日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

ただ今、精進料理メニュー研究中

2006-06-30 22:35:39 | 徒然
あまり硬い話題ではなく、少しやわらかい話題を・・・。
今年2月突然母がなくなり、今度のお盆は「初盆」を迎えることになる。

この「お盆」地域によって、そのお祀りの仕方がイロイロだということは、だいぶ以前エントリした。
ただ、「お盆期間中の精進料理」というのは、全国共通なのではないか?と思っている。
親が鬼籍に入っているのだから、当然といえば当然なのだが。
そこで、最近「精進料理風」のメニューに凝っている。
といっても、昔ながらのお盆向け精進料理(「おふと椎茸の煮物」等)ではない。
お豆腐や湯葉を使ったサラダとか、炒り豆腐風ドライカレーなど。
「仏様のお膳」というのではなく、こちらの人間が夏バテしないような精進料理ということである。

このようなメニューのレシピを探していると、意外にも最近流行りの「マクロビオティクス」に近いことを発見する。
何も、難しそうなカタカナで言う必要はないのかも知れない・・・それが、夏バテしない精進料理研究中から、感じたことだ。
この点を、上手にPRすれば「健康的(使い倒された感があるが)LOHAS食」として、世間から注目を浴びるのではないか?と思ったりもする。

ちなみに、ダイエット効果の期待はまったくない!状態である。
やっぱりご飯が美味しいと、食が進んで・・・。

フェアートレードとスポーツ-児童労働について-

2006-06-29 21:25:06 | スポーツ
お礼が遅くなりました。
「日本オリジナル」のエントリにコメントをくださった「ひろ」さん、ありがとうございました。
ご指摘された通り、「謙虚さ」や「謙譲」、「和を尊ぶ」ということは、勝ち負けの世界でも通用する日本人特有の精神性だと思います。
「自分が活躍して、勝ちたい」のではなく、「この仲間たちと戦って、勝ちたい」というモノが、今回の日本代表に欠けていたように感じたので、あえて「武士道」という言葉を使わせていただきました。
「イロイロなところから、社会を学ぶ」のエントリにコメントをくださった「かず」さん、ありがとうございました。
「ニュルンベルグ裁判」は、映画として世界的に多くの人が見ました。
では「東京裁判」はどうだったのだろう?と、思ってしまいました。
「東京裁判」なんて、高校の授業で絶対教えていないだろうな・・・。

毎日新聞のWEBサイトに、「人模様:サッカーでも途上国支援--牧師・松木傑さん」という記事があった。
この記事を読んで心優しい多くの方は、「サッカーボールを購入しよう」と思われるだろう。
でも、私は疑問や違和感を覚える。
というのも、記事中にあるように「サッカーボールを作っているのは、本来学校で勉強やスポーツをすべき『児童』」だからである。
数年前に国際的人権団体(アムネスティ?)が、問題提議していたと思う。
通常「フェアートレード」というのは、途上国が生産する様々商品を適正な価格で販売し、その利益を還元するというモノである。
この場合、その国の産業育成も兼ねているため、主な労働力は大人(女性が多い)なのだ。

掲げている理想は、高い。
でも、フェアートレードの利益を必要としているこども達の労働によって、生産されているという現実を考えると、手放しでは喜べない。
もちろん、パキスタンの国内事情もあるだろう。
ただ、劣悪な労働環境の中、学校にも行けず、低賃金で働かされ、本来彼らが手にすべきお金を大人が搾取しているとしたら、本来あるべき「フェアートレード」ではないように思うのだ。
まぁ、「このようなプロジェクト」みたいなものも、ありますが・・・。


「プレミアム」が注目?-お中元商戦-

2006-06-27 22:38:31 | トレンド
この前の日曜日、あるチラシに目がとまった。
「アサヒビールの工場見学」のチラシである。
プレスリリースにもあるが、4種類のプレミアムビールが試飲できるようだ。
他にもサッポロビールは、「プレミアム恵比寿」を発売している。

昨年サントリーの「ザ・プレミアムモルツ」が、モンドセレクションのビール部門で2年連続最高金賞を受賞している。
昨年は、この受賞によって生産が追いつかずケース売りをしない、コンビニエンスストアーのみでの販売となった。
一部では、売りやすいコンビニ販売に絞った、とも言われましたが。
コレを機に、ビールの世界でも「二極化」が、加速化されたように思う。
税率が安かった「第三のビール」と、贅沢感のある「プレミアムビール」だ。

普段、家で飲むのは「第三のビール」。
それも、大型酒店とかディスカウントストアーなどでの、ケース買い。
でも、ギフトとしていただくなら「プレミアムビール」というのが、本音だろう。
そのような生活者の気持ちを、利用したのが今回の「工場見学」という気がする。
我が家の近所ではアサヒビールだが、サントリーも同様の工場見学をしている。
試飲をしてもらって、美味しさを実感してもらい、それを販売~売上に繋げていく、ということだ。

日本人の味覚は、なかなか厳しいと言われている。
もちろん味覚だけではなく、見た目の良さも美味しさの一つだと考えている。
そのためTVCMだけではなく、雑誌広告などもそれなりの演出のヴィジュアルとなっている。
その意味では、日本人の味覚嗜好を表現するのは、商品の良さ・美味しさだけではないということだろう。

今年のお中元は、「自分への贈り物」というコレまでにない送り先が出てきた。
正に「プレミアムビール」は、自分に贈りたいモノかも知れない。
特に普段「第三のビール」で我慢しているお父さんたちには。

日本全国東京オリンピック開催地?

2006-06-26 21:45:43 | アラカルト
「組織のあり方」について、コメントをくださったlupinさんありがとうございました。
サッカーマニアといえるほどではない、と思っているんですが・・・(苦笑)。
今回のW杯日本代表には、メディアを含め「プン!プン!!」「情けない」の4年間でしたので、力が入りすぎたかも知れません。
書き足らないところがあったようで、反省しています。
企業であれ非営利団体であれ、行うべき使命(もちろん、社会を欺き法を犯すというのはもってのほか。論外です)の本質を見誤ることがないことが、最初にあってのことですが、どうも最近は「カリスマ」と呼ばれるリーダーばかりを、求めているような風潮があるのが気になります。

同じエントリにコメントを下さった、「星の王子様」ありがとうございました。
ご本人が「大失言」と言っているので一応「ウッカリ発言」とさせていただきましたが、ジーコの時も同じような感じだったかも・・・ご指摘のとおり、「計算づくのミスリード」なのかも知れません。

毎日新聞のWEBサイトに、「16年夏季五輪:都が会場発表 サッカーは札幌、大阪でも」という記事があった。
世間がW杯に注目しているこの時期に、ひっそりと発表しているのも気になるのだが、それより気になるのは「日本全国東京オリンピック開催地計画」的な内容だ。
確かオリンピックの基本は、「都市開催」が基本だったと思う。
それが、札幌や大阪まで試合会場にするというのは、違うと思うのだが・・・。
それとも石原東京都知事の中では、「札幌も大阪も東京都の一部」だということだろうか?
奇策ということだろうか?

石原さんご自身をよく存じ上げないので、どうしてもメディアや著書などからのイメージで言ってしまうのだが、「俺様真ん中、中心思考」が強い気がする。
「自分が何でも正しく、No1である」的思考というのか?
「『日本は東京である』と、新宿で叫ぶ」というべきか?
そんなことを考えるよりも、本気で野球をオリンピック競技に復活させるために、東京ドーム他現在のドーム球場の芝を人口芝から天然芝に変える方が、遥かにプラスだと思うのだが・・・。

そういえば、同じ毎日新聞のWEBサイトには、ホット10都市:福岡市を選出 米誌ニューズウィークという記事もあった。
15、6年前、福岡の出張する機会が何度かあり、幾たびに「福岡は、東京や大阪ではなく、アジアに向っているのだな~」と感じていた。
オリンピックというイベントから、二つの都市の考えの違いを見てみるのも面白いかも知れない。

組織のあり方

2006-06-25 22:42:37 | アラカルト
昨日のエントリ「日本オリジナル」について、コメントをくださった「わっそ」さんありがとうございました。
「狩猟民族=欧米・南米、農耕民族=日本」というのは、確かに一般的によく使われる比較文化の話ですね。
実際は、ご指摘のとおり欧米は農業大国(畜産含む)です。
日本の場合、現在の自給率が40%ほどしかありませんから、農業大国とはいえないでしょう。
正しくは、「肉食中心文化と穀物食中心文化」ということになるでしょう。

今日のスポーツニュースの中心は、日本サッカー協会川淵会長のウッカリ発言だった。
会長職として軽率な発言だったとは思うのだが、それよりも気になることがある。
それはジーコ氏が監督に就任した時も、今回も川淵さんの一任で話が進んでいること。
以前、技術委員などが推薦をした人も監督候補としてあったのだが、トラブルになって以来監督人選は、よく分からないモノになってしまった。
総てをオープンにする必要はない。
ただ、その過程においてキチンと「日本代表(監督)に必要なモノ・コトは何か?」という論議がされ、決定される必要があるということだ。
オシム氏が適当な人材ではないというのではなく、オシム氏やこれまで何度も名前があがっているアーセナルのベンゲル氏以外の監督候補があっても良いのではないか?ということなのだ。

考えてみれば、このようなことはサッカー協会だけのことではない。
企業でも「ワンマン経営」という言葉があるように、自分の子飼いともいえるような人材ばかりを登用し、自分と意見が違う人を疎んじるというのはありがちなことだ。
そのほうが、自分が思うような経営がし易いし、自分の考えをアレコレ説明しなくても「なんとなく分かってくれる」という、一種の安心感というか仲間意識が、経営の一体感を与えるということもあるだろう。
しかし、それでは成長していくことが厳しいのではないだろうか?

自分と違う意見というのは、自分と違うモノの見方ともいえる。
「違う」コトから、広角的な発想も生まれてくるだろうし、それが組織内から新しいイノベーション(変革)が生まれる可能性が高くなる。
ライブドアや村上ファンドにも、周囲に違う考えを持っている人がいて、違う意見を彼らが聞く力を持っていたら、今回のような経済事件も起きなかったのではないだろうか?





日本オリジナルを

2006-06-24 23:57:23 | アラカルト
昨日のエントリにコメントを頂いた「兵庫県の・・・」さん、ありがとうございました。
クロアチア戦直後からJEF千葉のオシム監督の名前が、次期代表監督として、名前があがっていましたね。
イロイロなところからのニュースソースを読んでみると、代表担当の記者との雑談で「次はオシムがいいかな~」ということを言ってしまった関係上、交渉をすることになった、ということのようです。

サッカー協会会長という職責から考えると、軽すぎる発言だったように思いますね(日銀の福井総裁よりもましか?)。
アジア予選の頃も、「ジーコ不安視」がされていた頃、内々にJFE千葉に打診していたようですし・・・まぁ、川淵さんは古河電工(現JFE千葉)のご出身ですから、クラブ関係者の中には、同僚がいてもおかしくないわけですし、日本のサッカー界には「早稲田・三菱・古河閥」がある、といわれていますから。
最近は、それに鹿島が加わりましたけど。
Jリーグのチュアマンも、古河→鹿島→三菱という順番で代わっていますから、川淵さんの影響力は、当分なくならないと思いますし、Jリーグの次はサッカー協会というステップがあるように思われますので・・・。日本特有の組織運営ということでしょうか?
日本サッカーの、ドロドロ裏側みたいな部分です(「そんなことを知っているのは何故?」と、突っ込まないで下さい)。

日本代表が、今日帰ってきた。
8年前のフランス大会で、期待されたFWがゴールを決めることができず、成田空港でミネラルウォーターをかけられたこともあり、それなりの厳戒態勢があったようだが、肩透かしだったようだ。
本来は、これからドイツ大会の総括がされ、次の南アフリカ大会出場のために何が必要なのか?ということが検証されなくてはいけないのだが、成田ではそんな雰囲気はなかったようだ。

それでも、変わり身の早いメディアの一部は、イロイロなことを言いはじめている。
でも、日本が4年間でブラジルやアルゼンチン、イングランドやポルトガル、エクアドルのようになれるはずもない。
体格差を幾ら言っても、100年くらいの時間をかけても同じにはならないだろうし、「狩猟民族と農耕民族」という「民族文化の違い」を言っても、日本のサッカー(だけではなく、日本のスポーツ全般)が、進化するとは思えない。
であれば、どのような方向を目指すのか?
やはり「日本オリジナル」なのではないだろうか?

日本企業が、世界で高く評価された一つには「日本オリジナル」という、独特の視点があった。
企業とスポーツは、同じではないが「日本人の体格やメンタリティーを考えた、チーム作り」があると思うし、良い意味での「武士道」等をもう一度見直していく必要があるように思う。
少なくとも、8年前のピッチにいた選手たちよりも「世界最高の舞台で、自分達のサッカーを出し切りたい」という気持ちが、感じられなかった試合だった。
「根性論」や「精神論」を言う気はない。
ただ、最近思うことは「日本オリジナル」という発想が、イロイロなところで見られなくなり、感じられないだけなのだ。

4年後のW杯への予選は、2年後に始まる。
おそらく、アジア出場枠は減るだろう。
それだけではなく、アジア予選ではオーストラリアなどのオセアニアも含まれることが、既に決まっている。
今回よりも、もっと厳しい予選が始まる前にある程度のチーム作りが要求されてもいるのだ。

イロイロなところから、社会を学ぶ

2006-06-23 22:23:40 | 徒然
「スポーツと愛国心」にコメントを下さったMaeketing馬鹿1代のlupinさん、ありがとうございました。
本当は、スポーツこそ一部の人にとって都合の良い「愛国心」に利用されず、楽しめることが大切ですよね。
渋谷で騒ぐ人たちは、スポーツを楽しむことが目的ではありませんから。
それにしても・・・川口は、参加32ヶ国中一番報われないGKでしたね。
普通、あそこまでのプレーをすれば、「勝点」というご褒美が、神様から贈られると思うのですが。
ちなみに、私も結構サッカー馬鹿です。
ひとりでスタジアムに行く、女子サッカー馬鹿というべきかな?

そして、かずさんありがとうございました。
「ニュルンベルグ裁判」というのは、第二次世界大戦後ナチに対して行われた「国際軍事裁判」ですね。
その後、バート・ランカスター主演で映画になった、という記憶があります(主役については、うろ覚え)。
ニュルンベルグという場所で裁判をしたのは、やはりナチ最大規模の党大会が行われたからでしょうね。あくまでも想像ですが。

かずさんの「ニュルンベルグ裁判」のコメントを読んで、フッと思ったことがある。
ニュルンベルグという街は、ナチ最大の党大会が行われ、戦後軍事裁判が行われた地だ。
今では平和そのもののドイツという国が辿ってきた、現代世界史から見るとその風景が違って見える。
今の日本の高校では、そんなことを熱心に教えてはいないだろう。
何故なら、大学受験に関係がないから。
でも、法学部などの試験問題には、このような問題を出して欲しい。
古代インド史だとか、日本史の鎌倉・室町の頃の試験問題を出しても、大学で学ぶために必要な基礎となるモノがあるのだろうか?
むしろ、「人権」や「政策」など、「過去と今、未来」をどう考えるのか?という総合的なモノの見方を受験で問うことのほうが、大切だと感じている。
そんなことを、疑問に思うのだ。
だからこそ、W杯ということをきっかけに、様々なことを学ぶきっかけとして欲しい、と感じる。

ところで、早朝行われた対ブラジル戦。
この時間になって「経験のある監督を希望」などという、コメントが聞かれるようになった。
でもこれって・・・ジーコがクラブチームの監督経験すらないことは、最初から分かっていたこと。
それを「神様・ジーコ」と持ち上げてきたのは、メディアではなかったのか?
「変わり身が早い」と言ってしまえば、それまでなのだが。





スポーツと愛国心

2006-06-22 18:52:01 | 徒然
先日のエントリ「変なナショナリズム」に、コメントを下さった久保田啓さん、ありがとうございました。

クロアチア戦後、渋谷で大騒ぎをしていた若い人たちについては「騒ぎたい」だけが目的だと思います。
W杯だろうが、WBCだろうが、関係ないと思います。
そこに、ナショナリズムといえるほどのモノがあるのか?といえば、疑問です。
ただ、十日町のクロアチア応援に抗議をした人たちの一部は、『日本人なら他国を応援するとは、何事か!』的な感じを受けました。
どうやら若い女性が多かったようですが、雰囲気に流されて「右へならへ」という感じが嫌なのです。

私が感じた「嫌な感じ」は、他の方にもあったようだ。
毎日新聞のWEBサイトにある「発信箱」に、理系白書ブログの元村記者が「愛国心」というテーマで書いている。
「アウシュビッツ」を知らない大学生というのは驚くが、大学受験で関係のない現代世界史などは、勉強していないのだろう。
だからだろうか?先日のクロアチア戦会場となったニュルンベルグという街についても、知らない「自称:日本代表ファン」が多かったのではないだろうか?
トラックバックを下さったマーケティング千日回峰行之記さんが指摘しているが、ナチ党最大の党大会が開かれた場所でもある。
この時の映像を撮ったのは、レニ・リーフェンシュタール。
ベルリンオリンピックの記録映画「オリンピア」も撮った、女性監督として知られている。
これらの映像は、その後ドイツ国内だけではなく周辺諸国の若者達が、ナチ党へと傾倒していくきっかけとなったともいわれている。 
ゲッペルスの演出も凄いモノがあり、今でもその手法を使う「あゆ」のライブなどは、ある種の「あゆ党」の党大会的要素を含んでいるのかも知れない。

スポーツは「愛国心」を煽るのに、便利なモノなのかも知れない。
今の日本では、「スポーツに乗じて、騒ぎたい」若者が殆どなのだと思う。
ただ、「騒ぎたい」雰囲気を利用して「自分達にとって都合の良い『愛国心』」を作ろうとしている人たちもいるような、嫌な雰囲気を感じ取る感覚も必要な気がする。

お断り-トラックバックについて-

2006-06-21 22:09:29 | アラカルト
ここ何日、頂くトラックバックの中にネットワークビジネスだとかアフェリエイト広告のブログなどが続いている。

大変申し訳ないのですが、拙ブログ自体ランキング上位にある訳でもありませんし、ネットワークビジネス=マルチ・レベル・マーケティング(または、マルチ商法)については、マーケターとしてビジネスとしてあってはいけないと考えている。
特に、マルチ商法=マルチ・レベル・マーケティングは、マーケティングという名を使っているが、まったく違うモノ。

マルチ商法=マルチ・レベル・マーケティングそのものは、「ネズミ講」という言葉に置き換えられるように、自分への上納金を吸い上げるために様々な手法を使いピラミッド型の組織を作るという、お金儲けの手段だ。
その結果、多くの場合ピラミッドの上にいる人間は、何もしなくても上納金が入ってくるが、それ以外の人間は、多くの商品などを買い入れ、場合によっては借金などまでして活動し、自分に上納金を入れてくれる人間を作っていく、というシステムだ。
友人関係や、家族関係すら壊してしまうのが、マルチ商法=マルチ・レベル・マーケティングなのだ。

また、アフェリエイトで儲けるために拙ブログにトラックバックされた方。
一見、NHKの番組紹介のようですが、その実まったく的違いのように感じます。
何もNHKが、テレビ東京で放映しているWBS内で紹介している「トレンドたまご(通称:トレたま)」のようなことをしなくても、良いのではないでしょうか?
それこそ、NHKが「公共放送」として、やる必要のない番組だと思います。
それを改めて紹介をし、アフェリエイト広告をされるのは勝手ですが、少なくとも拙ブログの考え方とは、大きくズレています。
このような場合、こちらの判断で削除させて頂きます。

このようなトラックバックは、トラックバック先のブログやエントリの趣旨を理解せずに、適当にタイトルを見てやっているということが、よく分かる。
ネットという便利なツールではあるが、やはりそこにはマナーというものがある。


「勝つに決まってるでしょ!」

2006-06-19 22:41:15 | CMウォッチ
KIRINが、日本代表のサポート企業だということは、サッカーを知らない人でも知っている事実だろう。
5月くらいからヘビーローテーションで、「勝ちT(シャツ)当たる」というCMを中心に、日本代表応援を盛り上げてきた。

その中で一番のCMは、サッカー解説者の松木安太郎氏の「勝つに決まってるでしょう!!」だろう。
昨夜も、この言葉を試合前に言って応援を盛り上げていた人たちが、いたのではないだろうか?
まぁ、昨日(日時としては今日)のエントリ「変なナショナリズム」という、雰囲気ではなく、その場の盛り上げキーワードとして使っている人のほうが多いだろう。

ところが・・・今夜ボンヤリテレビを見ていたら、新しいCMになっている。
「キャベツ編」らしいのだが、まだまだサッカー日本代表には試合が残っている。
それも対ブラジル戦という、本当に「勝つに決まっているでしょ」という、気合が必要な試合が。
KIRINさんが、諦めたという訳ではないとは思うのだが、タイミングが悪いような・・・。

「勝利の女神・・・」にコメントを下さったsadakun_dさん、ありがとうございました。スポーツ好きな皇族は、多いですね。
久子様と同じようにはできなくても、雅子妃もスポーツについて英文のエッセイなど、様々なスポーツ協会を通じて、書かれても良いように思います。
トラックバックを下さった「九州っ子」さん、ありがとうございました。
不安材料“てんこもり”な状態は、変わらずでしたね。
特に、ペナルティーエリア付近での勝負弱さと、後半の運動量が落ちるのは・・・。
「変なナショナリズム」にトラックバックくださった「マーケティング千日回峰行」の行者さん、ありがとうございます。
「ニュルンベルグ」という場所で、W杯が行われたことの意味は大きいかも知れません。
でもそんな現代世界史を知っている、若年世代がどれだけいるのか?
そしてナチ党大会の演出が今でも通用し、それに熱狂する人たちが数多くいるという事実の裏側に、ある種の怖さを感じます。