Yahooのトピックスに「LOVE BOAT」が民事再生法申請という、帝国データバンクの記事を取り上げている。
拙ブログに来られる男性諸氏の中で、「LOVE BOAT」と聞いて分る方がどれだけいらっしゃるのか分らない。
いわゆる「ティーンズ向けのファッションブランド」の一つで、数年前まではとても人気が高いブランドだった。
別名「109ファッションのブランド」と、呼ばれていたように記憶している。
残念ながら、私には「LOVE BOAT」を買うような子どもがいないので、実際どれだけの人気ブランドだったのかは知らない。
だが、百貨店などに入っているショップなどを見ると、本当に10代の女の子たちが集まる人気ショップだった。
年明けの「福袋」などでも、人気が高かったように思う。
倒産に至った経緯については、Yahooの記事(=帝国データバンクの記事)を読んでいただくとして、最近「むぅぅぅ~、それってどうよ?!」という、ファッションが目立つような気がしている。
その一例が「ペチパン」と呼ばれるモノ。
「ペチパン」というのは、下着の「ペチコート(=スカートの下に着ける)」と、ショートパンツを組み合わせたモノ。
イメージ的には、「フリフリのブルマー」という感じだろうか?
この「ペチパン」+素足というコーディネートになると、すれ違いざまに見るこちらの方が、チョッと恥ずかしく、目のやり場に困ってしまう。
大抵は、「ペチパン+レギンス」というコーディネートが多いようだが、それでも「ムゥゥゥ~、それって?」と首を傾げたくなるような場合が少なからずある。
特に、「ハレとケ」というか「TPO」がボーダレス化してきたコトもあり、先日定期健診で行った婦人科の待合室は、リゾートファッションの女性たちが何人もいた。
中には、私と同世代?と思われる女性もいて、考えさせられてしまった。
それが「×」だとは言えないが、やはり中年期を過ぎつつある私としては、「病院なんだから・・・」という気持ちがあるのも事実なのだ。
何より、安っぽさを感じてしまったのだ。
「ファッションは時代を映す鏡」といわれるが、とすれば今は「単なるボーダーレス化社会」というよりも、「メリハリの無い社会」と言えるかも知れないし、「自分(の気持ち)優先の社会」とも言えるのかも知れないし、「チープな感覚社会」とも言えるかも知れない。
「人の目よりも、自分の気持ち優先」というべきか?はたまた「次々と新しいモノへ乗り換える社会」と言うべきなのか?
ただ、今年の秋・冬の傾向は全体的に落ち着いた雰囲気のある「コンサバティブ」な印象がある。
もしかしたら、カジュアル一辺倒に対する揺り戻しが起きはじめているのかもしれない。
とすれば、10代のカジュアルブランドであった「LOVE BOAT」の倒産は、経営的な部分だけではなく、社会の雰囲気の変化の影響もあったのかもしれない。
拙ブログに来られる男性諸氏の中で、「LOVE BOAT」と聞いて分る方がどれだけいらっしゃるのか分らない。
いわゆる「ティーンズ向けのファッションブランド」の一つで、数年前まではとても人気が高いブランドだった。
別名「109ファッションのブランド」と、呼ばれていたように記憶している。
残念ながら、私には「LOVE BOAT」を買うような子どもがいないので、実際どれだけの人気ブランドだったのかは知らない。
だが、百貨店などに入っているショップなどを見ると、本当に10代の女の子たちが集まる人気ショップだった。
年明けの「福袋」などでも、人気が高かったように思う。
倒産に至った経緯については、Yahooの記事(=帝国データバンクの記事)を読んでいただくとして、最近「むぅぅぅ~、それってどうよ?!」という、ファッションが目立つような気がしている。
その一例が「ペチパン」と呼ばれるモノ。
「ペチパン」というのは、下着の「ペチコート(=スカートの下に着ける)」と、ショートパンツを組み合わせたモノ。
イメージ的には、「フリフリのブルマー」という感じだろうか?
この「ペチパン」+素足というコーディネートになると、すれ違いざまに見るこちらの方が、チョッと恥ずかしく、目のやり場に困ってしまう。
大抵は、「ペチパン+レギンス」というコーディネートが多いようだが、それでも「ムゥゥゥ~、それって?」と首を傾げたくなるような場合が少なからずある。
特に、「ハレとケ」というか「TPO」がボーダレス化してきたコトもあり、先日定期健診で行った婦人科の待合室は、リゾートファッションの女性たちが何人もいた。
中には、私と同世代?と思われる女性もいて、考えさせられてしまった。
それが「×」だとは言えないが、やはり中年期を過ぎつつある私としては、「病院なんだから・・・」という気持ちがあるのも事実なのだ。
何より、安っぽさを感じてしまったのだ。
「ファッションは時代を映す鏡」といわれるが、とすれば今は「単なるボーダーレス化社会」というよりも、「メリハリの無い社会」と言えるかも知れないし、「自分(の気持ち)優先の社会」とも言えるのかも知れないし、「チープな感覚社会」とも言えるかも知れない。
「人の目よりも、自分の気持ち優先」というべきか?はたまた「次々と新しいモノへ乗り換える社会」と言うべきなのか?
ただ、今年の秋・冬の傾向は全体的に落ち着いた雰囲気のある「コンサバティブ」な印象がある。
もしかしたら、カジュアル一辺倒に対する揺り戻しが起きはじめているのかもしれない。
とすれば、10代のカジュアルブランドであった「LOVE BOAT」の倒産は、経営的な部分だけではなく、社会の雰囲気の変化の影響もあったのかもしれない。