日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

美肌への第一歩-モデルとOLの違い-

2005-06-30 20:33:36 | ライフスタイル
本当にお久しぶりです、sabuさん。
「子育て」や「教育」についてのエントリーは、どうしても批判的というか評論家のような内容になってしまいがちで、反省はするのですが実経験がないので・・・でも、本当は大らかなものかも知れませんね。
私のように「頭でっかち」で、考えることが一番問題なのかも(反省)。

そして、千紫万紅のttkttさん、そんなに凄いモノじゃありません(大汗)。
そういう時代だったんですよ。
当時は、「音楽から世界を変える」みたいな雰囲気がありましたから。
Jレノンの「イマジン」のような世界を、信じていたんだと思います。

東海地方から西の地方では、「空梅雨」状態が続いています。
新潟や北陸などは、集中豪雨に見舞われ被災者が出ているのに・・・。
今日も、真夏の太陽がジリジリト照りつける1日でした。
女性の方は、「日焼け対策」はシッカリしていますか?
最近では、黒い日傘に黒いアームカバーを身につけている女性の姿が、一般的になりつつあります。
基本となる「美肌作り」はどうなのでしょうか?

昨日の毎日新聞に美肌を追求 会社員「化粧品」、モデル「熟睡」と言う記事があった。
元となるデータは、日本ケロッグの「働く女性の美肌と食生活調査」(注意!PDFファイル)である。
この調査内容を見ると、「朝食の摂取」や「普段はノーメイク」という、プロのモデルさんの「ライフスタイル」も見えてくる。
特に「普段はノーメイクで過ごす」というのは、意外な気がする。
食べるものについても、結構シッカリと食べつつ太らない努力など、「睡眠」だけではなくライフスタイルそのものも、参考になりそうだ。

年齢とともに化粧品購入額が増えるのは、致し方ないかもしれない。
育児や仕事に追われる働く女性にとっては、気になりつつも・・・頼れるのはスキンケア化粧品と言うことになるのだろう。
だって・・・「美肌有名人」として名前があがった女優さん達って、みなさん化粧品会社のCMに出演している人たちですもの。
それでも2位の桃井かおりさんは50代、黒木瞳さんは40代で3位というのは、立派ですね。

Musical Batonがまわってきた!

2005-06-29 19:23:29 | Weblog
時折、コメントやトラックバックをいただく千紫万紅のttkttさんから「Musical Baton」がまわってきた。
いくつかのブログで、見ていたときには「へ~、こんなもんがあるんだ・・・」程度だった。
所詮、地味な存在のブログなので他人事だと思っていたんです。
ttkttさんの期待に応えられるのか?不安ですが・・・。

ではこの「Musical baton」について説明及び、回答を。
解説:ミュージカルバトン【Musical Baton】
海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の 5 人を選びその人にバトンを渡す、というルールのようです。

【Q1】PCに入ってる音楽ファイルの容量は?
   お恥ずかしい話ですが、分かりません。
   そもそも、PCで音楽を聴くという習慣がありませんので、気にもしていませんでした。 

【Q2】いま聴いてる曲は?
   PCをしながら音楽を聴く習慣がないので、聴いている曲はないです。
   強いて言うなら「雨音」でしょうか?

【Q3】最後に購入したCDは?
   吉田美奈子「EXTREME BEAUTY」1995年の作品

【Q4】よく聴く、または特別思い入れのある曲を5つ
   ①カーペンターズの楽曲は、好きです。
    私の「英語の先生」でした。

   ②キャロル・キング「つづれおり(タペストリー)」
    アルバムそのものも、素晴らしい。
    タイトルソング「タペストリー」を聴くと・・・
    「人生、谷あり、山あり」だと納得します。
    それでも「私の人生は気高く、美しく、希望に溢れている」とう詞を読むたびに、元気になれます。

   ③ジャクソン・ブラウン「孤独なランナー」
    「そういう人生なんだ・・・」と自分で認めています。
    ブルース・スプリングスティーンではないところが「ミソ」です。

   ④シールス&クロフツ「この道は一度だけ」
    以前、エントリーした内容の通りです。
    毎年3月になると、「自分自身の『棚卸』」を考える時に、聴く楽曲です。

   ⑤60年代~80年代の洋楽全般
    私の青春でした・・・遠い目。
中学~社会人1年生まで、ラジオ日本がオンエアーしていた「全米TOP40」を、毎週聞いていました。
DJをされていた、音楽評論家の湯川れいこさんが、
  「音楽ライターになりたいなら、アーティストの経歴や影響を受けた音楽、ディスコグラフィー(参加ミュージシャンなども)を調べるのは当然。新譜を聴いた時何らかの変化を感じたら、その背景となることまでキチンと調べずに「知りませんでした」では、「プロ」とはいえない。なぜなら、アーティストが発信している「思い」をライターとして見落というのは恥ずかしいことだからです」
と番組中に話していたことが、今の私のベースになっているような気がします。
当時は、たかがPOPSといえども、背景になる社会的なことや宗教、そういったことまで勉強をして洋楽を聞いていました。

【Q5】バトンを渡す相手5人
   音楽好きそうな人が思い浮かびません・・・ゴメンナサイ。


違った視点で「金融」を観てみる

2005-06-27 19:38:53 | ビジネス
先日、起業家支援のNPOのセミナーに出席してきた。
その中で、とても興味深いお話があった。
それは「エコ貯金」という内容。

日本人の貯蓄好きは、有名。
株式などへの投資はリスクが高いということで、低金利時代といわれても「とりあえず、貯金」という感覚が強いようだ。
他に自分のお金を運用するとすれば、「国債に投資」だろうか?
ネット証券などにより、一般投資家が増え株式投資への興味も高まりつつあるようだが・・・。
投資の場合は、「どのような企業で、収益性や将来性に期待をして投資する」という、投資家自らが判断して、お金を運用することができる。
しかし、普通に銀行や郵便局に預貯金をしているお金が、どのように使われいるのか?ということになると、その情報を積極的に集めている人たちがどれだけいるのだろう?

その、「私たちが預貯金しているお金が、どのように使われているのか?」という視点からの切り口のお話が、「A SEEDの『エコ貯金』だった。
「A SEED」という、国際青年環境NGOが取り組んでいる、事業の一つ。

最近テレビCMで、銀行と消費者金融が一つのグループとして「お客様のサービス向上を目指します」という内容のモノを頻繁に見ることはないだろうか?
銀行に集められた、私たちのお金は企業に貸し出したり、投資をして利益を上げている。
その中には、いわゆる「消費者金融」も含まれている。
それが、今までは表立った関係ではなかったのだが、この春くらいからテレビCMなどで堂々と私たちの目にも分かるようなカタチで、見るようになるのである。

郵便貯金にしても、その多くは「国債」の購入や道路公団などの公共事業資金へと流れている。
「国債」と言っても、「日本国債」だけではなく、「外国国債」の購入に相当額あてられている。
その中心となっているのは、「アメリカ国債」なのである。
違った視点で観てみれば、郵便貯金がイラク戦争に使われている可能性もあると言うことになる。
ある意味、「違う視点で金融を観る」ということも、今の生活者には必要となってきているのかも知れない。

このような動きは、意外なところでも始まっている。
ミュージシャン坂本龍一さん、ミスチルの桜井和寿さん、プロデューサーの小林武史さんが立ち上げた「apバンク」だ。
あくまでもNPOと言うカタチで、環境ビジネスを立ち上げた起業家をサポートすることを主旨としている。
もちろん、地方銀行の「静岡銀行」のように、企業理念として「環境」を掲げているところもある。

ブランドは、お好き?-ボーナスシーズンを考える-

2005-06-26 19:00:06 | ライフスタイル
あけさとさん、連日のコメントありがとうございました。
テーマとなる「子育て」は、この稚拙なブログの中では収まりきらない問題ですね。
忘れたくないことは「寛容性」だと思います。
他者と自分との関係を、豊かにしていくことは「認め合う」ということからだと考えています。

朝日新聞の土曜版「be」に、「フロントランナー」という連載インタビューがある。
様々な分野の人たちのインタビューを読むことができ、週末の楽しみの一つとしている。
今回はシャネル日本法人社長 リシャール・コラスさんだった。

「シャネル」といえば、高級ブランドの代名詞となっているファッションブランド。
ご存知のとおり、ココ・シャネルが作ったブランドである。
しかし、ココ・シャネルが洋服のデザインを始めたのは「働く女性たちのための服」を作ることだった。
だからあえて、メンズ素材のツィードや下着として使われていたニット素材を使って、「着易い・動きやすい・エレガント」というスタイルを打ち出すようになったと言われている。
牛革をキルティングしたショルダーバックも、女性が身の回りのものを持ち歩くとき、軽く両手が使えるようにと考えられたデザイン。
決して、セレブな人たちがパーティーへお出かけするために作られた、ブランドではない。

しかし・・・今や、シャネルと言うブランドの商品を持つことのできる女性は、「一女子平社員」ではなく経済的にも時間的にも余裕のある「働かないマダム」である。
ところが、ここ日本では「一女子平社員」が、ボーナスシーズンになると「自分のご褒美」として、バックなどの小物を購入している。
実際、全世界での高級ファッションブランドの売上のうち6割以上は、日本だと言われている。
だからこそ、日本の市場は見逃せない。
東京の銀座や表参道、名古屋の栄といった大都市の目抜き通りに店舗を構えるのも当然なことなのだ。

では、何故ブランド品を購入するのだろう?
ブランドに対する信頼感、安心感だけだろうか?
ボーナスで購入するブランド品には「自分へのご褒美」という感覚を持っているのは、日本人特有の感覚なのだろうか?
むしろ「ブランド品を持つことで、その仲間入りをする」という感覚があるような気がしている。
と言うのも、いわゆる高級ファッションブランドの売上の殆どは、バックなどの小物で占められているのである。
本流の洋服ということになると、おそらくその他の国のほうが売上が多いのではないだろうか?

上を目指して頑張っている・頑張ってきた自分を、外見的に表現することができるのが、海外の高級ファッションブランドだという「ガンバリズムのご褒美」なのかも知れない。

ところで、このインタビューに掲載されているリシャール・コラスさんの休日の服装・・・これって「作務衣」なのでは?
ファッショントレンドは、「ジャパネスク」?

子供に何を求めているのか?

2005-06-25 19:06:52 | アラカルト
連日コメントを下さっている、あけさとさんからとても難しく、大切なコメントをいただいた。
「子育て」というテーマである。

マーケティングと言う仕事をしていると、その注目は「ひとりに5個のお財布」とか「セレブな子育てマーケット」ということに目が行きがちになりやすい。
その反面、この春には理・医系予備校の老舗だった「両国予備校」が閉鎖し、私立萩国際大学が民事再生法を申請したのは、つい先週のこと。
背景にあるのは「少子化」と言うことである。
10年以内に、高校全入学が可能になると言う。
しかし、有名私立学校への進学熱はドンドン低年齢化し、0歳児から独自の教育をする学校 が新設されるという。
まさに、多様な教育が「お金」があれば受けられるチャンスがあると言う訳である。
このようなことに関して、マーケターとしては「どうぞ、お好きに」というしかない。
忘れてはいけないのは、その背景にある「何か」を感じ・探ることである。

「少子化」が叫ばれて、10年以上経つ。
同時に「お受験熱」が上昇するのも、同じころだったような気がする。
それが進化し「セレブママの教育スタイル」として、30代女性を対象としたファッション雑誌に堂々と登場し、学生・OL時代同系列のファッション雑誌を読んで育った女性たちは、「贅沢な子育て」に憧れるようになる。
その究極が「お受験」であり「子供を自己分身化」させることのような気がする。
そして、それを経済・育児面で応援してくれる親世代もいる。
そんなことが「子育てのスタンダード」として、ファッション雑誌を飾っているのである。

社会の中には、そんな物心両面で支援を受けることが出来ない人たちが、イッパイいる。
むしろ「働くお母さん」の方が遥かに多いのだ。
「憧れと現実のギャップ」・・・それに対峙したとき、子育てにNoという女性がいてもおかしくはないだろう。

もう一つ考えられることは、「情報の過多と過少」ではないだろうか?
今から8年前、世間を震撼させた「酒鬼薔薇事件」があった。
当時14歳の中学生の残虐な犯罪。
その頃から、10代の残虐な犯罪がニュースを賑わすことが多くなった。
そのたびに「行動障害の傾向があった」とか「一件普通に見える家庭が持っている暗部」のようなことがメディアに取り上げられるようになる。
しかし「行動障害」や「学習障害」等をサポートしている学校や、支援機関の紹介などは殆どされることがない。
ネガティブな情報の過多と、問題解決をするための情報過少。
必要以上に「不安」を生活者に与えているのではないだろうか?

ファッション雑誌などに描かれる「セレブな子育て」が「普通のこと」であるように「煽られる未熟なママたち」、事件によってクローズアップされる「子育て環境の不安」それを、吐き出すことが出来ない・・・そんな社会の一面を観る必要があるような気がする。

その受け皿であってハズの、地域社会には様々ルールがある。
「煩わしい」「面倒臭い」というネガティブなことを言い訳にして「コミュニケーション」を拒絶していると言うことはないだろうか?
「社会の最小単位は家族」と言われるが、そこから少し足を伸ばすことで「ご近所」が発生し、もう少し足を伸ばすと「町内」と発展していく。
私たちが子供だった頃、学年が上がっていくにつにれその行動範囲と、交友関係が広がっていった・・・それと同じことを、大人もすることが第一歩なのでは?

「少子化」は、大人たちに「子供に何を求めているのか?」「どんな『未来への配当』(=次世代の社会)を求めるのか?」ということを、突きつけている問題なのかも知れない。

大人だから「癒されたい~」

2005-06-24 21:23:28 | トレンド
あけさとさん、コメントありがとうございました。
本当に、「子育てには難しい時代」ですね。
気になることは、「大人が大人になっていない」という感じがすることが多くなったことです。
どうなってしまうのでしょう?
そして、トラックバックをいただいた弥縫録さん、ありがとうございました。
人生そんなに簡単に「勝ち・負け」と分けれるものではないと思うのですが・・・。
この単純な感覚の大人が増えることに、危機感を持っています。

朝日新聞のWEB版にカメ形おもちゃで大人の「癒やし」 タカラが発売へと言う記事がUpされている。
ここ数年、雑誌などで「癒し」という言葉をよく目にする。
もちろん、雑誌などの活字媒体だけではなくテレビの番組などでも特集されたりしている。

そのような「癒し市場」は、拡大し続けているようだが昨年あたりから「癒しグッズ」と呼ばれる商品が、売れ始めているらしい。
寝具メーカー「ロフティー」が玩具メーカー「トミー」と共同開発し、販売している「ユメル」と言う商品は、世代を超えて人気だと言う。
人が一番「癒される時間」が「睡眠」であると考えると、「ロフティー」の試みは寝具メーカーとして当然なのかも知れない。
むしろ、「寝具メーカー」というよりも「癒し創造メーカー」なのかも知れない。

もちろん、このような玩具だけではなく、街のあちらこちらに「癒し」を提供している場所はある。
一番お手頃で、馴染みのあるのは「マッサージ」ではないだろうか?
それも、昔ながらの「鍼灸医院」というよりも「○○式マッサージ」と言われるものが、流行である。
一時期、若い女性の間で流行したのはインドの「アーユルベーダ」だった。
人によっては「スターバックス」や「タリーズ」といったチョッと洒落たカフェで、一息つくのが一番の癒しだと感じているかも知れない。
親しい友人や家族で過ごす時間が、一番の癒しとなっていると言う人もいるだろう。

現在「うつ病」等、精神的な病を持っている人たちが数多くいる。
だからこそ「癒し」の時間とグッズが必要なのだろう。


変わったのは誰?-子供と若者の意識調査-

2005-06-23 19:16:56 | アラカルト
「環境への配慮・・・」へコメントを下さったあけさとさん、ありがとうございました。
時折、お邪魔させていただいている「理系白書ブログ」から、来て頂き重ねてありがとうございます。
本当に「脱力系マーケター」なので、ハズシも多くって・・・(恥)。

毎日新聞に、変わった定点調査が出ていた。
特集WORLD:15万人の3歳児の定点観測 子供は変わらない、子育てが変わったと言う記事である。
佐藤弘道さんは、この春までNHKの「お母さんといっしょ」で、「体操のおにいさん」をしていた方。
そして、5月には「子供はぜんぜん、悪くない」というエッセイを出されている。
佐藤さんが「体操のおにいさん」として、12年間出逢ってきた子供たちは15万人にも上ると言う。
その中で、子供たちよりも親、特に母親の変化が大きいと言う。
「子育ては、母親」という日本の社会を、反映しているのだと思う。

このインタビューの最後にある「地域で子育て」という言葉を読んで思い出したことがある。
3年前、日韓W杯のベースキャンプボランティアをしていたときのこと。
業務を担当していた、メディアセンター近くに公共の集合住宅があった。
そこの子供たちは、同じ小学校に通う子供たちが一つの大きな屋根の下で、生活をしているような感覚なのだろうか?
上級生が下級生や幼稚園児の子供たちを連れて、よく遊びに来ていた。
上級生の子供たちは、自分達で遊びながらも自分の弟・妹のように下の子供たちを目配り・気配りしながらメディアセンターとなっている体育館の周辺や、体育館脇に臨時に設置されたサッカー遊具で日が暮れるまで遊んでいた。
度が過ぎて、泣くような子がいなかったわけではないが、親がとやかく言うということも無く「子供たちが作った社会的ルール」をみんなが守っていたような感じだった。
きっと、今求めれているのはこのような関係なのかも知れない。

そしてもう一つ。
財団法人社会経済生産性本部と社団法人日本経済青年協議会が共同で今年行った、「平成17年度新入社員 働く意識調査」という調査がある。
これは、新聞に「今年の新人2割が負け組」だったり「8割が勝ち組と意識」という見出しで紹介されていた、記事の元となっているデータである。
調査内容の詳細であるPDFファイルを読んでみると、決して「勝ち組・負け組」という単純な意識調査ではない、ということが分かる。
リストラの嵐に曝されている現状をシッカリと認識しつつ、夢や希望なども持っている。
「今どきの若者」と言う点では「プライベートと会社を区別したい」という意識の高さくらい。
それでも「急な仕事でデートを断らざる得ない状況が起きた時」は、「仕事を優先」と言う回答の方が多い。
それも、男性よりも女性のほうが多いのである。
「私と仕事、どっちが大切なの?」という言葉は、既に時代遅れなのかも知れない。

見た目も大事2

2005-06-22 19:59:30 | アラカルト
今日のスポーツ新聞では、「貴乃花親方が若い弟子達にまわしをつけて稽古をした」という記事が、掲載されていた。
記事の内容は「まぁ、親方なんだから当然なんじゃ~」と言う気がするのだが、それよりも気になったのは、掲載されている写真。

あばら骨がくっきりと見え「何処か悪いところでもあるんじゃない?」と思えるほど、痩せこけている。
それだけではなく、肌にもつやが無い。
何でも1年くらい掛けてダイエットに励んだ結果、170㎏くらいあった体重を90㎏台にまで落としたそうだ。
力士と言う仕事をやめたのだから、それなりの体型に戻る必要はあるとは思うのだが、1日1食ダイエットって・・・今日日、若い女の子でもやらないような方法。
今の主流は、「健康的に体脂肪を減らす」というダイエット。
もちろん「楽して、ダイエット」を目指す方も、いらっしゃいますが・・・。
そのせいでしょうかね?先週やたらとテレビに出演されている姿を拝見した時、顔中に広がっている発疹のようなものや、土色をした顔色が「不健康」と言っているような気がした。
あれでは「親方としての力強さ」は、感じられませんね。

そして、日韓首脳会議での席上で気になったことがあった。
韓国のノムヒョン大統領の顔色。
彼が、大統領選挙に出馬するに当たって、若々しい印象にするために整形美容手術をしたことは、有名。
韓国では「プチ整形なんて当たり前」といわれていますから、大統領がイメージアップのために整形美容手術をすることくらい、なんてことは無いと思いでしょう。
ところが・・・首脳会議だけではなく共同記者会見での席上での彼の顔色が・・・まるで「どうらん」を塗ったような感じ。
何処かノペっとした、厚塗り化粧のよう。
別に小泉首相の肩を持つつもりはありませんが、顔色と言った点では、遥かに自然だったように感じた。

顔で政治をするわけではないので、それほど気にするようなことではないかも知れない。
しかし、首相や大統領と言われる人は、その国を代表する人でもある。
特に諸外国へアピールするような場では、「その国の品位や品格を表すくらいの意識も必要」だと、感じている。

人にはそれぞれ社会的役割というモノがあり、その役割に似合った服装やアピール方法がある。
そういった意味で、「見た目も大事」と言いたい。

これから男性も「スパ・ビューティー」?

2005-06-21 22:31:58 | ライフスタイル
昨日のエントリーにコメントを下さった"フリー*プランナーというお仕事について"の日々の雑記帳のわきさん、ありがとうございました。
そして、ニュースの小箱 の紗綺さん、トラックバックありがとうございました。
だいぶ前のエントリー「鏡とにらめっこ」にトラックバックを下さった株☆子育て☆本☆車などさんありがとうございました。

だいぶ前に、「VOGUE NIPPON」のメーリング会員になっていると言うことをこのブログで書いたことがありました。
先週、チョッと面白そうな話題が来ましたのでご紹介します。
男性にとっては、気になる話題かも知れません?
最近、エステサロンで人気があるのが「スパ」といわれています。
これまでのエステと言う「美容」のサービス内容を拡充したような感じのようです。
そして、この「スパ」を男性向けにサービスするところが徐々に出来ているようなのです。
男性の場合は、「グルーミング」というニュアンスのほうが強いようですが。
そして、こちらは理容室(=床屋さん)が主体となってこのようなサービスをしているようです。
となれば・・・散髪から髭剃り、爪の手入れまでをしてくれるということになります。

だいぶ前から、男性の理容室離れが言われるようになっていました。
昔の床屋さんのイメージは「お洒落」とはかけ離れた感じだったことも確かでしょう。
それが、数年前から女性が「顔そり」に行くようになって、その様子が変化しはじめたようです。この「顔そり(産毛そり)」は、「古い角質を除去するので、美白とプル肌効果がある」といわれていました。
でも「床屋さんで顔そりって・・・」と、抵抗感があったのも確かです。
そこで、一部の理容室では「顔そり」を店頭のポップ広告としてアピールするようになり、女性がひとりでも入りやすいお店づくりを展開しはじめました。
その延長線として「メンズ向けのデイ・スパ」というサービスを始めるようになったようです。
もちろん、「メンズ向け」と言っても女性へのサービスも怠っていないようです。

「クール・ビズ」をよりカッコ良く着こなすために、彼女と一緒に「スパ」に通う男性も出現するようになるのでしょうか?

環境への配慮?それとも・・・

2005-06-20 19:25:46 | ライフスタイル
今日、いくつかの新聞で「ライトアップ」ならぬ、「ライトダウン」の記事が掲載されている。
以前から、不思議に思っていたのだがバブルの頃からやたらと「ライトアップ」する建物や観光地が増えたような気がする。
名古屋の場合、「デザイン博」(スッカリ忘却の彼方へと忘れ去られたであろう、大赤字+業者と行政癒着が表面化しただけの、よく分からない地方博)の頃から、ライトアップされる場所が増えた。
かといって、何か便利になったり豊かな気持ちになったのか?といえば決してそんなことは無く、むしろ近所の街灯が切れていることのほうが、こちらとしては気になるのである。
実は、このライトアップのために「星を見ること」が出来なくなっているらしい。
もちろん、都会では排気ガス等の影響もあるとは思うのだが、周囲が明るすぎて「星が見えない」という。
七夕の「織姫」と「彦星」、「天の川」と言うのは、プラネタリュウムの世界になっているらしい。
今回の件は、「環境への配慮」ということらしいが、「小学生の勉強のためにも満天に輝く星を見る機会を与える」という考え方は無いのだろうか?
それに、実施期間が短すぎる。
環境への配慮と言うのなら、複数年に渡って実施しなくては意味が無いのではないだろうか?

そして、北海道新聞ではサマータイムまず300団体 実験2年目スタート 札幌以外も参加と言う記事があった。
こちらは、経済的な思惑があるようだが、日本にサマータイムが根付くのだろうか?
確か、戦後一時期サマータイムを実施した期間があったようだが、不評のため止めたと聞いたことがある。
朝の涼しい時間帯に仕事を始めるのは、効率的かもしれないし「省エネ」にも繋がるかもしれない。
だからと言って、早く仕事を切り上げて、家族や友人達と一緒に過ごす時間が増えるのだろうか?
このような、議論はこれまでも限りなくされてきて「やっぱり、日本人には不向き」という話のほうが、多いのでは?
それよりも、炎天下陽炎揺らめくアスファルトの整備をしている人たちを見るたびに「シエスタ」の方が、日本人には必要なのではないか?という気がするのである。
真夏の電気消費量のピークは、午後1時から3時くらいと言われている。
その間、クーラーを切り、オフィスでもブラインドを下げ、窓を少し開けゆっくり休む方が「省エネ」にも繋がるだろうし、熱中症の予防にもなるのでは?

そういえば・・・最近の日本の建物は高層化にともない「軒」というモノが無くなっている。
「軒下には縁側」があることで、夏の強い日差しが部屋の中に差し込むことは無く、涼やかな風を部屋へ取り入れることが出来たのではないだろうか?
摩天楼のような建物は、経済的発展、近代化の象徴と言われたのはいつの頃だろう?
東京など都市部で盛んに進められている「スカイスクレーパー計画」というのは、時代遅れのライフスタイルの提案となっているのではないだろうか?

日本には日本人にあった暮らしのスタイルがあり、住居も街の佇まいもあるのでは?