「日本の翼・JAL」が、経営危機に瀕している。
今日、国交省が発表した「企業再生機構」の管理下に置き、再建するという案で、まとまりそうな感じだ(紹介記事は日経新聞)。
今回の日航再建策で、問題となった一つは「企業年金」についてだった。
JALを退職された方々への支払い年金額が一般企業の年金額に比べ高額で、それがJALの経営圧迫となっているというコトだ。
もちろん、それだけではない。
不採算路線の運行などの問題も大きい。
実は、この「高額な企業年金」という話を聞いた時、思ったことがある。
それは現役のときから高収入なのではないだろうか?というコトだ。
高収入の理由は、パイロットやキャビンアテンダントといった仕事は、特殊な仕事で危険を伴う、という考えがあってのことだ。
パイロットに関しては納得いくのだが、キャビンアテンダントとなると、どうなのだろう?
(最近では、女子アナにとって代わられた感もあるが)「女性の憧れの職業」と言われ、華やかなイメージが常にある。
当然、それに似合うだけのお給料を貰い、国際線搭乗勤務で海外滞在中には、次のフライトまでの予定日までを高級海外ブランド品の買い物やゴルフなどで過ごす、というライフスタイルなどが紹介された時もあった。
そんな優雅な生活というイメージも、キャビンアテンダントにはあった。
実際、キャビンアテンダントの年収を「年収ラボ」というサイトで、調べて見ると、一般企業の平均的女性の収入よりも相当高いことが分る。
キャビンアテンダントの年収
参考として、サラリーマンの年収は以下のとおり。
サラリーマンの平均年収
一般的女性とJALのキャビンアテンダントを、単純に比べることは出来ないとおもう。
しかし、同じ航空業界でライバルとなる「全日空」と比べると、やはり高給取りという感じがしてしまう。
データにあるように、JALのキャビンアテンダントの方が、年齢が高い傾向にあるとしても、その開きは大きすぎるように感じてしまう。
そのように考えると、JALの高額すぎる企業年金も当然のような気がするのだ。
JAL・OBの方からすれば「それだけ支払ってきたのだから、貰うのは当然」と、思われるかもしれないが、「官製航空会社」として、高額な給与を支払い過ぎて来た結果としての支払い年金だとも言えるのではないだろうか?
「企業再生」となれば、高額すぎる年金だけではなく、「リストラ策」の前に高額な給与も当然見直さなくては意味がないのでは?
今日、国交省が発表した「企業再生機構」の管理下に置き、再建するという案で、まとまりそうな感じだ(紹介記事は日経新聞)。
今回の日航再建策で、問題となった一つは「企業年金」についてだった。
JALを退職された方々への支払い年金額が一般企業の年金額に比べ高額で、それがJALの経営圧迫となっているというコトだ。
もちろん、それだけではない。
不採算路線の運行などの問題も大きい。
実は、この「高額な企業年金」という話を聞いた時、思ったことがある。
それは現役のときから高収入なのではないだろうか?というコトだ。
高収入の理由は、パイロットやキャビンアテンダントといった仕事は、特殊な仕事で危険を伴う、という考えがあってのことだ。
パイロットに関しては納得いくのだが、キャビンアテンダントとなると、どうなのだろう?
(最近では、女子アナにとって代わられた感もあるが)「女性の憧れの職業」と言われ、華やかなイメージが常にある。
当然、それに似合うだけのお給料を貰い、国際線搭乗勤務で海外滞在中には、次のフライトまでの予定日までを高級海外ブランド品の買い物やゴルフなどで過ごす、というライフスタイルなどが紹介された時もあった。
そんな優雅な生活というイメージも、キャビンアテンダントにはあった。
実際、キャビンアテンダントの年収を「年収ラボ」というサイトで、調べて見ると、一般企業の平均的女性の収入よりも相当高いことが分る。
キャビンアテンダントの年収
参考として、サラリーマンの年収は以下のとおり。
サラリーマンの平均年収
一般的女性とJALのキャビンアテンダントを、単純に比べることは出来ないとおもう。
しかし、同じ航空業界でライバルとなる「全日空」と比べると、やはり高給取りという感じがしてしまう。
データにあるように、JALのキャビンアテンダントの方が、年齢が高い傾向にあるとしても、その開きは大きすぎるように感じてしまう。
そのように考えると、JALの高額すぎる企業年金も当然のような気がするのだ。
JAL・OBの方からすれば「それだけ支払ってきたのだから、貰うのは当然」と、思われるかもしれないが、「官製航空会社」として、高額な給与を支払い過ぎて来た結果としての支払い年金だとも言えるのではないだろうか?
「企業再生」となれば、高額すぎる年金だけではなく、「リストラ策」の前に高額な給与も当然見直さなくては意味がないのでは?