久しぶりに「晴れた!」という朝だ。
もちろん、あの集中豪雨のときにも時折晴れ間は覗いてはいたのだが、空を見上げるといつも雨雲がどこかにあった。
そんな雨雲がどこかへ行ったような、青空が朝から広がっている。
昨夜から今朝にかけてのニュースをネットで見てみると・・・やはり、世界は激しく動いている。
Yahooのトピックスには、時事通信からのニュースとして「トヨタ、マスメディア広告費3割削減」という記事がUpされている。
他社も、追従する動きがあるようだ。
テレビCMウォッチングを半ば趣味としている私としては、「ハァ~、そうですか」という程度で、実際トヨタのCMはそれほど興味を引かれる内容が余りない。
「オヤ、オヤ、オヤ!!」と目を引くというより、クルマのCMとしては超がつくほどスタンダード。
さすが「ファミリーカーのトヨタ」というだけあって、テレビ番組に「でしゃばらないCM」という気がしていた。
しかし、テレビ局側としては大きな痛手だろう。
それでなくとも、昨今の「テレビ離れ」で視聴率は低迷し、広告収入も減っているのだ。
テレビ局各社にとって、最大のクライアントといっても良いほどのトヨタが、3割削減というのでは、ますますテレビ局として厳しい経営を強いられることになるからだ。
トヨタはここ10年ほどの間で、「団塊の世代を対象」にした番組や「環境番組」などを提供するようになり、同時に番組にあわせた車種のCMを番組内で頻繁に流すようになったのだが、それ以前は、「各社提供」というカタチでのCMを流すコトが多かった。
すなわち「各社提供番組」の本数が、非常に多かったのだ。
そしてこの「各社提供番組」の本数が減ることが、テレビ局にとっては大問題なのだ。
単独番組提供の場合は、番組そのものの打ち切りとなるため、ある程度の人気番組や企業イメージ(Up)を兼ねた番組を手放すコトは、企業そのもののイメージダウンを招きかねないからだ。
それに比べ「各社提供番組」の場合、本数が減るだけで企業イメージなどにはさほど影響はなく、経費削減効果が高いからだ。
もちろん、広告制作をしている広告代理店にとっても、大打撃だとは思うのだが、「マスメディアの広告費を削減」するだけであって、WEB広告を減らすと言っているわけではない。
もしかしたら、トヨタとしてはマスメディア広告を減らし、WEB広告を増やす気なのかも知れないのだ。
特に日本のWEB広告は評価も高いし、日本市場だけではなく全世界の市場を対象とした、直接的な広告として期待できるからだ。
そして今回のトヨタの動きが、日本のマスメディア広告の分岐点となるかもしれない=企業の新しい世界市場を睨んだWEB広告の始まりとなる可能性もあるような気がしている。
ただ・・・今年カンヌ国際広告際で高い評価を受けた、「ユニクロ」や「ソニー」のようなモノが発信できるかどうかは、別の話なのだが。
もちろん、あの集中豪雨のときにも時折晴れ間は覗いてはいたのだが、空を見上げるといつも雨雲がどこかにあった。
そんな雨雲がどこかへ行ったような、青空が朝から広がっている。
昨夜から今朝にかけてのニュースをネットで見てみると・・・やはり、世界は激しく動いている。
Yahooのトピックスには、時事通信からのニュースとして「トヨタ、マスメディア広告費3割削減」という記事がUpされている。
他社も、追従する動きがあるようだ。
テレビCMウォッチングを半ば趣味としている私としては、「ハァ~、そうですか」という程度で、実際トヨタのCMはそれほど興味を引かれる内容が余りない。
「オヤ、オヤ、オヤ!!」と目を引くというより、クルマのCMとしては超がつくほどスタンダード。
さすが「ファミリーカーのトヨタ」というだけあって、テレビ番組に「でしゃばらないCM」という気がしていた。
しかし、テレビ局側としては大きな痛手だろう。
それでなくとも、昨今の「テレビ離れ」で視聴率は低迷し、広告収入も減っているのだ。
テレビ局各社にとって、最大のクライアントといっても良いほどのトヨタが、3割削減というのでは、ますますテレビ局として厳しい経営を強いられることになるからだ。
トヨタはここ10年ほどの間で、「団塊の世代を対象」にした番組や「環境番組」などを提供するようになり、同時に番組にあわせた車種のCMを番組内で頻繁に流すようになったのだが、それ以前は、「各社提供」というカタチでのCMを流すコトが多かった。
すなわち「各社提供番組」の本数が、非常に多かったのだ。
そしてこの「各社提供番組」の本数が減ることが、テレビ局にとっては大問題なのだ。
単独番組提供の場合は、番組そのものの打ち切りとなるため、ある程度の人気番組や企業イメージ(Up)を兼ねた番組を手放すコトは、企業そのもののイメージダウンを招きかねないからだ。
それに比べ「各社提供番組」の場合、本数が減るだけで企業イメージなどにはさほど影響はなく、経費削減効果が高いからだ。
もちろん、広告制作をしている広告代理店にとっても、大打撃だとは思うのだが、「マスメディアの広告費を削減」するだけであって、WEB広告を減らすと言っているわけではない。
もしかしたら、トヨタとしてはマスメディア広告を減らし、WEB広告を増やす気なのかも知れないのだ。
特に日本のWEB広告は評価も高いし、日本市場だけではなく全世界の市場を対象とした、直接的な広告として期待できるからだ。
そして今回のトヨタの動きが、日本のマスメディア広告の分岐点となるかもしれない=企業の新しい世界市場を睨んだWEB広告の始まりとなる可能性もあるような気がしている。
ただ・・・今年カンヌ国際広告際で高い評価を受けた、「ユニクロ」や「ソニー」のようなモノが発信できるかどうかは、別の話なのだが。