イロイロあった1年が終わる。
夕方のテレビのニュースが、通常よりも短いのはそのあとの「大特番」があるためだろう。
でも、ニュースの放送時間枠が延長されるようなニュースがないことが、穏やかな大晦日で、しあわせなことなのかも知れない。
今年あったことを、徒然に思い浮かべてみる。
春にあったJR西日本の「列車脱線事故」では、「人事管理」と「成果主義」がクローズアップされた。
「安全」と「成果」という名の「儲け」と言うべきなのかも知れないが。
先日山形であった、JR東日本の「列車脱線事故」は、「自然の猛威」と「危機管理」が問題になりそうだ。
11月に起きた「耐震強度偽造問題」は、問題となる物件が日に日に増え続けている。
「プロフェッショナル」としての「性善説への疑問」、「経済設計」という名の「手抜き設計」、「金儲けのために売った良心」の代償は余りにも大きく、被害者の不安や疑念は大きくなるばかりだ。
経済に目を転じれば、今年始めにあった「ライブドアのニッポン放送株大量取得」に端を発した「ヒルズ族」(IT企業家とは、あえて言いません)のM&A。
村上ファンドや楽天までが話題を振り撒いた。
と同時に「会社は誰のものか?」、「企業価値を上げる」という言葉も、頻繁に聞かれることとなった。
今年話題を振り撒いた「ヒルズ族」といわれる人たちと、私自身が考える意味のギャップに、考えることもしばしばあった。
昨日の大納会では、バブル期以来の日経平均上昇で、1年を終えた。
背景にある「個人投資家」の姿は、「株式投資」が「資産運用のひとつ」として認知されはじめたということを意味しているのか?その検証は来年してみたい。
個人的なトコロでは、父の入院や母の老年性認知症の介護に始まり、自分の骨折(痛!!)。
余り良い1年ではなかった、のかも知れない。
視点を変えれば、母の認知症に付き合うことで「老いる姿」ということを実感し、「ボケ老人」という言葉は昔からあり、昔の社会は「老いる姿」を受け入れるような雰囲気があったのではないだろうか?とも感じている。
自分の怪我を含め、大変なことではあるけれど「できる範囲で、力を抜いて付き合う」ということや「初めて知る」コトを、大切にしたいとも感じた。
何よりも、このブログを始めて1年余り。
イロイロな方が、アクセスをしてくださり、コメントやトラックバックを下さったことに感謝したい。
自分の不勉強なところを、さりげなく教えて頂いたりすることが、なんと多かったことか!
ありがとうございました。
そして新しい年も、よろしくお願いします。
夕方のテレビのニュースが、通常よりも短いのはそのあとの「大特番」があるためだろう。
でも、ニュースの放送時間枠が延長されるようなニュースがないことが、穏やかな大晦日で、しあわせなことなのかも知れない。
今年あったことを、徒然に思い浮かべてみる。
春にあったJR西日本の「列車脱線事故」では、「人事管理」と「成果主義」がクローズアップされた。
「安全」と「成果」という名の「儲け」と言うべきなのかも知れないが。
先日山形であった、JR東日本の「列車脱線事故」は、「自然の猛威」と「危機管理」が問題になりそうだ。
11月に起きた「耐震強度偽造問題」は、問題となる物件が日に日に増え続けている。
「プロフェッショナル」としての「性善説への疑問」、「経済設計」という名の「手抜き設計」、「金儲けのために売った良心」の代償は余りにも大きく、被害者の不安や疑念は大きくなるばかりだ。
経済に目を転じれば、今年始めにあった「ライブドアのニッポン放送株大量取得」に端を発した「ヒルズ族」(IT企業家とは、あえて言いません)のM&A。
村上ファンドや楽天までが話題を振り撒いた。
と同時に「会社は誰のものか?」、「企業価値を上げる」という言葉も、頻繁に聞かれることとなった。
今年話題を振り撒いた「ヒルズ族」といわれる人たちと、私自身が考える意味のギャップに、考えることもしばしばあった。
昨日の大納会では、バブル期以来の日経平均上昇で、1年を終えた。
背景にある「個人投資家」の姿は、「株式投資」が「資産運用のひとつ」として認知されはじめたということを意味しているのか?その検証は来年してみたい。
個人的なトコロでは、父の入院や母の老年性認知症の介護に始まり、自分の骨折(痛!!)。
余り良い1年ではなかった、のかも知れない。
視点を変えれば、母の認知症に付き合うことで「老いる姿」ということを実感し、「ボケ老人」という言葉は昔からあり、昔の社会は「老いる姿」を受け入れるような雰囲気があったのではないだろうか?とも感じている。
自分の怪我を含め、大変なことではあるけれど「できる範囲で、力を抜いて付き合う」ということや「初めて知る」コトを、大切にしたいとも感じた。
何よりも、このブログを始めて1年余り。
イロイロな方が、アクセスをしてくださり、コメントやトラックバックを下さったことに感謝したい。
自分の不勉強なところを、さりげなく教えて頂いたりすることが、なんと多かったことか!
ありがとうございました。
そして新しい年も、よろしくお願いします。