日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

お願い

2012-07-31 18:49:42 | Weblog
拙ブログにコメントを下さる方の中で、個人的な内容の場合があります。
この様な場合、管理者として公開はいたしません。
特に個人名がある場合は、、内容に関わらず公開をしない様にしております。
何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

イクメン、カジダンの次は介護メン?

2012-04-22 20:09:54 | Weblog
休日の夕方のスーパーマーケットには、平日では見られない人たちに出会うことが多い。
「出会う」といっても、知り合いに出会う訳ではない。
普段買い物に来ない人たちの姿を多く見かける、というコトだ。
それと平日でも夕方よりも少し前の時間帯でも、普段余り見かけない人たちと出会うことも多くなってきた。
この「普段見かけない人たち」の共通点は、メモか携帯電話を持ちながら買い物をしているという点だ。

どのような方たちかお分かりだろうか?
それは、男性の買い物客。
この中でも若い男性は、どうやら「イクメン(=育児に積極的な男性)」らしい。
「イクメン」ではないにしても、奥様から渡されたメモを見ながら買い物をしている。
時折職場の同僚男性同士なのだろうか?
「オヤ!お宅もですか?」
「ウチは、まだ○ヶ月なんで・・・」
「ウチは、もう××ヶ月ですよ、お互い大変ですな~」
という会話が聞こえてくることもある。
そんな姿を見ると、微笑ましいだけではなく「育児に参加」というほどではないにしても、奥様をサポートする男性は増えつつあるのかな?という気がしてくる。

そしてもう一つのパターンが、熟年世代の男性だ。
こちらはどうやら奥様が買い物に出掛けられない事情があるらしく、携帯電話で「○○は要るの?××はいくつ買えばいいの?」と、指示を仰いでいる。
時々「そんなに要らないでしょ!」と、逆ギレしかかっている方を見かけるときもある。
こちらは「家事に積極的」というよりも、「仕方なく」という場合もあるようだが、最近では「カジダン(=家事に積極的に参加する男性)」という言葉も、定着し始めてきた。
二昔前のように、病気で寝込んでいても女性が家事をする、という時代では無くなりつつあるようだ。

「イクメン」にしても「カジダン」にしても、その背景にある一つの理由として「働く女性」の存在が大きい。
女性が働きやすい環境を作ることになれば、それまで女性が受け持っていた家事や育児の一部を男性もする必要がある。
今の「イクメン」世代の親世代が、共働きが定着し始めた世代だと考えれば、比較的受け入れられやすいのかも知れない。

ただ早急に増えてもらわなくてはならない「○○男子」がいる。
それが「介護ダンシ」もしくは「介護メン」だ。
高齢化社会になりつつある日本では、介護はとても重要な問題でもある。
これまでのように、女性が中心の介護では対応しきれない部分も多い。
特に体力が必要とされる部分では、やはり男性の力が必要だろう。
今現在、男性で介護をしている場合というのは、いわゆる「老老介護」という状況の場合が中心。
社会的にも、男性が積極的に介護に参加できるようなシステムになっていない、という問題も大きい。
とすれば、企業も行政も含めて社会全体が「介護ダンシ」、「介護メン」を支援できるシステム作りが必要だと思う。
そして「介護ダンシ」は、社会の中でも重要な存在である、という意識を社会全体が持つ必要があるかも知れない。

そんなことを考えさせてくれた、夕方のスーパーマーケットだった。

お知らせ

2012-02-15 09:48:52 | Weblog
本日より、母の七回忌のために帰省します。
そのため、ブログのUP等ができません。
山陰と言う、日本でも有数の過疎地+高齢社会の中でいろいろなコトを見て・考える時間もあるかと思います。
それらの視点から、これまでと違う何を感じ考えられればと、思っています。
ブログ再開は来週22日(水曜日)予定。
それまで、お休みをさせていただきます。

来年はどんな年になるのだろう

2011-12-31 19:10:57 | Weblog
今年も残すところあとわずか。
1年、拙ブログにおこし下さりありがとうございました。
年末、いきなりアクセス数が増え驚くこともありましたが、今は落ち着き少し安心をしているところです。

今年は、様々なことが起きた1年でした。
災害だけではなく、中東に端を発した「ジャスミン革命」などは、ITの時代だからこそ起きた市民革命だったと思う。
ただ、「ジャスミン革命」でのITの意味は、「インフォメーション・テクノロジー」ではなく、「インフォメーション・ツール」という、市民情報伝達ツールだったように感じている。
時代とともに、その意味を変化させていくのもITというコトなのかも知れない。

それを象徴するような新聞広告が、今日掲載されていた。
「youtube 紅白チャネル」だ。
若年層を中心に、テレビの視聴離れが指摘されている。
一方、ネットで映像を見たり聞いたりすることが、若年層では当たり前となってきている。
そのギャップを埋める一つの方法(というほどではないが)が、このネットとテレビの融合のような気がしたのだった。

もちろん、ニュースのようなリアルタイムで報道されなくては意味の無いモノも少なからずあるが、エンターティメントの分野で言えば、以前のような「歌番組」である必要はなくなってきているのでは?
音楽の聴き方にしても、ウォークマンが登場してからずいぶん変わったし、ダウンロードが当たり前となった今では、テレビの歌番組では見かけないアーティストのほうが、人気が高いという現実もある。
実は私自身は、今年のレコード大賞を受賞したAKB48の楽曲を聴いた覚えが無い。
そもそも「レコード大賞」そのものが、今の時代にあっているのだろうか?と、考えてしまうのだ。
それだけ、個人の生活の多様化がネットによって加速されてきているのだから、メディアもその変化に対応していかなくては、メディアそのものが時代遅れとなってしまう可能性が高い。
言い換えれば、今年はその現実を見せられた年だったのではないだろうか?
だからこそ、youtubeの「紅白チャネル」は、オヤ?!と思いながらも、これからのメディアの一つの方向性のようなモノを感じたのだった。

メディアが変わる以上に大きく変化していくのは、私たちの生活自体だろう。
電力不足による「節電」の意味も、大きく変わるかも知れない。
電力不足解消のための節電から、自分のライフサイズに合わせた電力の使い方としての節電というコトだ。
なんとなくだが、「イノベーション」とはそんな些細な変化が重なって大きな流れになるコトのような気がする。
そしてそのイノベーションの発信地は、日本であって欲しいと願っている。

お盆休みのお知らせ

2010-08-10 22:25:00 | Weblog
明日から1週間程度、お盆休み(休みと言うより、お盆行事)のため、ブログをお休みさせていただきます。

もしかしたら、実家の父のPCからエントリできるかも知れませんが・・・。

残暑厳しく、所によっては台風接近により豪雨に見舞われている地域もあります。
みなさま、どうかご自愛ください。
そして、充実したお盆休みとなりますことを。

消費税だけが原因なのか?-民主党参議院選敗北-

2010-07-12 22:24:05 | Weblog
昨日の参議院選挙は、ご存知の通り自民党が第1党となった。
負けた民主党の代表・菅さんは「消費税についての説明不足が、影響した」という内容の敗北宣言をされたようだ。
そして今朝の新聞各紙の一面を見ても、同じ様なコトが書かれている。

だが、個人的に「本当に消費税だけが原因なのだろうか?」という疑問がある。
というのも、小沢さんが幹事長をされていた頃、とても強気に2人区のところは、候補者を2人立てる、というコトを積極的にされていた。
一部県連などは、「2人区に2人の候補者を立てたら、共倒れの危険性がある」と、激しく抵抗していたが、それを小沢さんは「去年の衆議院選挙の勢いを維持していれば、大丈夫」とばかりに、候補者を立てた。
その積極策が、逆効果となってしまったのではないだろうか?

もう一つが、「タレント候補」と呼ばれる人たちの擁立だ。
確かに、参議院の場合「タレント議員」と呼ばれる人たちが多い。
その理由は、比例区などでは「名が通った人が有利」と言われていたからだ。
確かに、以前の様な「変化を求めない時代」であれば、「名が通った有名人」は有利だと思う。
何よりも、「親しみ度」と「認知度」は、圧倒的に高い。
だが、それも一昔前の話だと思う。
今の投票行動に対して積極的な人であればあるほど、「どんなコトをビジョンとして掲げ、政治の世界で何をやりたい!という思いで入るのか?」という、チェックが厳しいと思う。
単に、有名人だから名が通っているから票が集まりやすい、という感覚に嫌気がさしていた、というコトも大きな原因だったのではないだろうか?
逆に世襲議員が多い自民党からすれば、下手なタレント議員よりも、確実に表が読める2世議員を擁立させたほうがメリットが高かったのではないだろうか?

「タレント議員」が悪いわけではない。
それなりの考えやビジョンを持ち、具現化できるよう様々なアイディアをだしている、候補者がタレントさんだった、というのであれば、問題は無かったように思う。
しかし、単に「顔が売れているから」という理由で、擁立したとすれば、それは本末転倒のような気がする。
そして、そのような感覚を持っている人か否かというコトを見抜く力を選挙民である、生活者が持っていることに気がつかなかったコトもまた、敗因の理由のように思うのだ。

今回の選挙で躍進した「みんなの党」などは、その良い例のような気がする。




コメントについて

2009-09-28 14:07:26 | Weblog
拙ブログにアクセスをしていただき、ありがとうございます。
コメントについて、お願いと公開についてご連絡させていただきます。

昨日のエントリに対して、コメントを頂いております。
ただ、ある大臣についての個人的な批判と受け止められる内容のため、公開を致しません。

拙ブログに対しての、訂正や様々な考えのコメントに対しては、公開をさせていただきたいと考えています。
ただ、公人である大臣や国会議員であっても、個人的な批判などについては、拙ブログの主旨とは違うため、公開いたしません。

何卒、ご理解ください。



名古屋市長選と街歩き

2009-04-26 21:41:57 | Weblog
今日、名古屋市長選が行われた。
比較的早い時間帯に、選挙に出かけたついでにチョッと街歩きを楽しんできた。

投票所である小学校に行く度に思うことは、小学生が徒歩で通学しているのに、大人がクルマで乗り付けてくること。
高齢者との同伴なら理解ができるのだが、まだまだ30代と思しきカップルがクルマで乗り付けられると、元々駐車場が無い場所だけに迷惑なのだ。
確かに、名古屋はクルマ優先社会ではあるけれど、大人が歩いて10分程度の距離くらい歩いて欲しい。
クルマという便利なモノに頼ってばかりいると、本来見えるはずのモノ・コトを見落としてしまっている可能性が多いハズなのだ。
実際クルマに乗っている人がどれだけ、つつじやなんじゃもんじゃの木、ハナミズキなどが、街を彩っているのか気がついているのだろうか?
「効率」とか「合理性」ばかりを追い求めていると、大人が一番必要としている「心の栄養」を忘れてしまうように思うのだ。

投票所である小学校まで、のんびり歩いていると「あれ!」と思うことにいくつかあった。
近所のおいしいと評判だったお寿司屋さんが、閉店していた。
店主であるご主人と奥様のお2人で切り盛りをしていたお寿司屋さんで、中日ドラゴンズの選手も時々来られるというお店だった。
閉店したお店のシャッターには、閉店の挨拶文が張ってあり、読んでみると「老いには勝てず・・・」とあった。
「(こんな身近なところにも)後継者問題があったのだ・・・」と、考えてしまった。

以前は、「あれ!こんなところにこんなお店が出来ている!!」という感じで、新しいお店を見つける楽しみがあったのだが、今日イロイロなわき道を歩いてみると「あれ!このお店も閉店している・・・」というトコロばかり。
「何となく、街の活気がなくなってしまている」と言う感覚ではなく、実感をしてしまった。

そして、「放置自転車の保管駐輪場」の脇を通ったとき、これまでと違う風景を見た。
これまで幾度となく、通ってきた「保管駐輪場」だが、いつも目にするのは駐輪場に収まりきらないほどの自転車の数だった。
それが、今日はこれまでの1/3程度しかなかったのだ。
駐輪場の整理をし、長期保管自転車を処分した直後だったのか?それとも、この不景気で保管案内を見て受け取りに来る人が多いのか?(入り口にある案内板に、そのような内容が記載(第6条第2項)されていた)。
ただ、これまでとは比べモノにならないほどの少ない台数だったことを考えると、おそらく受け取りに来る人が増えているのではないだろうか?
こんなトコロにも、今の経済状況というモノを感じてしまった。

経済新聞で、経済の動向を知ることは重要なコトだ。
だが、実際街中を歩いて見ると、情報だけではない実感としての経済や社会状況を感じることができる。
そんな街歩きが出来た1日だ。

ところで・・・名古屋市長選に当選した河村氏は、この状況をどれだけ知って市政に取り組むのだろう?


「鬼の霍乱」につき・・・

2009-03-30 19:49:13 | Weblog
昨夜から、体がゾクゾク。
クシャミが、途切れず。
鼻はグシュグシュ・・・どうやら、本格的に風邪を引いてしまったようだ。
丁度、先週定期検診に行ったので、今日その結果を聞きに行く予定をしていた。

お昼、クリニックへと定期検診の結果を聞きに行くと、問題なしということで一安心。
しかし、担当のお医者様はやはり「風邪薬を出しておきますね」と、一言。
市販薬も丁度無くなったところだったので、タイミングは良かったのだが、ココで今まで知らなかった事を知ることになった。

私が通っているクリニックと言うのは、婦人科なのだが、婦人科は外科系に属すると言うのだ。
そして、内科のお医者様は抗生物質を出したがるけど、外科系のお医者様は手術などの時以外では抗生物質を余り出したがらないというのだ。
病院そのものに余り行く事が無い私などは、まったく知らない事でビックリ!
もちろん、婦人科のお医者様でも、抗生物質を使いたがる方はいらっしゃると思う。
ただ、更年期障害などの対処薬などは圧倒的に、漢方を処方されるお医者様が多いと聞く。
もちろん、患者さんの希望などがあってのコトだと思うのだが、意外な事実を始めて知った。

と考えると、現在Yahooや楽天のサイトにポップアップされる「薬のネット通販」というのは、どうなのだろう?
何でも「ネット通販」と言うのは、やはり問題だと思う。
しかし、ネットと言う便利さには代えがたいモノもある。
であれば、コンビニで販売されている程度の薬であれば、ネット通販をしても良いのでは?と、思ったりもするのだ。
もう一つは、糖尿病など処方箋が必要で、長期的投薬が必要な場合などだ。
定期検診以外のときなどは、決められた「かかりつけ処方箋薬局」で、定期的にネット通販するという方法だ。
もちろん、そのために必要なモノ・コトはあるだろう。
何より、通販で申し込んだ相手が本人なのか?確認する必要がある。
そのような問題点を、洗い出していくコトが先決なのではないだろうか?

本日「鬼の霍乱」につき、本日はこれにて失礼。

「郵便貯金会館」はどうなった?

2009-02-05 15:33:24 | Weblog
今何かと話題になっている「かんぽの宿」だが、フッと気になった事がある。
それは「メルパルク」と現在呼ばれている、「郵便貯金会館」のことだ。
「かんぽの宿」ほど、全国に点在しているわけではないのだが、それでも全国11ヶ所点在している。
「かんぽの宿」がリゾート型宿泊施設なら、「メルパルク」は都市ホテル型宿泊施設ということになる。
もちろん、「かんぽの宿」が「簡易保険」を原資に造られているのに対し、「メルパルク」が「郵便貯金」を原資にしていると言う違いはあるのだが、どちらも「旧郵政省」が行っていた事業である事には変わりない。
とすれば「メルパルク」も、「かんぽの宿」同様に、赤字事業と言うコトなのでは?と、思ってしまったのだ。
当然、民営化に際し「売却の対象」となり、同じようにオリックスグループなどが、購入予定として入札に名前が挙がっていたのではないだろうか?

それにしても、今回の「かんぽの宿」については「赤字だから売却(「事業譲渡」が本当らしい)」というより前に、「黒字化する努力」が見えてこない。
実際、一般週刊誌などの記事によると、既に売却された「かんぽの宿」を改装し、営業をしている旅館などでは、今年来年当たりで単年黒字が見込めるという話だ。
実際、イロイロなところでは「かんぽの宿」は「ロケーションが悪いトコロへ、立派過ぎる建物」と指摘されているが、「街の喧騒を忘れ、風光明媚な温泉場」というのは、ロケーションがそれなりに悪いのではないだろうか?
だからこそ、地元の旅館などは駅までの送迎サービスをし、顧客獲得に努力をしているのだ。
そんな当然の努力もしないで「赤字だから」というのは、言い訳としてもお粗末な気がする。

もちろん、根本的な問題として「保険や貯金を原資に、宿泊施設を建てる意味」が問われなくてはいけないのだが、今更そのようなコトを問題にしても「時、既に遅し」だ。
ならば、「少しでも良い条件にする」と言う努力が必要だろうし、売却先選びも慎重にされなくては意味がない。
そこで問題だと感じるのは、宿泊業を本業としていないオリックスグループに売却を何故するのか?と言うコトなのではないだろうか?
実際、オリックスのHPを見てみても、不動産業という文字はあっても宿泊業と言う文字は見当たらない。
素人目には「安く買って、高く売ってりざやを儲ける」としか見えない。
と言うより、「利ざやで儲ける金融業」と言うことが良くわかる事業内容なのだ。
そこに「事業譲渡」といわれても、その説得力のなさは・・・。

もしかしたら、「メルパルク」もまた、訳が分らない間に、1万円とかで売りに出されているのではないのか?と言う、気がしてくるのである。
本来なら「簡保契約者や郵貯利用者」が、「それって、違うでしょ!」と、声を上げるべきなのかも知れない。
なぜなら、自分達のお金が勝手に使われ、買い叩かれようとしているのだから。