谷汲山華厳寺の境内には多くの寺院がありますが、「塔頭(たっちゅう)の明王院」へも参拝してきました。
塔頭(たっちゅう)というのは“寺院のなかにある個別の坊で寺院を護持している僧侶や家族が住む”と一般にはされているそうです。
この明王院でも御朱印がいただけるのですが、明王院も本堂と同様に3つで1組の御朱印となっていました。
どちらかというと、神社でいただく御朱印よりお寺さんでいただく御朱印の方が達筆のものが多いですね。
御朱印は、「阿弥陀如来」・「毘沙門天」・「弁財天」と仏さんや仏教の神様の名が書かれていますが、社殿はお稲荷さんになっているのが不思議です。
ここは豊川稲荷の分院だそうで入り口の左右には狛狐が祀られているのですが、明王院の御朱印はここで書いてもらいました。
さて、明王院の中では「花祭り」(灌仏会)という仏教行事が開催されていて、甘茶をいただくことが出来ました。
甘茶はかすかに甘味のあるお茶で初めて飲んだのですが、世話をされていた方に“このお茶は売られているのですか?”聞いてみると、仏教行事に必要なため特別に栽培してもらっているお茶で一般には手に入らないとのことでした。
灌仏会(かんぶつえ)は釈迦の誕生を祝う仏教行事とされていて、お釈迦さんの像に甘茶を3回かけて誕生を祝う行事ですが、現在でも花祭りをされているお寺は多いようですね。
ところで恥ずかしい話ですが、甘茶を飲んでいる時にうっかりカメラを落としそうになった拍子に飲みかけの甘茶を自分にかけてしまったのです。すかさず家内より“あんたがお釈迦様になってどないするんの!”とつっこまれる。
周囲におられた方が笑いを噛み殺しておられる様子が分かるのが恥ずかしいよ。
西国33所巡礼が終わった方が最後にお参りする万願寺というお寺も不思議なお寺でした。
あちこちにタヌキの石像が置かれているのです。
面白いのは「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿(さんざる)ならぬ、「見たぬき、聞かたぬき、言わたぬき」の石像です。
他にもたくさんの石狸が置かれていましたが、なんでこんなにたくさんの狸さんが祀られているのでしょうね。
境内の帰路でいくつか変わった石仏を見つけました。
由来はあるのでしょうけど何なのかは分らない石仏ですが、モデルがいて逸話があるんだと思います。
境内や参道で巡礼衣装の方を何度も見かけましたし、本堂横には満願を終えた巡礼者が使用した笈摺(おいづる)を奉納する笈摺堂がありました。
笈摺(おいづる)とは巡礼に使用する白衣や笠で、数多くの笈摺が奉納されていましたから、やはりこのお寺は西国33所巡礼の終点ということになりますね。
塔頭(たっちゅう)というのは“寺院のなかにある個別の坊で寺院を護持している僧侶や家族が住む”と一般にはされているそうです。
この明王院でも御朱印がいただけるのですが、明王院も本堂と同様に3つで1組の御朱印となっていました。
どちらかというと、神社でいただく御朱印よりお寺さんでいただく御朱印の方が達筆のものが多いですね。
御朱印は、「阿弥陀如来」・「毘沙門天」・「弁財天」と仏さんや仏教の神様の名が書かれていますが、社殿はお稲荷さんになっているのが不思議です。
ここは豊川稲荷の分院だそうで入り口の左右には狛狐が祀られているのですが、明王院の御朱印はここで書いてもらいました。
さて、明王院の中では「花祭り」(灌仏会)という仏教行事が開催されていて、甘茶をいただくことが出来ました。
甘茶はかすかに甘味のあるお茶で初めて飲んだのですが、世話をされていた方に“このお茶は売られているのですか?”聞いてみると、仏教行事に必要なため特別に栽培してもらっているお茶で一般には手に入らないとのことでした。
灌仏会(かんぶつえ)は釈迦の誕生を祝う仏教行事とされていて、お釈迦さんの像に甘茶を3回かけて誕生を祝う行事ですが、現在でも花祭りをされているお寺は多いようですね。
ところで恥ずかしい話ですが、甘茶を飲んでいる時にうっかりカメラを落としそうになった拍子に飲みかけの甘茶を自分にかけてしまったのです。すかさず家内より“あんたがお釈迦様になってどないするんの!”とつっこまれる。
周囲におられた方が笑いを噛み殺しておられる様子が分かるのが恥ずかしいよ。
西国33所巡礼が終わった方が最後にお参りする万願寺というお寺も不思議なお寺でした。
あちこちにタヌキの石像が置かれているのです。
面白いのは「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿(さんざる)ならぬ、「見たぬき、聞かたぬき、言わたぬき」の石像です。
他にもたくさんの石狸が置かれていましたが、なんでこんなにたくさんの狸さんが祀られているのでしょうね。
境内の帰路でいくつか変わった石仏を見つけました。
由来はあるのでしょうけど何なのかは分らない石仏ですが、モデルがいて逸話があるんだと思います。
境内や参道で巡礼衣装の方を何度も見かけましたし、本堂横には満願を終えた巡礼者が使用した笈摺(おいづる)を奉納する笈摺堂がありました。
笈摺(おいづる)とは巡礼に使用する白衣や笠で、数多くの笈摺が奉納されていましたから、やはりこのお寺は西国33所巡礼の終点ということになりますね。