これをおもちゃのように扱っているように思える。高価なおもちゃ。
昨日届いた『週刊金曜日』、そこに田岡俊次の「敵がミサイル発射を通告すると思っている防衛省 役に立たなかった「ミサイル防衛」」という記事があった。
最近も、北朝鮮が潜水艦からミサイルを発射したようだが、すぐにそれが報じられることはなかった。もちろん「Jアラート」も動かせなかった。
北朝鮮が事前に教えてくれなかったからだ。
田岡は、8月3日午前8時前、北朝鮮による弾道ミサイル「ノドン」を2発発射したことに関して、防衛省が何もなしえなかったことを指摘する。防衛省がその事実を公表したのが午前9時8分。高価なイージス艦や「パトリオット・PAC3」はどうしていたのか。「ノドン」発射に関しては、まったく効果がないことが実証された。もちろん、先日の潜水艦からの発射についても、である。
北朝鮮がテポドン2によって人工衛星を打ち上げるということで、防衛省は大騒ぎした。イージス艦を配備し、PAC3を沖縄県などに配備した。北朝鮮が、人工衛星を打ち上げるということで、長時間にわたってその準備をしていたから、防衛省も対応し、「破壊措置命令」なんかを出していた。
最初から、いつ、どこから、どの方向に発射されるかわからないミサイルなんか、撃ち落とすことなんかできっこない。防衛省が米軍としばしば訓練をし、命中したとかいっているが、それはすべて事前にそれらが明らかになっているから「命中」するのだ。
北朝鮮が人工衛星を打ちあげるときには、テレビニュースでもPAC3なんかを映していたが、8月3日のミサイル発射、先日の潜水艦からのミサイル発射に、防衛省がどう対応したか、どこのメディアもコメントしない。
日本のメディアは、ほんとうにおめでたい。政府の言うがまま、同じような事態に対して、「防衛省はミサイル発射々に際しての「防衛」はどうしたのか」という質問すらしないようだ。
退廃するメディア、批判的知性を失ったメディア。
防衛省は、意味のない「ミサイル防衛」の装備を、もっと買うようだ。装備というおもちゃ、自衛隊員に高額なおもちゃを与えるのはやめよう。
昨日届いた『週刊金曜日』、そこに田岡俊次の「敵がミサイル発射を通告すると思っている防衛省 役に立たなかった「ミサイル防衛」」という記事があった。
最近も、北朝鮮が潜水艦からミサイルを発射したようだが、すぐにそれが報じられることはなかった。もちろん「Jアラート」も動かせなかった。
北朝鮮が事前に教えてくれなかったからだ。
田岡は、8月3日午前8時前、北朝鮮による弾道ミサイル「ノドン」を2発発射したことに関して、防衛省が何もなしえなかったことを指摘する。防衛省がその事実を公表したのが午前9時8分。高価なイージス艦や「パトリオット・PAC3」はどうしていたのか。「ノドン」発射に関しては、まったく効果がないことが実証された。もちろん、先日の潜水艦からの発射についても、である。
北朝鮮がテポドン2によって人工衛星を打ち上げるということで、防衛省は大騒ぎした。イージス艦を配備し、PAC3を沖縄県などに配備した。北朝鮮が、人工衛星を打ち上げるということで、長時間にわたってその準備をしていたから、防衛省も対応し、「破壊措置命令」なんかを出していた。
最初から、いつ、どこから、どの方向に発射されるかわからないミサイルなんか、撃ち落とすことなんかできっこない。防衛省が米軍としばしば訓練をし、命中したとかいっているが、それはすべて事前にそれらが明らかになっているから「命中」するのだ。
北朝鮮が人工衛星を打ちあげるときには、テレビニュースでもPAC3なんかを映していたが、8月3日のミサイル発射、先日の潜水艦からのミサイル発射に、防衛省がどう対応したか、どこのメディアもコメントしない。
日本のメディアは、ほんとうにおめでたい。政府の言うがまま、同じような事態に対して、「防衛省はミサイル発射々に際しての「防衛」はどうしたのか」という質問すらしないようだ。
退廃するメディア、批判的知性を失ったメディア。
防衛省は、意味のない「ミサイル防衛」の装備を、もっと買うようだ。装備というおもちゃ、自衛隊員に高額なおもちゃを与えるのはやめよう。