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時にはカブトムシやクワガタムシの仲間に出会うことがありますが、タマムシにはどうしても出会うことが出来ないでいます。
タマムシは日本でもっとも美しい甲虫とされ、その美しい緑色の金属光沢は法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾としても使われているという。
そんなタマムシに美しさで双璧をなす綺麗な昆虫といえばハンミョウで、赤・青・緑・白の輝きの色彩の美しさと脚の長いスタイルの美しい甲虫です。
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極端な表現をするならば「曜変天目茶碗」のような美しさを兼ね備えた昆虫とも言えそうなハンミョウは、実は身近な昆虫だったりするのが面白い。
ハンミョウは、突然地面から飛んで数m先の地面に再びとまるので、「道教え(みちおしえ)」と呼ばれることがありますが、まるで自分の存在を教えてくれるかのようです。
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ハンミョウはその美しい背中の模様とは打って変わって、顔には大きな複眼と鋭い大顎を持ち、敏捷に他の昆虫を捕らえて食べるといいます。
その辺りは植物食のタマムシとは違いがあり、同じコウチュウ目でも科が違うと別種の生き物になります。
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こちらがジッとしているとハンミョウも動かないので、じっと眺めていると急に目の前の蟻か何かの小さな虫を捕食しました。
ミチオシエの時に飛ぶ以外は動きの少ない虫ですが、捕食のスピードの速さは一瞬のことでしたので少し驚きました。
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今シーズン最初で最後になると思いますので、もう一枚ハンミョウです。
綺麗な甲虫ですのでミチオシエをしてくれた時には目を凝らして探してみましょう!
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ところで、悩ましい甲虫にも出会ってしまいました。
チラッと見た時はカブトの♀かと最初は思いましたが、よく見ると違う。
サイズは2~3センチくらいあり、見たことのない虫です。
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図鑑で見ると、ユミアシゴミムシダマシのようにも思えます。
前脚がやや湾曲して弓のように見えることからユミアシではないかと思いました。
イメージとしてはコガメムシサイズではなく、カブトムシサイズの甲虫でしたので興味深く、しばらく様子を見ていました。
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